11月に出張で行ったベルギー・ブリュッセルの紹介の続きです。
今回のテーマは、日本のみならず世界中で模倣品を目にすることがある『小便小僧』です。
観光スポットとしてまず抑える「小便小僧」
小便小僧は、ベルギー・ブリュッセルのど真ん中に鎮座しているものの、そのショボさから世界三大ガッカリの一つとしても有名です。
1619年にフラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワに作られたオリジナルは、1960年代に紛失し、今設置してある像はレプリカというのもガッカリに拍車をかけています。
しかし、ガッカリすると分かっていても行かずにはいられない…。観光客の悲しい性ですね。
ちなみに小便小僧から少し離れたところに、「小便少女」という像もあります。小便小僧に比べるとこちらは全く知名度がありません。
しかし、小便少女という怪しげな響き…。行かずにはいられない、男の悲しい性ですね。
小便少女までのアクセス
というわけで、行ってまいりました!まず、小便小僧と小便少女の位置はこの通りです。
どちらもグランプラス広場から徒歩3分(300m)くらいのところにあります。小便小僧は通りの角に位置しており、小便少女は小道の奥に鎮座しています。
小便小僧は服を着る日と裸の日がある
まずは本家・小便小僧からです。
グラン・プラス広場周辺から小便小僧にかけては土産物屋が立ち並び、観光客を始め人が多いです。肝心の像の前にはだいたい人だかりが出来ているのでわかりやすいです。
この小便小僧は生意気にも、おしゃれなチェックのジャケットを着ています。小便小僧は日によって着衣の日と全裸の日があります。腰を突き出す角度が、なんとなく腹立ちますね。
小便小僧の周りには、小便小僧を模したチョコレートや置物などが立ち並んでいます。
小便少女は人気のない道の檻の中に…
一方で、小便少女はというとかなり狭い路地の奥に位置しています。GoogleMapがなかったら正直行ける気がしません。写真のように、昼なのに人通りも少なく、観光客も見られません。
本当にあるのだろうかと恐る恐る歩いていくと、いました。
思った以上に過激な姿勢でした。同じ像にも関わらず、小便小僧とはここまで生々しさに違いが出るのかと唖然としました。一人で撮影するのはかなり勇気がいります。
小便小僧も周りを柵で囲まれていますが、小便少女は完全に赤い鉄格子のなかに閉じ込められています。しかし少女は小僧と比べ、どことなく嬉しそうな表情をしています。放尿を見られることに快感を覚えるド変態なのでしょうか。
まとめ
さすがに世界三大ガッカリの一つと言われるだけあって、小便小僧は大したことありませんでした。なんでも、イベントで水の代わりにビールが出て、それが振舞われることもあるそうですが…。
一方で、小便少女のリアルさとそのインパクトたるや、かなり衝撃的でした。同じように小便をしているだけなのに…。少女の放尿姿は世間には受け入れ難いものだと、改めて思いました。