先日、仕事でベルギーを訪れる機会がありました。仕事自体はすぐ済んだので、残りの時間はせっかくなので観光に。滞在は1泊2日、24時間程度でしたがいくつか訪れたスポットを紹介していきます。
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EUの窓口ブリュッセル国際空港
羽田からANAの深夜便でフランクフルトに行き、そこからルフトハンザ(LH)に乗り換えて1時間ほどでブリュッセルに到着です。アメリカは行き慣れていますが、ヨーロッパは初めての訪問だったので、機内でしっかり寝たにも関わらず見事に時差ボケにはまりました。
EU圏内での乗り継ぎはシェンゲン協定というものがあり、シェンゲン協定外から到着した最初の空港で入国審査をします。よってフランクフルトで審査を済ませたので、ブリュッセルでは荷物を引き取るだけです。
ブリュッセル国際空港に到着してまず思ったのは、かなりターミナルが洗練されたデザインで綺麗なことです。開港は1940年と歴史がありますが、おそらく改築したのでしょう。
とても半年前にテロがあった場所とは思えません。
当初、空港から市内へはUberを利用しようと思っていたのですが、空港を出てUberの待ち合わせ場所の設定がうまくいかず、結局タクシーを使いました。バス乗り場、タクシー乗り場、地下鉄は割とわかりやすい位置にあります。
Uberの待ち合わせ場所を探してうろうろしている間、国際線の出発ロビーあたりは一部フェンスが張られ工事中のようになっていました。おそらくここが、テロがあったポイントだと思います。
ベルギーのSIMはBASEがおススメ
iPhoneの他、海外仕様のSIMフリー端末としてFREETELのPrior3sを持って行っていたので、これに合うSIMを探しました。事前に、「ベルギーではBASEがいい」とネットで見ていたので、BASEの売店を探していると、空港建物内ですぐ見つかりました。
今回はベルギーだけでなく他の国(イギリス)でも使いたかったので、InternationalのSIMを購入しました。60ユーロで通話とネットが3GBまで使えるプランです。Prior3sをハブにすると、テザリングでiPhoneも使えるようになるので非常に便利です。
データ使用容量を減らすと、もう少し安いプランなどもあります。空港のBASEショップの店員の方は英語が通じるので、自分の用途を説明すると適切なプランを紹介してくれます。メニュー表みたいなものもあり、アクティベートも無料でやってもらえます。
IHG系列の「Crown Plaza Brussels」に宿泊
今回はIHG系のCrown Plaza Brussels Le Palaceに宿泊しました。5000ポイントのボーナス付きプラン、朝食付きで180ユーロでした。
ホテルまでは空港からタクシーを利用すると40ユーロで25分程度です。鉄道なら10ユーロ以下でブリュッセル北駅まで行けるので、余裕がある場合はこちらの方がいいでしょう。ホテル自体は北駅から歩いて5分程度で、街中のグランプラスにも15分程度で行けます。
南駅へは地下鉄で10分程度なので、アクセスはかなり便利です。
ホテルにチェックインする際、スタッフ次第ですがかなり英語に訛りがあるので、場合によっては聞き取りが難しいかもしれません。朝食はベルギー名物・ワッフルなどがありますが、25ユーロくらい取られるので、時間があれば街中で食べたほうが良いかもしれません。
ヨーロッパのどこに行っても苦労することが、トイレ事情です。ウォッシュレットがありません。
日本人が良く訪れるような東南アジアのホテルでは、近年ウォッシュレット(のようなもの)が整備されつつありますが、ヨーロッパでは全く浸透していません。ここも同様で、トイレに入った時はペーパーをいったん水道で濡らしてから拭くといった対策をしました。
ブリュッセル市内の街並みはさすがの一言
仕事を午前中で終わらして、午後からは市内観光とお土産物購入がミッションです。まずは「世界一美しい広場」とも呼ばれる世界遺産のグランプラス広場を目指します。ホテルからは徒歩で15分程度です。
途中で石像が2体建っている広場に出ます。こちらはMartyrs’ Square(英語名)というところで、1830年9月のベルギー革命の際に犠牲になった方々の墓標、らしいです。石畳の下には英霊の魂が眠ってるとか。
世界遺産のグラン・プラス広場についてはこちら。
ベルギー名物のベルギーワッフル
そうワッフルワッフル。ベルギーと言えばビール、チョコレートと並んでワッフルです。有名な店を事前に調べておき、近いところでどこかないか探しました。
訪れたのはMo Cafe。
商店街のアーケード内にあり、室内席とテラス席がありました。この日はあいにくの雨模様ながら、アーケード内ですしせっかくなのでテラス席に座りました。11月とはいえブリュッセルは北海道よりも北に位置します。テラス席はだいぶ寒かったです。
注文したのはチョコレートワッフルとコーヒー。ヨーロッパに来て以来、注文の仕方が悪いのか、コーヒーを注文するとなぜか小さいカップに入ったエスプレッソばかり出てきましたが、ここでは普通のコーヒーが出てきました。
寒さで冷えた身体に温かいコーヒーが沁みます。ワッフルとコーヒーで、10ユーロほどでした。
ちなみにここの店員のお兄さんがイケメン過ぎました。見た目もそうですが、イケメンは行動もイケメンです。
テラスで会計を済ませた後に、トイレに行きたくなり店内に入りました。先ほど注文と支払を担当してもらったイケメン店員に「トイレはどこですか?」と聞こうとしたところ、こちらが聞く前に「トイレはあっちですよ」と教えてくれました。トイレ行きたがってるように見えたのだろうか…。
まとめ
ベルギーはビール、チョコレート、ワッフルなど美味しい食べ物が豊富です。
市内は歴史的建造物に溢れながらも、近代的な交通網が発達しており、一方でブリュッセル中心地から少し外れると緑溢れる公園などが多くあります。刺激的な街とは言い難いかもしれません。どちらかと言えばのんびり観光したいなという人に向いている街ではないでしょうか。
その他、隠れたブリュッセル名物の小便小僧と小便少女についてはこちら。