マレーシアの国立海洋公園パヤ島で日帰りダイビング!ペナン島・ランカウイ島からアクセス可。

 

「趣味はなんですか?」

「ダイビングです!」

 

と言うべく、ダイビング趣味化計画を着々と進めています。

とはいえレバランにバリで潜って以来、しばらく潜っていません。なんならライセンスを取ったバリのダイビングショップでしか潜ったことありません。

これではだめだ!どこか国外に行ってみなくては!

と思い、今回白羽の矢が立ったのが、ペナン島の北にあるパヤ島です!

 

 

パヤ島は1985年に、マレーシア西海岸としては初めて国立海洋公園に指定されました。リゾートホテルなどの建設はもちろん、島内で宿泊することもできません。入島する船や乗員もすべてチェックされます。そのため日帰りツアーでしか訪れることが出来ません。

いきなりダイビングショップに行くのもハードルが高いので、今回はツアーを予約しました。ホテルからペナンの港までの往復送迎、パヤ島までの高速船往復、昼食ビュッフェ、ファンダイビング2本(装備一式)、国立公園入場料込みで480リンギット(約13,000円)でした。

いよいよダイビング当日。朝7時半にバンが迎えに来ます。同乗者は綺麗な白人のお姉さん一人と日本人の家族連れが一組です。船が出発する港はコーンウォリス砲台の近くにあり、筆者の宿泊していたアレカ・ホテル・ペナンからは5分程度で着きます。

港で書類を記入し、いざ乗船。高速船はペナン→パヤ島→ランカウイと運行しており、乗る人はほとんどランカウイが目的地のようです。往路は指定席でした。

 

 

1時間半程度の航行です。高速船なので、船外に出ることはできませんでした。トイレはあるのでひとまずは安心です。揺れもあまり大きくなく、船酔いしている人も見かけませんでした。

到着した船は、まずパヤ島から50mほど沖にあるポンツーンに着きます。日帰りダイビングツアーの場合、ここが拠点になります。2階建てで、1階が屋根付きでレストランやトイレ、ショップなど、2階が日焼け用に一部屋外開放されています。400㎡くらいあるので、結構広く揺れもほとんどありません。

船はペナン発とランカウイ発の二つあります。筆者が乗るペナン発の便が最初に着いたのですが、10人弱くらいしか人がおらず、これだけの人数で独占していいのか?と思っていたら、ランカウイ発の便で200人くらいやってきました…。

 

 

ポンツーンからはそのままシュノーケリングに入ることが出来ます。深さ10m程度で、遊泳エリアはブイで囲まれています。が、結構な広さがあるので窮屈さは感じません。マレーシアの法律で、海岸で遊ぶ際はライフジャケットの着用が義務付けられています。ツアーの場合、無料でレンタルすることが出来るので、忘れず着用しましょう。またシュノーケリングエリアはサンゴ保護のためフィン着用が禁止されています。

 

 

島に上陸することもでき、ビーチでのんびりすることも出来ます。ただ今回はダイビングだったため、筆者は訪れていません。

 

さて、いざダイビング!ダイビングは午前1本、昼食を挟んで午後1本になります。下の地図で、Platform Reefがポンツーンのあるところになります。ポンツーンから各スポットへはボートで移動します。1本目は南のCoral Garden、2本目は北のShark Pointに行きました。Coral Gardenは珊瑚やタツノオトシゴや見られます。Shark Pointはその名の通り、うまくいけば2~3mのサメが見れます。

 


(Wonderful Malaysia より転載)

 

今回バディを組むのはマレー系インストラクターとライセンス(OWD)取得に来ていた日本語の喋れる香港系イギリス人の学生さんです。

まずは一本目。透明度はそこそこでしたが、流れが速く体勢を維持するのが結構大変でした。インストラクターによると、ここまで流れが速いのもあまりないとのことです。普段はもっとゆったりとした流れだということでした。

メインはタツノオトシゴ。小さいの1匹を見ることが出来たのですが、写真が撮れていませんでした。筆者はAmazonで買ったMusonのアクションカメラを使っています。8000円で買えるので、初心者にはちょうどいいです。ただし、基本的には動画で使用したほうが良いです。カメラはピントが合わなかったりぶれたりするので。4K動画で撮影して、あとでスクリーンショットして写真にするのがベターでしょう。

 

 

 

2本目はプランクトンが多かったせいか、かなり透明度が低く、3m先の視界も見えないほどでした。途中でようやく少し回復したものの、結局サメにも出会えず…。同じバスで出会った綺麗な白人のお姉さんもライセンス講習で来ており、翌日潜ったところ透明度が高かったとのことでしたので、これは筆者もリベンジが必要です。

 

昼食は1本目と2本目の間にビュッフェ形式で取ります。マレー風ナシゴレンやミーゴレン、肉・野菜・鶏のから揚げ、サラダやフルーツなど、種類はそこそこあり味はまぁ普通です。泳ぎ疲れていたらなんでも美味しく感じられるとは思います。

 

 

ちなみにパヤ島を利用したダイビングライセンス取得(OWD/PADI)は999リンギット(約26,500円)とかなり格安で可能です!海洋実習は3日間毎日パヤ島を往復しないといけませんが、国立海洋公園でライセンスを取れる機会もあまりないと思います。一人でライセンスを取りに来ている外国人の方も多いので、これを機にお近づきに…なんていうこともありるかも!