リヴァプール観光記。ビートルズにタイタニック!イギリス最大の港湾都市リヴァプールを訪れた!

イギリス出張の一環で、リヴァプールに住む昔の友人を尋ねました。

この友人、筆者より1つ年上なのですが、数年前に初めて会ったとき(当時お互い20代前半)からずっと額が広いです。(髪の)量や(髪)質もやや心許ないです。そのせいか、なんとなくイギリス人というと男性ホルモンが強い(ハゲ)イメージがあります。

リヴァプールの紹介

さてリヴァプールと言えば、サッカーチームがまず有名ではないでしょうか。またビートルズの出身地としても有名です。そして世界初の鉄道がリヴァプール~マンチェスター間で開業しました。

そんなリヴァプールは産業革命時代、アメリカから運ばれてきた綿を港で受け入れ、紡績産業の発祥地である隣の工業都市マンチェスターへ運ぶ中継点として発展しました。その後も、今度はマンチェスターで作った綿織物を輸出する港としても成長し、19世紀末には「イギリス第二の都市」とまで言われました。一方で、それは大西洋三角貿易として、そして奴隷貿易を軸として発展した負の歴史でもあります。

第二次世界大戦とその後のイギリスの経済不況で衰退しますが、近年は前述の歴史的建造物に加え、ビートルズやサッカーなどを軸として観光都市として再興します。そして2004年に「海商都市リヴァプール」としてユネスコ世界遺産に登録されたことで、より観光客が増えたそうです。

マージー川(River Mercey)

Liver Mercey

町中心部をマージー川が流れますが、ここが港の中心だったそうです。川自体は残念なことに汚いです。東南アジアかと見紛うレベルでした。マージー川周辺は、現在はリヴァプールの観光の中心地として整備されています。

主にピア・ヘッド (the Pier Head)とアルバートドックがあります。

リヴァプール三美神

Royal River building
リヴァプール三美神の一つ「Royal River building」

特にマージー川沿いにある「リヴァプール三美神」と呼ばれる3つの商用建造物は荘厳です。伝統的な保険会社が入っているRoyal River buildingのてっぺんにある像は、会社・街・そしてリヴァプールFCの紋章にも描かれているLiver birdです。

同じ古い建造物でも、ロンドンは「貴族の建物」なイメージですが、リヴァプールは「実際に使われていた建物」感がよく表れています。

タイタニック号ゆかりの地

Titanic memorial

リヴァプールは、かの有名なタイタニック号ゆかりの地でもあります。というのも、タイタニック号はリヴァプールを本拠地とするホワイト・スター・ライン社によって造船されました。

タイタニック号は1912年4月10日にイギリス南部・サウサンプトン港をニューヨークへ向けて処女航海に出航し、4日後の4月23日に北大西洋で氷山と衝突、翌24日深夜に沈没し犠牲者は約1500人でした。

マージー川沿いには、慰霊を弔うための記念碑が建てられています。近くのアルバートドックにあるマーシーサイド海事博物館内(Merseyside Maritime Museum)でも、タイタニック号の展示があります。

アルバートドック(Albert Dock)

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「ドック」は造船所や港などで使う意味合いのものです。「アルバート」の由来は分かりませんでした。今日のアルバートドックは、ロンドン市内以外ではイギリスの中で最も人が訪れる観光地となっています。前述した海事博物館や現代美術館、そして後述するビートルズ博物館もこちらにあります。

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アルバートドックにあるこちらのカフェ(Ziferblat)はユニークなシステムを採用しています。

コーヒー飲み放題ケーキ等食べ放題で、料金は滞在時間に応じて決められます。料金は1分3ペンス(0.03ポンド)です。1時間滞在してやっと1.8ポンド(約260円)ですから、格安です。

ビートルズ・ストーリー(Beatles Story)

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さて、アルバートドックのメインスポットと言えばこちらです!全世界のビートルズファンが歓喜する、ビートルズ・ストーリー。その名の通り、ビートルズ結成から解散、ジョン・レノンの死後までが展示されています。

そもそも音楽に疎い筆者なので、ビートルズにもあまり興味は湧いていませんでした。一応今回は出張の一環であり、上司命令で「ビートルズグッズを何か買ってこい」とのことでしたので、訪れました。

大人チケットは1枚12.95ポンドです。さらっと見て回るのでしたら、所要時間は1時間少しを見ておけばいいでしょう。無料でオーディオガイドをレンタルでき、日本語版もあります。

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上の写真は、ビートルズがまだリヴァプールでライブを行っていたときのこと。最も入り浸っていたのが「Cavern Club(キャバン・クラブ)」で、当時の様子を再現したものです。キャバン・クラブは一度閉鎖されましたが、その後再び再開し、現在も営業しており、毎夜何かしらのライブが行われています。

フィッシュアンドチップス

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飯がまずいと評判のイギリスですが、イギリス料理といえばこれでしょう。結論から言うと、ただの白身フライです。タルタルソースと、ポテトの代わりに白飯があれば、立派な白身フライ定食になります。

なんの魚を使っているのか聞いてみると、「タラとか、よく分かんないけどそのへんの魚じゃない?」と言われました。

チップスと言いつつ、思いっきりポテトが出てきているのも気になります。以下、Wikipedia。

フィッシュ・アンド・チップスに付く「チップス」は、いわゆるポテトチップスのことではなく、フライドポテト(アメリカで言うフレンチフライ)のイギリスでの呼び名である(イギリス英語でポテトチップスは一般にクリスプス「Crisps」と呼ぶ)。アメリカ資本のファーストフードチェーンで出されるフライドポテトに比べてイギリスのチップスは太い。

Wikipedia「フィッシュアンドチップス」より

黒ビールは、苦みはあるものの、コクや旨味に欠ける印象です。アメリカのラガービールのほうがよっぽど美味しかったです。惜しむらくはブリュッセルでベルギービールを飲めなかったこと。これではヨーロッパのビールの比較が出来ません。

まとめ

昼過ぎから翌日の朝早くまでしか滞在できなかったため、駆け足でしか見学できなかったのが残念です。リヴァプールの中心街はそこまで大きいわけではありませんが、それでも一通り観光しようとなると2~3日は欲しいところです。

今回は市内中心部のSPG系列であるアロフト・リヴァプール(Aloft Liverpool)に宿泊しました。外観は周囲によく合う荘厳な雰囲気ですが、内装はアロフトらしいポップな感じでした。すぐ近くにキャバン・クラブがあったので、帰り際に立ち寄ってみました。

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この後は、ライム・ストリート駅からマンチェスターへ向かいます。予約は相変わらずレイルヨーロッパです。