【SPG】世界最安クラスのシェラトンホテル!シェラトン ランプン宿泊記

突然ですが、筆者は2月にあったSPG隠れプロモーションで滞在&宿泊ダブルカウントをゲットしたので、25滞在SPGプラチナ更新を目指しています。

SPG隠れプロモ、4月末まで滞在&宿泊カウント2倍だった。25滞在狙いにいこうかな。 pic.twitter.com/tZe8x43n1G

— ダリマナ (@darimana_id) 201826

ジャカルタのフォーポインツやアロフトで滞在数稼ぎをしてもいいのですが、それだと単なる修行になってしまうので、どこかバカンスがてらいいとことがないかと探していました。幸いインドネシアは世界的に見ても安いSPGホテルが多く、特にスラバヤ・ジョグジャ・そして今回筆者が宿泊したシェラトンランプン(Sheraton Lampung)など、シェラトンブランドが安いことでも知られています。

どんなホテル??

さて今回宿泊したのは、インドネシア・スマトラ島最南端のランプン州バンダルランプン(Bandar Lampung)にあるシェラトン・ランプン・ホテル(Sheraton Lampung Hotel)です。

SPGカテゴリー1のシェラトンホテルなので、ポイント宿泊の場合は平日3,000ポイント、週末なら2,000ポイントと超お得です。しかし有償宿泊でもそこまで値段は高くありません。むしろ全SPGブランド中、世界トップ10に入るくらいの安さです。

以前、当ブログNo.1ヒット記事にて、世界各地の中でも超格安のSPGホテルとして取り上げたことがありました。エジプトのシェラトン・シャルムホテルに次いで、世界で2番目に安いシェラトンホテルです。

ランプン市内中心部にあります。3階建ての赤瓦屋根で、最新の高級ホテルというよりかは古風な旅館といった印象です。TURBOさん(@Midnight_R134)によると約25年くらい前に建てられたホテルということで、やはり所々劣化している印象は否めません。ただしロビーはかなり綺麗です。

ちなみにシェラトンブランドですが、こちらのホテルにはラウンジやエグゼクティブフロアなどはありません。またプールはありますが、ジムはありません。代わりにテニスコートがあります。

アクセス

ジャカルタからランプンまでは飛行機で行きました。飛行時間は50分程度です。

ジャカルタ発のフライトではバンドンやスマランと並んで短距離路線でしょう。それでもガルーダ航空を始め、色々な航空会社が乗り入れています。筆者は今回、往路Sri Wijaya Air、復路ガルーダ航空で行きました。料金は往復で700,000ルピア(約5,400円)と格安です。もっと安いときならば往復500,000ルピア(約3,800円)でも可能です。

ランプン空港 (TKG)からホテルまで車で45分程度です。空港にいるタクシーを捕まえると料金は125,000ルピアでした。バンダルランプン市内では知られているホテルなのか、ホテル名を言えばOKです。ちなみにUberでも検索したところ95,000ルピアでした。

バンダルランプンは100万人近くが住む町とはいえ、地方都市なのでこれといった繁華街がどこかイマイチ分かりません。とはいえホテルは市内中心部にあるといっても問題ないでしょう。

宿泊料金と部屋タイプ

客室は110部屋あり、うち6部屋がスイートです。

部屋タイプ広さ前払料金
プールテラス30-32㎡Rp 760,000
ガーデンテラス30-32㎡Rp 822,000
エグゼクティブスイート56-64㎡Rp 2,023,000
デラックススイート84-96㎡Rp 2,651,000

前払料金での予約もありますが、支払いはすべてチェックイン時になります。またSPGプラチナでも予約時にアップグレードの希望申し込みが出てこないことがありますが、こちらはホテル側で問題なく対応してもらえます。

プールテラスとガーデンテラスはそれぞれシングルベッド2台とキングベッド1台から選べます。それぞれで微妙に料金が異なるので注意してください。プールテラスはバルコニー(2-3階)もしくはプールアクセス(1階)から選べます。また全室禁煙ルーム仕様になっています。

筆者が宿泊予定の日は、残念ながらすでにスイートルームが埋まっており、アップグレードは期待できなさそうです…。

スイート満室のためアップグレードなし…

残念ながらアップグレードなしの普通のお部屋でした。ただコンセントが多かったりUSBポートがあったりと地味に嬉しい造りではあります。広さはありませんけど。

バスルームはシャワーのみ。シャワーはヘッドシャワーのみです。お湯の出などは問題ありません。ただ不思議だったのは、なぜバスルームにクローゼットがあるのか…。シャワーを浴びるとバスルームの湿度は上がるのですが、さすがにそんなところに服を掛けたくはないし、セーフティーボックスも壊れそう…。

プールテラスとあって、部屋からはプールが見えます。しかしどうせならアクセスしやすいブールアクセス(1階)の部屋のほうが良いと思います。

プール

部屋から見ると、「なんやねん、このプールちっさ!」と思いますが、実際プールサイドに寄ったり入ってみると結構広さがあります。外周60~70mくらいでしょうか。一番深いところで150㎝ありますし、タイルがあるので真っすぐ泳ぐのも問題ないです。

ただ残念なのが、パラソルが3つしかなかったり、パラソルの足元が掃除されていなくて水たまりにコケが生えていたり、壊れたビーチチェアが放置されていたりしたところですかね。あといつまで経ってもグラスや皿が片付けられないところも残念です。プールがメインのホテルなんですから、もう少しプール回りを綺麗に大切にしてほしいところです。

子供用の小さなプールもあります。

プールの奥には、まるでバブル期に建てられた日本のリゾートホテルの今を表すような薄汚れたテニスコートがあります。

朝食

朝食は種類は豊富そうなのですが、9時過ぎに行ったせいか料理が補充されることはなく、あまり種類は食べられませんでした。ただナシゴレンとミーゴレンはベーシックな味ながら美味しかったですし、ピサンゴレン(バナナの揚げ物)が筆者の中ではツボでした。

今回はSPGプラチナのウェルカムアメニティをポイントではなく朝食にしたので料金は分からなかったです。

まとめ

記事中でも述べましたが、やはり建設からかなり年数が経っていることから劣化しているところが目につくのは否めません。大きなプールだけがウリというのも、まさしくバブル期に建てられた日本のリゾートホテルそのものです。

バンダルランプンにはアコーブランドのノボテルホテルがあり、こちらはおそらく市内で一番高層で景色もよく、プールはもちろん、結婚式場やエグゼクティブラウンジやジムもあります。加えて敷地内には市内で一番賑わうクラブがあり、近所には女の子付きのカラオケも何軒かあります。それでいてシェラトン・ランプンと値段は変わらないので、特にSPGにこだわりがなければノボテルホテルに泊まることをお勧めします。

それでもシェラトン・ランプン・ホテルの魅力は「価格が安くて」「ジャカルタから近くて」「バカンス気分を味わえる」SPGホテルなので、今回の筆者ようにジャカルタ在住者が滞在数稼ぎで利用する分には向いているのではないでしょうか。日本から来るには乗り換えがいるので、どうかなぁ…。

バンダルランプンの一番の魅力は綺麗なビーチです。今回は時間がなくホテルステイでしたが、もう一回くらい来て今度はビーチをエンジョイしたいと思います。