バンダルランプン観光記。ジャカルタから飛行機で40分、スマトラ島最南端の街でツーリング!

SPGプラチナを目指して、ダブルカウントプロモ期間終了間近。追い込み宿泊でふたたびスマトラ島ランプンを訪れました。

前回はホテルステイで終わりましたが、今回はランプン市内を観光してみようと思います。

ランプンへのフライトは片道40分、2500円から!

バンダルランプンへはジャカルタから飛行機で約40分です。中部ジャワのスマランやバンドンと並んで、ジャカルタからは最短航路です。およそ200kmなので、東京ー名古屋くらいの感覚でしょうか。

おかげで飛行機も、直前でもかなり安く取ることが出来ます。片道料金で、ライオンエアーでは最安で300,000ルピア(約2,500円)程度からあり、ガルーダ航空でも500,000程度です。今回は往路スリウィジャヤ航空、復路ライオンエアーで予約し、650,000ルピア(5,000円)でした。

スリウィジャヤはターミナル2から出発します。ターミナルは2018年5月現在はまだ国際線と国内線が共用であり、国内線はSri Wijayaのほかエアアジアとナムエアーが飛んでいます。最近頻繁にターミナル2国内線エリアのレイアウト変更が行われており、実は今回初めてここにラウンジがあることを知りました。

しかもプライオリティパス利用で入ることのできるラウンジがあるのです!その名もサファイアラウンジ(Saphire Lounge)。フードやシャワーエリアもあります。PPを使わない場合、150,000ルピアで入室できます。

入った当初は空いており、フードとドリンクを取ってゆっくり出発までの時間を過ごそうと思っていたら・・・

ハッジ(巡礼)集団に遭遇です。一気にラウンジが過密状態になります。国内線利用ということは巡礼からの帰りですかね。とてもゆっくりできる雰囲気でもなかったのですぐ出てしまいました。

シェラトン・ランプンでのんびりプールライフ

ランプンで宿泊したのは引き続きシェラトン・ランプン・ホテル。SPG滞在稼ぎ目的ですね。

ランプンはのんびりした雰囲気の町で、空が澄んでいるプールサイドでゆっくりするには最適な町だと思います。しかしこのホテルはいつまで経っても工事が終わりませんね…。

ローカル屋台でシーフード

さて、この日の夕食は現地で知り合った女の子(Niaちゃん・仮名)に案内してもらいます。筆者はTinderを使って事前に当地の女の子とコンタクトを取り、地元の美味しい店やスポットを案内してもらうことを、一つ旅の楽しみにしています。

当初はTrip Advisorでも上位に紹介されていた店に行こうとしていたのですが、そこは高いわりに美味しくないと言われました。そして「私のおすすめのシーフードがあるからそこに行こう!」と誘われ訪れたのが、こちら。

がっつりローカル屋台ですね。日本人同士ならまず来ることはなさそうです。でもこういうとこに来るのがまさに旅の醍醐味!

注文したのはイカ、焼き魚(Ikan Bakar)、エビと野菜の炒めにご飯です。ローカライズされているのでかなり辛く、暑さもあって汗だくになりながら食べましたが、濃い味付けと白ご飯の組み合わせが絶妙にマッチしており、食欲が進みます。

トータルで150,000ルピア程度と屋台としては少し高いかなとも思いましたが、十分に満足できます。ただ値段表示がない(時価?)ので、日本人だけで行くのではなく、誰か地元の人と一緒に行ったほうが良いかもしれません。

朝食はMie LampungのMie Ayam

翌日もNiaちゃんにランプンの町を案内してもらいます。

「ホテルでの朝食は控えめにしてね、美味しいお店に連れて行ってあげるから♡」と言われ、シェラトンの朝食ビュッフェもほどほどに訪れたのはMie Ayam(ミーアヤム)のお店「Mie Lampung Ⅱ」。午前中に行かないと売り切れ御免の人気店のため、朝10時頃に訪れます。店はすでに満杯で、少し待ってから入りました。

注文したのは当然ミーアヤム。一杯35,000ルピアと少し高めでした。麺がモチモチしていて、さっぱりした味わいが特徴でした。なお筆者は汁を麺の器にぶっかけて食べる派です。

お土産はバナナチップス

腹ごしらえを済ませ、次はお土産購入です。

ランプンはバナナチップス(Keripik Pisang Kepok)が有名です。バナナチップスと言っても、オリジナルもあれば味付けしてあるものもあります。コーヒー味のバナナチップスや、辛みのあるバナナチップスなど様々です。ドリアン味のバナナチップスなどもあります。「バナナチップスとは・・・?」と考えさせられますね。だいたい一袋10,000~15,000ルピア程度です。

思いのほか綺麗なMutun Beach

ランプンは実は綺麗なビーチが広がっています。町の中心部から離れ、南に行くほど綺麗な海があるそうです。Niaちゃん曰く、ビーチや離れ島でバカンスをするのがランプンっ子の休日の過ごし方だそうです。

今回は中心部から一番近いビーチ、Mutun Beachを訪れました。シェラトン・ランプンからはバイクで45分程度です。

正直ジャカルタの海のひどさ、汚さを知っているので、ランプンの海にもそこまで期待はしていませんでした。が、いざ訪れてみると思った以上に綺麗な砂浜と海が広がっています。外国人は全くおらず、地元のランプンっ子がのんびりビーチで過ごしていました。

Pulau Tangkilをボートで一周

Mutun Beachの向かいにはPula Tangkilという小島があります。こちらにもビーチがあり、こちらのほうが海が綺麗らしいので、ボートで渡る人も多くいます。

Niaちゃんはランプンっ子なのに泳げないとのことだったので、海に入るのはやめボートで島を一周してもらうことにしました。Mutun Beachから出て島を一周して戻ってくるのに約30分程度です。ボート貸し切りで100,000ルピアでした。

ビーチから見た海は綺麗に見えましたが、少し沖まで行くと実はそこまで綺麗でもなかったりします。といっても泳ぐことに問題はないでしょうけど。シュノーケリングとかはもう少し南のもっと綺麗な海のほうが良いかもしれません。

ちなみにでっかいクラゲがうようよしているので、泳ぐのも正直どうかと思います…。

島のほうにもビーチがあります。インスタ映えしそうなビーチですね!

ランプン湾が一望できる展望台

さて、実は今回ビーチまで行くのはバイクを利用しました。Niaちゃんのバイク、N-Maxです。割と大型なので二人乗りもしやすくパワーもある良いバイクですよね!

Niaちゃんが運転してくれると思いきや、「あなた重いでしょ?あなたを後ろに乗せて運転する自信ないから、あなた運転して」と。

Oh, Majika…

免許は取っていたとはいえ、インドネシアでバイクを運転するのは初めてです。しかも乗りなれないスクーター。

最初は恐る恐る運転していたものの、慣れてからはビーチまで向かうツーリングが楽しくなってきました!やっぱバイクはいいですね!天気もいいですし!

そんなこんなでMutun Beachを後にし、今度はランプン湾を一望できる山の展望台へ行こうという話になりました。展望台がどんなものか知らないけど、とりあえず行ってみるか!

そして山への入り口。

やばい、道、やばい。

舗装なんかされてないよ。

日本じゃ考えられないくらいの悪路、窪みを華麗にかわしながら山を登ること15分。展望台に到着です。こんな山奥の頂上に、意外と立派な施設!

そして景色も抜群!青い空、青い海、緑の山々!どことなく日本の田舎を思い起こさせるような景色です。

帰りも悪路を降りて、ホテルへ帰着。トータル4~5時間のツーリングでしたが、天気も良く久々にバイクに乗れて大満足でした!

Lion Airで3時間55分遅延

そんな大満足気分も、帰りの飛行機で霧散します。ええ、夕方のライオンエアーを取ってしまった私のミスですね。

自分の搭乗時刻になって、前の便の乗客にディレイで水と食べ物配られた時の絶望感よ。わたしの便はいつくるの?#ライオンエアー

— ダリマナ (@darimana_id) 2018年4月29日

2時間遅延して配られた衝撃のグルーポン弁当。食べかけじゃないですよ?弁当開けたらこの状態だったんですよ?おかずカスカス過ぎる・・・。

ちなみにインドネシアの法律では、遅延時間ごとに航空会社から支給されるものが決まっています。2時間を超えると上記のように弁当が支給されます。4時間を超えると300,000ルピアが支給され、フライトキャンセルだと振り替えか返金になります。

だいたい航空会社が300,000ルピアを支給することはありません。なぜならその費用を嫌って、4時間を超えそうな場合はその前にフライトキャンセルするからです。客側からすると、4時間超えて300,000ルピアもらわなくてもいいから、はよ帰らせてくれっていう気持ちなんですけどね。

遅延が4時間に近づくにつれフライトキャンセルの恐怖に怯えることになります。今回はぎりぎり3時間55分遅延で出発することになりました。良かったのやら良くなかったのやら…。

しかしライオンエアーは遅延が本当にひどいですね!

もう乗らないと思いつつ、レバラン休暇でバリに行く飛行機をライオンエアーで予約してしまった…。