【日本100名城】琵琶湖一周しながら滋賀四城を一気に巡った話。

 

転職の合間で京都に帰省していたので、今のうちに100名城巡りを進めます。まずは最も近く効率的に巡れるルートとして、小谷城・彦根城・安土城・観音寺城の滋賀四城を巡ることにしました。

 

 

琵琶湖一周の経緯

今回滋賀四城を巡るにあたって、元々は東名高速と北陸道を使って一気に小谷城まで行き、そこから南下するプランを立てていました。ところが、当日になって東名高速の集中工事があることを知り、Google Mapで調べると渋滞がひどいことになっています。

そこで予定を変更し、湖西経由で小谷城を目指すことにしたことから、図らずも琵琶湖を一周することになりました

 

 

普通ならば東名高速と北陸道を使って小谷城までは1時間半程度です。一方、湖西経由で国道161号線を通っていくと、約2時間半かかります。

 

道の駅妹子の郷

さすがに2時間半のルートを一気に運転するのもしんどいので、途中で休憩を挟みながら向かいます。まず最初の休憩は、国道161号バイパスの途中にある道の駅妹子の郷です。

滋賀県大津市には、遣隋使・小野妹子の墓と伝わる唐臼山古墳(小野妹子公園)があります。この近くにはJR湖西線の小野駅や、小野神社など小野妹子ゆかりの場所がいくつか存在します。道の駅妹子の郷もこのあたりの近くにあります。

一般的な道の駅で、観光案内所や売店がありますが、ここの名物は近江米で作った「みたらし団子」です。コメから作られているため、非常に柔らかくモチモチ感がたまりません。また思いのほか腹に溜まらないため、食事前に食べても問題ありません。

特に注目したいのは、とてつもない大きさの「ギガ団子」です。さすがにこのクラスになると一つで腹に溜まりますが、モチモチ感はむしろ増しているように思えました。

 

 

小谷城戦国歴史資料館

最初の目的地は、浅井長政が没した地として有名な小谷城です。

元々は山城で、現在は城跡遺構がいくつか残るのみとなっています。麓には「小谷城戦国歴史資料館」があり、100名城スタンプもこちらで押すことが出来ます。駐車場は無料ですが、入場料が300円かかります。

館内は浅井亮政から久政、長政と三代続く浅井一族の歴史を紹介した展示が中心になります。

 

 

小谷城の城郭は山城の中でもトップクラスの扱いらしく、様々なランキングの上位に位置されていました。気になったのは日本の山城100名城のランキングであるということです。筆者が巡っている日本100名城とは異なり、山城のみに焦点を当てた100名城が最近取り上げられているようです。

 

彦根城

滋賀四城の中でも代表的なのが、国宝の現存天守を持つ彦根城でしょう。

姫路城と並び、1622年の築城以来修復を繰り返しながらも創建当初のままを維持してきました。また日本全国にある史跡のうち特に重要なものとされ、日本文化の象徴と評価される特別史跡の一つでもあります。特別史跡は全国でわずか61件しか指定されていません。

建築の礎は、関ケ原の合戦で武功を挙げた井伊直政の意思によるものです。そのため城郭内にある開国記念館では、現在放映中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」に絡めた特別展が開催されています。

彦根城は城郭内に有料駐車場が2か所あります。北の桜場駐車場と南の大手前駐車場です。どちらも400円ですが、桜場駐車場のほうが広いです。このほか二の丸駐車場もありますが、こちらは築城410年祭のため2017年12月まで利用できません。

 

彦根城天守

彦根城は平山城に分類され、平野部にある彦根山(金亀山)の上に建てられています。入場料は天守と開国記念館などの共通入場券が1,000円、博物館も込みのものだと1,500円になります。

入場口を通ると、いきなり登り階段を目にします。この階段は一見険しそうですが、10分弱も登れば本丸まで到達できます。

 

 

廊下橋の下をくぐって上っていきます。その先にあるのは重要文化財で、ドラマなどでも使用される「天秤櫓」です。

 

 

天守は三層三階建てで、思ったより大きくはありません。国宝天守ということで、姫路城や松江城のようなスケールをイメージしていると拍子抜けするかもしれません。

 

 

天守内部は最上階まで登ることが出来ますが、その途中の階段が非常に険しい!これまで幾多の城の天守を登頂してきた筆者でも、彦根城の階段は別格でした。70度はあるかというような角度で、お年寄りの方などは昇り降りに難儀していました。

 

 

上から見るとこんな感じです。

 

 

開国記念館特別展

 

100名城スタンプはいくつかの場所で押すことが出来ます。

その中でも桜場駐車場から最も近いスポットは開国記念館です。開国記念館では現在、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の特別展示が実施されています。内部の一部は写真撮影がOKとなっていました。

次郎法師(柴咲コウ)、直親(三浦春馬)、しの(貫地谷しほり)の等身大パノラマと撮影が出来ます。

 

 

また、制作現場のスタジオの様子や場所を記した展示もありました。今川館や井伊氏居館などは岩手県奥州市でセットが組まれているようです。筆者は毎週ドラマを見ていますが、龍潭寺はともかく、井戸端のセット感は非常にチープな感じが否めず、見ていて違和感を感じます。

 

 

この他、実際に撮影で使用されたという幟(のぼり)も展示されていました。真ん中に点をつけて「丼」にしたいところです。

 

 

近江牛「Tiffany(ティファニー)」

彦根城を出た後は、安土城と観音寺城を目指しますが、その前に腹ごしらえです。

滋賀近江の名産と言えば、なんといっても近江牛!その近江牛で最も有名とされる店がこちら。

 

 

1階が肉屋になっています。

ランチタイムは14時ラストオーダー・15時閉店で、基本的にランチタイムは電話予約を受け付けていません(夜や懐石コースの場合は不明)。ですが到着したのが14時少し前だったためか、あまり待つことなく入店できました。

やっぱりここはステーキでしょう!ということでステーキを注文します。

ところがランチメニューを見ると、ステーキランチ(2,916円)近江牛ステーキランチ(4,536円)があります。違いを聞いたところ、普通のステーキランチは国産牛を使っているものの、近江牛ではないそうです。1.5倍の値段差に悩むところですが、ここは奮発して近江牛ステーキランチを注文です。

 

 

見た目は少量ながら、食感が柔らかく肉の味が非常に濃いです。まさに「とろけるような味わい」という言葉がぴったりでした。ただ、少し霜降りというか脂身がきついので、人によっては胃もたれするかもしれません。

 

安土城郭資料館

ティファニーを出て、安土城と観音寺城を目指します。どちらを先に行こうかと思案していたところ、よく見るとなんとこの二つの城は一か所でスタンプが押せるではないですか。

その場所こそ、JR安土駅前にある「安土城郭資料館」です。入館料は200円で、館内にある喫茶店で飲めるコーヒー券とセットなら400円です。2017年5月現在では安土駅前の改修工事が行われていますが、資料館には問題なく入れます。

駐車場も駅前に無料駐車場があります。

 

 

館内では、受付のおばちゃんに「まずはムービーを見てくださいね」と割と強引に指示されますが、他の展示を見ても問題ありません。

展示の目玉は二つで、まずはなんといっても20分の1スケールで復元した安土城の模型です。その他、戦国時代末期の安土城建設当時の様子を描いた屏風絵風陶磁版壁画が6面あります。

 

 

この模型は、城内部を見ることもできます。安土城の全貌は未だ解明できていないとされますが、天守最上階の金色のフロアと、その下の朱色の八角堂は明確な根拠があるとされています。ちなみにこの復元模型は、1億円以上の費用が掛かっているそうです。安土城を復元しようという計画がありましたが、20分の1模型でこれだけかかるとなると、完全に再現するにはいくらかかるのでしょうか…。

 

 

よく目を凝らすと、八角堂の内部には織田信長(?)らしきフィギュアが置かれていました。

 

 

結局、その後は時間が押していることもあり、ここで二城分のスタンプを押して帰宅しました。

 

まとめ

城まとめ

小谷城…小谷城歴史資料館。300円。館内は10分程度で見て回れる。

彦根城…天守入口・開国記念館など。駐車場400円、入館料は1,000円。天守と開国記念館を見て回ると1時間~1時間半程度必要。

安土城・観音寺城…安土城郭資料館。200円。館内は15分程度で見て回れる。

 

本来小谷城・安土城・観音寺城は山城で、遺構も残されているのでそちらまで目を通したいところでしたが、スタンプ収集を目標とすると中々全部見て回るわけにもいきません。

また特に小谷城は険しい山道を歩くことになるので、ある程度の装備(服装や靴など)は必要でしょう。スタンプとは別で、また機会があれば登頂してみたいと思います。

 

タイムズカーシェア

今回の行程で、筆者はタイムズカーシェア(レンタルじゃない)を利用しましたが、そこで失敗があったので、備忘録として書き残します。

筆者は今回京都市内に拠点があり、琵琶湖を時計回りに1周し京都に帰ってくるまでの走行距離は約220キロでした。実際の行程は朝8時半に出発し、夕方17時半に帰宅と9時間の旅程です。

そして車で行こうと思ったので、タイムズカーシェアを利用し12時間パックで朝7時から夜7時まで借りました。12時間パック自体は6,600円程度ですが、6時間以上のパックは走行距離16円/kmが発生します。

結果、今回は走行距離分が3,500円近く加算されトータルで1万円を超えてしまいました。

一方、普通に15分216円で借りたら9時間で7,776円なので、こちらのほうが圧倒的に得だった、という話です。