【日本100名城】日本一高く美しい石垣と、香川県唯一にして現存十二天守の一つを持つ丸亀城を訪れた。

 

夏休み100名城ツーリングの旅。

2日目、4か所目の訪問地はうどんの聖地、香川県丸亀市にある丸亀城です。丸亀までのツーリングレポートはこちら。

うどんのレポートはこちら。

 

 

アクセス

丸亀城は丸亀市内中心部に位置しています。駐車場ですが、丸亀城の北側大手一の門のすぐそば、丸亀市役所の横の丸亀市民ひろばに無料駐車場があります。台数は10台程度なので、あまり多くありません。駐車場の敷地が広いので、バイクなら空いているスペースの端っこあたりに停めておけば問題ないです。

 

丸亀城(亀山公園)

丸亀城は別名を亀山城と言い、敷地を亀山公園と呼びます。どちらが由来か分かりませんが、亀山公園の外堀には多数のカメがいました。有志市民によって、公園内の無料案内をするボランティアガイドがいます。

 

 

丸亀城の見どころの一つで、トータルの高さで日本一(60m)を誇る石垣を眺めながら天守閣を目指します。徒歩で15分程度ですが、道中が急勾配なので歩くのが結構しんどいです。階段などがなく、ひたすら坂道となっています。

 

 

天守閣広場

夏場、汗だくになりながらようやく天守閣広場に到着します。ちょうど雲一つない快晴の日でした。

 

 

天守閣は現存天守で、現存十二天守の中で最も小さい天守閣となっています。パッと見、天守閣というよりは櫓のような感じでした。

中に入ることが出来、入場料は大人200円です。100名城スタンプも天守内にあるので、入場料を支払う必要があります。後から聞いた話では、丸亀駅でクーポンをもらうと入場料が無料になるとか…。

最上階の3階は狭く、10人も入ればいっぱいになってしまうくらいです。

 

 

天守は標高66mの高さに位置します。だいたい20階建ての超高層ビルと同じくらいの高さです。丸亀市内に高い建物はほとんどないので、天守閣広場からは東西南北どの方角でも市内を一望することが出来ます。

この日は瀬戸大橋も見えました。手前の大きなタワーは「ゴールドタワー」というアミューズメント施設で、158mの高さがあります。ボートレースまるがめこと丸亀競艇場を眺めることもできます。頑張ればここからレースを観れるかもしれません。

 

 

丸亀市内はあまり緑が多くなく、そのため亀山公園の緑がひときわ彩りを放っていました。

 

 

二の丸井戸

大手門から天守閣に登る途中、二の丸に井戸があります。ボランティアガイドの方が説明をしていたので、横から聞いてみることにしました。

 

 

立て看板とガイドさんの説明をかいつまんで説明すると、以下のようです。

 

二の丸井戸

この井戸は直径が一間(1.8m)、深さは絵図によると三六間(約65m)と記され、日本一深い井戸と言われている。

丸亀城で最も高いところにあり、現在も水を湛えている。

また、石垣を築いた羽坂重三郎が敵に通じるのを恐れたお殿様により、この井戸の底に入っている間に石を落とされ殺されたたという伝説が残っている。

ガイドの説明によると、風の関係で奥底から音が聞こえ、これが人のうめき声に聞こえるそうだ。

 

まとめ

観光客のみならず、市民も多く訪れる憩いの場のような場所です。実際、天守閣広場ではのんびりピクニックをしている人もいました。

丸亀市はそこまで大きい街ではありませんが、瀬戸大橋があるので本州からアクセスしやすく、丸亀城やボートレースまるがめもあり、南に行けば1368段の階段で有名なこんぴらさん(金刀比羅宮)もあります。

そして何よりうどんがあります!最後は大手門すぐそばの土産物屋で、うどん県を象徴するお土産を買って、次の目的地『高松城』へむかいました。