【グルメ殿堂入り5選】インドネシア・ジャカルタで出会った本当に美味しい食べ物

 

よく「海外の飯は美味しくなく、日本に帰ったら最初の1週間は何を食べても美味しい舌のゴールデンタイムだ!」という人がいます。まぁ、故郷の味が恋しくなるという意味もあり、筆者も間違ってはいないと思いますけど。

翻って、市内人口1,000万人、都市圏人口は3,200万人と東京に次ぐメガシティ、インドネシアの首都ジャカルタ。ジャワ、マレー、中国、アラブ、インド、ヨーロッパなどの諸文化が歴史的に融合しており、さらにビジネスの中心として多くの外国人がいます。

そして、そんなジャカルタで、飯が美味くないわけがない!!

ということで、今回は筆者がジャカルタで食べた料理の中で、日本で食べるものにも負けず劣らない、食べた瞬間に涙が出そうになるくらい美味しい感動した料理とお店を紹介していきます。

(ひとまず日本食の店から紹介していますが、随時追記していきます。)

 

 

居酒屋たいちゃんの「カツカレー」「かつ丼」

リトル東京として知られるジャカルタ随一の繁華街ブロックM。昨年のバスケ買春問題で話題にもなりましたが、日本食レストランも多く、今もなお日本人の集まる場所として健在です。

その中でブロックM黎明期の1981年に創業し、現在も満員御礼の日本食居酒屋があります。『Izakaya Taichan(居酒屋たいちゃん)』です。

居酒屋ですが一品モノから定食まで、お手頃価格で豊富に取り揃えられています。

そんな居酒屋たいちゃんでも個人的にイチオシ!のメニューがカツカレー(88,000ルピア/約670円)です。日本の味を忠実に再現した自家製カレーに、インドネシアではあまり食べられない豚のカツ。サラダやみそ汁も付いてボリュームたっぷりな一品です。そこに生卵を付けると、あぁ至福の時…。

 

 

居酒屋たいちゃんではかつ丼(93,000ルピア/約700円)もおススメです。かつ丼は出汁が命だと思いますが、ここのかつ丼はしっかり味がしみ込んでいて濃厚な味わいとなっています。

 

 

写真はありませんが、冷やし中華(50,000ルピア/約380円)もジャカルタNo.1はこの店だと個人的には思っています。

 

大東京酒場の「レバ刺し(生レバー)」

2012年、食品衛生法で規制され今はもはや日本国内では食べることのできない牛の「生レバー」。しかし日本国内では食べられない生レバーも、海外では食べることが出来ます!

現在、筆者が知りうる限り唯一生レバーを提供しているジャカルタのレストランは、ブロックMにある『大東京酒場』です。ここではレバ刺し(55,000ルピア/約420円)を食べることが出来ます。

筆者は日本の規制以来7年ぶりに生レバーを食べましたが、最初に一口食べたときのあの感動ときたら…。プリプリの食感に、ごま油と組み合わさった独特の風味。もう最高ですね。

 

 

なお大東京酒場のメニューは、隣接している『キラキラ銀座』や『樹林』でも頼むことが出来ます。樹林でウイスキーを嗜みながら、生レバーを食すなんていうのも乙ですね。

生レバーは他にSudirmanにある『炭火庵』でも提供されているそうですが、現状いつ問い合わせても品切れとのことなので、大東京酒場が唯一の店ではないでしょうか。

 

大東京酒場ではそのほか、牛ユッケ(83,000ルピア/約630円)鳥たたきポン酢(35,000ルピア/約270円)もおススメです!3品併せて生食祭りをやってしまいましょう。

 

 

うな兆の「ひつまぶし」

昨今、種の生存危機が叫ばれ完全養殖化が急務の鰻。新たな鰻の生産地として期待を集めるインドネシアでも鰻を食べられる店はそう多くありません。

その中で、鰻に特化した店がジャカルタのSenayan Plaza(スナヤンプラザ)の奥にひっそりとあります。その名も『うな兆(Unacho)』。

鰻に特化した店だけあり、メニューにはうな重(190,000ルピア/約1,400円)鰻のひつまぶし(198,000ルピア/約1,500円:一匹分)から、かば焼き・う巻き・肝焼き、果ては鰻カレーまで。多様な味わいで余すことなく鰻を堪能することが出来ます。

日本人の板前さんがいることもあり、その味は日本の鰻屋にも負けていません。それなのに日本より遥かに安い値段でうな重を食べられるというのは、これまたインドネシア在住者の特権でしょうか。

 

 

桜の「ベジタブルポークつけ麺」

今や数多くのラーメン屋が出店しているジャカルタ。元々麺好きな国民性もあり、ラーメンはインドネシア人に最も親しまれている日本食と言えるでしょう。

ただし豚を使う性質上、イスラム教徒への配慮は必須で、豚不使用の鶏ラーメンを提供したり食器を区別したりするなど各店生き残りに知恵を振り絞っています。

そんな中、日本人にも好かれ、かつインドネシア人や欧米人にまでも愛され、連日満員のラーメン屋があります。『麺屋 桜(Menya Sakura)』です。在住ブロガーでも多く取り上げられるお店です。

ジャカルタとスラバヤに数店舗構えますが、恐らく本店とみられるロッテショッピングアベニュー(Lotte Shopping Avenue)店は、昼時になるとほぼ必ず満員となります。

この店の売りは何といってもつけ麺。しかし筆者がおススメするのはあえてメニューの隅に埋もれているベジタブルポークつけ麺(79,000ルピア/約600円)です。

豚と野菜がベースのスープは濃厚とあっさりが入り混じった味わいです。そこにすり潰した生ニンニクを足し、モチモチで歯ごたえのある麺をスープにつけ一気にすすると…。

〆はスープ割りを頼んで、余すことなくスープを飲み干すことが出来ます。また、つけ麺は大盛無料なのも嬉しいところですね!

 

 

桜は油そば(62,000ルピア/約470円)もおススメです。ただし油そば単体を食べに行くなら、グランドインドネシアなどにある『山ト天』が一番至高だと思います。

 

伊勢屋の「すき焼き(丼)」

Sudirman通りのオフィスビルの一つSampoerna Strategic Square。特徴的な外観とオフィスビル敷地内にテニスコートがあるなど意味不明なエレガントさを醸し出すこのビルに、実は高級日本食レストランが入っているのを知っていますか?

お店の名前は『伊勢屋(いせや)』。BNI46にある『北海道ビール園』と同じグループのようです。

伊勢屋はメニュー単価が高い代わりに、キャビアやフォアグラ、A5和牛など高級食材をふんだんに使っていることで有名です。ところが先日、伊勢屋と北海道ビール園が週刊ライフネシアにとある広告を掲載していました。内容は「ラマダン(断食)ランチプロモーション!全ランチが50%になる!」とのこと。

これは行くしかない!ということで早速訪れます。が、残念なことにいざ訪れてみるとランチメニューが意外と少なく、定食や弁当メニューしかありません。

そんな中でスタッフの方がおススメしてくれたのが、A5黒毛和牛を使ったすき焼き丼セット(230,000ルピア/約1,700円)。これが半額の115,000ルピアで食べられるとのことだったので、こちらを注文しました。

最初はあまり期待していなかったのですが、席の近くで鉄鍋をセットしだすではないですか。なんとその場で一からすき焼きを作ってくれるのです。正直「どんぶりにせず、そのまま鉄鍋ごとすき焼きくれよ…」とは思いましたけど(笑)

出来立てのA5和牛のすき焼きを、タレと共に白ご飯の上に掛けて出てきた逸品。肉も野菜も味が染みていて、白ご飯によく合います。

ぜひこのチャンスに高級な伊勢屋を訪れてみてはどうでしょう。