【ロンシャン競馬場訪問記】世界最高峰のレース。キセキ出走の凱旋門賞を観戦。

【ロンシャン競馬場訪問記】世界最高峰のレース。キセキ出走の凱旋門賞を観戦。

2019年6月23日、宝塚記念。

ルーラーシップ産駒で1番人気の菊花賞馬①キセキの勝利を信じて疑わず、単勝馬券と2番人気②レイデオロとのワイド馬券をしこたま購入。

結果、覚醒したリスグラシューに差され、キセキは2着。レイデオロに至っては5着と散々な結果になりました。

そしてそれからすぐ、キセキの凱旋門賞挑戦が発表されます。

突き動かされる凱旋門への衝動

海外競馬場訪問をライフワークにしてるものとして

そして何より競馬好きとして

日本競馬界の悲願である「凱旋門賞」は一度は生観戦しておかねば

と、常々思っていました。

そして今回、現役で自分が一番好きな馬キセキがそこへ挑戦することを決めました。

これは行かねば。

そう思い立ち、気づいたらパリ行きの航空券を購入していました。

パリロンシャン競馬場について

概要

ロンシャン競馬場はフランス・パリ近郊のブローニュの森の中に位置する競馬場で、欧州最高峰のレースである凱旋門賞が行われる場所として有名です。毎年10月の第1日曜日には、凱旋門賞が開催されるため世界中から競馬ファンが集まります。

パリでは実に200年以上前(1796年)から競馬が開催されていました。そして最初のブローニュの森に競馬場の設立を提案したのはかのナポレオン三世の異父弟であるモルニー公です。こけら落としは1857年4月27日の日曜日で、大観衆が見守る中皇帝大賞が行なわれました。

これまで数回スタンド改修を行っていますが、現在の競馬場は2年半の改修工事を経て2018年4月にオープンしました(改修期間中、凱旋門賞はシャンティイ競馬場で開催)。リニューアルと同時に「ロンシャン競馬場」から「パリロンシャン競馬場」へ改名されました。

アクセス

パリ市内の観光名所の一つ・エトワール凱旋門からわずか5kmの場所に位置します。ブローニュの森自体がかなり広く、その中でも南のほうに位置しています。ブローニュの森の森の中にはもう一つ、オートゥイユ競馬場があり、こちらは障害競走専門の競馬場です。

地下鉄ポルト・マイヨー駅(Porte Maillot)から244番のバスに乗るルート(片道2€)が一般的です。

凱旋門賞ウィークエンドの際は無料のシャトルバスが運行されます。ポルト・マイヨー駅の無料シャトルバスは同じく244番のバス停からです。凱旋門賞デーは日本人も多く訪れることから、日本語での案内もあります。

一方で、車ですとパリ市内からタクシーで20~30分となりますが、凱旋門賞デーは周辺の渋滞および交通規制がひどいので行き帰りともに公共交通機関を利用することをお勧めします。

コース概要

コースは右回りの芝コースで、3つの周回コースがあります。

  • 大コース(2750m)
  • 中コース(2500m)
  • 小コース(2150m)

その他にも、向正面のコーナー付近から延びている引き込み線の新コース(1400m)、そして直線コース(1000m)があります。

最終直線距離は東京競馬場とほぼ同じの533mとなっており、非常に長い直線が特徴の一つです。

2400mのレースの中では日本の2倍ともなる10m近い高低差や最後の直線前にあるフォルスストレート(偽りの直線)など難所が多く存在しており、遠征の難しさも相まってこれまで日本馬による勝利はありません。

凱旋門賞とは?

凱旋門賞はどんなレース?

凱旋門賞(がいせんもんしょう、フランス語: Prix de l’Arc de Triomphe)は、フランスのパリロンシャン競馬場で毎年10月の第1日曜日に開催される競馬のGⅠレースです。

距離は芝2400mで、出走条件は3歳以上牡馬・牝馬となります。賞金総額は400万ユーロでヨーロッパで最大、世界的にもトップクラスのレースとなります。3歳馬に箔をつけるためのレースともいわれ、斤量的に3歳馬が非常に有利です。

最近はカタール航空がスポンサーになったこともあり、レース名が「Qatar Prix de l’Arc de Triomphe」になりました。

凱旋門賞ウィークエンドとは?

凱旋門賞開催を盛り上げるため凱旋門賞の前日に2つのGⅠ競走が、当日に凱旋門賞をメインに6つのGⅠ競走が施行されており、その週末の2日間は「凱旋門賞ウィークエンド」と呼ばれています。

凱旋門賞当日のレースプログラムは次の通りです。

番号時間レース名レース名 条件距離賞金
114:15PRIX MARCEL BOUSSACマルセルブサック賞GⅠ2歳牝1600400,000
214:50PRIX JEAN-LUC LAGARDEREジャン・リュック・ラガルデール賞GⅠ2歳牡牝1600400,000
315:25ARABIAN WORLD CUPアラビアンワールドカップGⅠ4歳上アラブ20001,000,000
416:05PRIX DE L’ARC DE TRIOMPHE凱旋門賞GⅠ3歳上24005,000,000
516:55PRIX DE L’OPERA LONGINESオペラ賞GⅠ3歳上牝2000500,000
617:30PRIX DE L’ABBAYE DE LONGCHAMP LONGINESアベイ・ド・ロンシャン賞GⅠ2歳上1000350,000
718:05PRIX DE LA FORETフォレ賞GⅠ3歳上1400350,000
818:40GRAND HANDICAP DES FLYERS PRéSENTE PAR RMC  3歳上140070,000

意外とお高い凱旋門賞の入場券

凱旋門賞ウィークエンド(10月第1週の土日)は世界中から注目を集め、特に凱旋門賞当日は日本からも多くの観客が押し寄せます。そのためチケット制になっています(アメリカのブリーダーズカップもそうですね)。

予約はオンラインで行いますが、日本語サイト希望の場合は、ワールドスポーツコミュニティ株式会社のサイトが便利です。特にVIP席を予約したい場合は、日本語のサポートがあるほうが何かと良いでしょう。

一般席の場合はフランスギャロの公式ページから予約したほうが安く済みます。

一般席はArc Village(10ユーロ)Arc Gardens(20ユーロ)Winning Post Enclosure(65ユーロ)の3タイプに分かれています。内馬場は凱旋門賞当日のみの開放で、前日は開放されていませんでした。

Arc Villageは内馬場、Arc Gardensはゴール板より後ろ、Winning Post Enclosureはゴール板前のエリアになっています。高いチケットの保有者は安いチケットのエリアにも行けますが、逆は当然不可能です。行き来するポイントにセキュリティが立っているので確認されます。

チケットボックスで当日券を購入することもできますが、その場合やや高くなります(10~20€程度)。

一方、フードやアルコール提供のあるラウンジアクセスやパドックへ入れるVIPチケットは、ミニマム659ユーロ(約77,000円)とかなり高額になっています。

一生に一度の機会と考えたらVIPチケットでもいいかなと思いましたが、厳格なドレスコードがあったり、行ったところで富豪と意気投合できるようなコミュ力を持ち合わせてもいないので、今回は一般席にしました。

それでもせっかくなので、ゴール板前のWinning Post Enclosureを選んだのはせめてもの見栄。メールで送られてくるEチケットはこんな感じです。これは当日持参が必要です。

フランス競馬における馬券の種類と買い方

Simple Gagnant単勝。全レース対象。最低2€から。
Simple Placé複勝。全レース対象。4~7頭のレースでは上位2頭が対象。最低2€から。
Couplé Gagnant馬連。8頭以上の全レース対象。最低2€から。
Couplé Placéワイド。全レース対象。最低2€から。
Couplé Ordre馬単。8頭以上の全レース対象。4~7頭のレースでは上位2頭の内1頭を当てる。最低2€から。
Trio3連複。8頭以上の全レース対象。最低2€から。
Trio Ordre3連単。出走頭数が4~7頭のレース。最低2€から。
2 sur 4拡大ワイド(上位4頭中2頭を順不同で当てる)。出走頭数が10頭以上のレースが対象。最低3€から。
Super 44連単。出走頭数が5~9頭のレースが対象。最低1€から。
Multi4連複。出走頭数が14頭以上のレースが対象。4~7頭を選択し、上位4頭を当てる。いわゆる4連複ボックス。4頭(1通り)、5頭(5通り)、6頭(15通り)、7頭(35通り)。最低3€から。
Mini Multi4連複。出走頭数が10~13頭のレースが対象。4~6頭を選択し、上位4頭を当てる。最低3€から。
Pick 55連複。1日2レースのみ。5頭を選択し、上位5頭を当てる。5連複1点買い。最低1€から。
Tiercé3連単・複。1日1レースのみ、Quinté+(カンテプリュス)と同じレースが対象。3頭を選択し、上位3頭を着順通り(3連単)もしくは順不同(3連複)で当てる。ようは1つの馬券で3連単と3連複両方を賄える。最低2€から。
Quarté+4連単・複。1日1レースのみ、Quinté+(カンテプリュス)と同じレースが対象。4頭を選択し、上位4頭を着順通り(4連単)・上位4頭を順不同(4連複)・上位3頭を順不同(3連複)で当てる。1つの馬券で4連単・4連複・3連単を賄える。最低2€から。
Quinté+5連単・複。1日1レースのみ。5頭を選択し、上位5頭を着順通り(5連単)・上位5頭を順不同(5連複)・上位4頭を順不同(4連複)・上位3頭を順不同(3連複)で当てる。1つの馬券で5連単・5連複・4連複・3連単を賄える。最低2€から。

上記の通り、フランス競馬は馬券の種類が非常に多彩です。また、出走頭数によって買える馬券の種類が異なるのも特徴的です。

一方で、買い目が限られており、日本でお馴染みのフォーメーション・流しという買い方が出来ません。基本的には1点買いもしくはボックスとなります。

連単系(3連単・4連単・5連単)は1日1レースのみの発売となっています。凱旋門賞デーの場合は、当然凱旋門賞が対象でした。それも基本は1点買いなので、5連単の流し・フォーメーション・ボックスなどを買いたいとなると、(買い目の数=馬券の枚数)となり非常に面倒です。

馬券の購入は有人窓口、券売機、それからウェブ登録によるモバイル馬券もあります。このほか、スタンド中をあるく公式の売り子もいます。いずれもクレジットカードで購入することができ、日本のカードでも問題なく購入できました。海外ショッピング利用として計上されるので、クレカのポイントも付きます。

慣れるまでは予想を立てたり、馬券を買ったりするのが面倒かもしれませんが、一度慣れてしまえば問題ありません。筆者は基本的にスマホのメモ帳に買い目を入力したものを有人窓口で見せて購入しました。

いざロンシャン競馬場へ

特徴的なパドック

ロンシャン競馬場といえばこの特徴的な木の生えたパドックでしょう。また観客側と馬との距離が非常に近く、それこそ手を伸ばせば馬に触れられそうな距離です(つまり蹴られそうな距離でもある)。

左の写真は前日に撮影したものなので人もまばらですが、凱旋門賞当日は人の入りが半端じゃなく、凱旋門賞のパドックともなると人で溢れかえります。

凱旋門賞デーは各種レースの表彰式もパドックで行われます

30分ちょっとの間隔で、(レース後の馬の周回)→(表彰式)→(パドック周回:3-5周程度)→騎手騎乗周回:1-2周程度)を繰り返すので、パドックはけっこう忙しいです。

おしゃれなスタンド

スタンドは改修したばかりとあってめちゃくちゃ綺麗です。

スタンドはベンチがあるわけではなく、パドック同様広々と段差があるだけです。このおかげでスタンド内が広く見えたり、移動がしやすかったりするのでアイデアとして日本の競馬場も採用してみてもいいかもしれません。

優雅なコース前スタンドと馬場

ロンシャン競馬場には結局土日2日間とも行きました。

土曜日は当日券を購入しArc Gardenへ。メインは翌日とあってこの日の人の入りはまばらでした。土曜日はあいにくの雨模様で、翌日凱旋門賞直前まで断続的に降ったおかげで、凱旋門賞は日本馬にとって非常に苦しい重馬場となってしまいました。

スタンドも含め緑(芝生や木々)が多く、また競馬場自体の面積も広いので、日本の競馬場と比べても非常に広大な印象を抱きました。

めちゃくちゃ多い日本人観客と日本語対応

パリ市内を歩いている時から思っていましたが、やはりこの時期日本人が非常に多いです。その理由はやはり凱旋門賞なのでしょう。

場内では日本語インフォメーションがあったり、馬券の紹介をした日本語のチラシが配られたりしていました。一番驚いたのは、パドックで行われたイベントで、フランス人司会が日本語でアナウンスを始めたことです。それだけ良くも悪くも、日本は重要なマーケットとして捉えられているのでしょう。

実は「良くも悪くも」というのが筆者の素直な感想でもあります。

写真は凱旋門賞前日にロンシャン競馬場を訪れたときのものです。

左はとあるエリアに掲げられた日本馬の応援幕、そして右は大砲のようなカメラを持った人たち(恐らくメディアではなく個人です)が使うお立ち台なのですがフェンスにロックで取られないようになっています。

迷惑を掛けたり、地元の方に不快感を及ぼす類のものかは分かりません。が、日本人の海外での競馬場でのマナーの悪さは有名で、とりわけ凱旋門賞は2006年にディープインパクトが出走した際のマナーのひどさは地元紙にも取り上げられ「インパクト狂喜」と報じられる有様。それを踏まえると、出来る限り郷に入りては郷に従った観戦はできないものかと思わされます。

凱旋門賞当日には応援幕は撤去されていました。寄せ書きには名前が書かれておらず、誰が主催・掲示したかは分かりません。応援したい気持ちは理解しますが、正直ロンシャン競馬場の雰囲気にはそぐわなかったと思います。

紳士淑女の社交場、そして鉄火場

とはいえ凱旋門賞のロンシャン競馬場が非常に厳格な場所かと言われればそうでもないと思います。

ドレスコードはあってないようなものでありながら、なくてあるようなものでもあります。筆者はユニクロのウルトラライトダウンとジーンズで行きましたが、特に問題なく入場できました。一方で、欧米人はみな一様に着飾っていて、自分の服装が浮いていた感も否めません(誰も気にしてないでしょうけど)。

絶対にスーツ・ネクタイ着用!とまでは言いませんが、着飾ったほうが場に馴染むし、雰囲気も出ると思います。当然ながらVIPエリアに入場する場合はドレスコード必須です。

一方で、場所取りにレープロや上着を置いたり、終わった後あたり一面ひどい散らかりようなのは日本と変わりません。当然、最後の直線で叫ぶところも。そういった一面は、やはり鉄火場なのだなと思います。

ビールは1杯5€、コップはリサイクル可能
ビールは1杯5€、コップはリサイクル可能

やはり日本と圧倒的に違うのは場内でビール・ワインを飲んでいる観客が非常に多いこと。競馬が目的なのか酒が目的なのかどっちか分からなくなるほどです。

かといって飲み過ぎて潰れている人はいませんでした。唯一、男子トイレのなかで小便が間に合わなかったのかお漏らしをしている人はいましたが…。

トイレといえば、全体的にトイレの数が少ないので、男子トイレでもそこそこ並ぶことになるので注意が必要です。

いざ、凱旋門賞!

凱旋門賞デーは第1レースからGⅠが開催されるため、最初から人の入りは多いのですが、いざ第4レースの凱旋門賞を迎えると人の入りも盛り上がりも頂点に!

まずはパドックでジョッキー紹介があります。馬番としては日本馬3頭は横並びだったので、スミヨン(キセキ)・川田(ブラストワンピース)・フィエールマン(ルメール)が並んでいました。

そしていざ、馬の入場!

キセキ
エネイブル
キセキとスミヨン
ブラストワンピースと川田
フィエールマンとルメール
ジャパンとムーア
ソフトライトと武豊

ジョッキーは大レースを前に一様に緊張しているようですが、その中でも地元のジョッキーたち(特にデットーリやスミヨン)はリラックスしているようにも見えます。

個人的には日本馬による凱旋門賞制覇は日本人騎手でという想いもありますが、現実的なことを考えるとロンシャンに慣れたジョッキーのほうが可能性が高いのではないかと思います。

現地の直前オッズはこんな感じです。直前なので最終オッズとは別ですが、やはり日本(JRA)のオッズとはかなり隔たりがあるようです。

馬番馬名日本のオッズフランスのオッズ
1フレンチキング156.132.0
2ヴァルトガイスト34.418.0
3ガイヤース19.414.0
4キセキ19.435.0
5ブラストワンピース18.145.0
6フィエールマン11.129.0
7ナガノゴールド249.174.0
8エネイブル1.51.6
9マジカル21.019.0
10ジャパン7.410.0
11ソフトライト108.975.0
12ソットサス8.46.8

レース前の話にはなりますが、人気のなかった日本馬は現地で買い、現地で人気の外国馬は日本(JRA)で買うほうがオッズとしても得なのではないでしょうか。

さていよいよ発走。

我らが④キセキは出足が付かず得意の逃げる展開に持ち込めない苦しいパターンになってしまい、フォルスストレートで⑤ブラストワンピース⑥フィエールマンが脱落。

最後の直線を向いたところで⑧エネイブルが抜け出し、連れて⑨マジカル・⑩ジャパン・⑫ソットサス

これは馬券的にも頂いた!と思いきや、ちょうど自分が観戦していた目の前の当たりで豪脚を繰り出した②ヴァルトガイストが並ぶ間もなくエネイブルを交わし去っていき…。

最後の長い直線で⑧エネイブルが先頭に躍り出る
が、自分の目の前で②ヴァルトガイストに交される

結果、5歳馬ヴァルトガイストが優勝。

エネイブル応援一色だった場内は阿鼻叫喚、ため息。「#EnableChallenge」というハッシュタグを用意し、応援ボードまで無料で配っていただけに、観客にとっても自分にとっても残念な結果に。レース後、このボードは至る所に投げ捨てられていました…。

武豊とキーファーズ

第1レースSAVARINに騎乗の武豊

今回の凱旋門賞デーでは武豊が凱旋門賞を含め複数レースに騎乗することも話題になっていました。

第1レースのマルセルブサック賞では、社台ファーム生産のディープ産駒でキーファーズの松島正昭氏が馬主の”SAVARIN”に騎乗。2連勝中で、前走ロンシャンGⅢを勝利したこともあって1番人気でした。

第2レースのジャン・リュック・ラガルデール賞では、またしてもキーファーズ松島正昭氏が馬主の馬が出走、名前は”HELTER SKELTER“。前走でドーヴィルのリステッド競走を勝利した馬です。

凱旋門賞後の第5レースオペラ賞では、吉田照哉氏が馬主の”COMMES”が出走。前々走はGⅠディアヌ賞で2着だった馬です。

キーファーズの松島氏は大の武豊ファンで、凱旋門賞制覇に野心を燃やすオーナーです。日本馬を連れて行くよりも現地で強い馬を買って走らせたほうが凱旋門賞制覇に近いのではという考えの持ち主です。

今回は、特に第1レースでは勝つチャンスがあったのですが、海外GⅠの壁というのは高いもので、いずれも結果を出すことはできませんでした。それでもこういう挑戦の形も面白いと思いますし、これからもどんどん続けていってほしいですね。

ファンサービス抜群のミカエル・ミシェル

最終第8レースに騎乗のミカエル・ミシェル

ミカエル・ミシェルは24歳新進気鋭の女性ジョッキーです。2017年には72勝を挙げ、フランスでの女性騎手年間最多勝記録を樹立しました。

2019年8月、札幌競馬場で行われたワールドオールスタージョッキーズに出場するため初来日し、JRA初勝利を挙げました。美人で実力のある女性ジョッキーとあって、日本でもメディアを中心に一躍時の人に。

そして凱旋門賞前日にNetkeibaの記事を見て、最終レース後にパドックでサイン会が行われることを知ります。なるほど、せっかくだし噂の美人ジョッキーを間近で見てみよう。

確かに噂に聞く美人さんでした。

最終レース後にパドックで、自前で用意した写真に直筆サインをして配るというファンサービスを行っていました。その際、握手やセルフィーによる写真撮影などにも気持ちよく応じていました。

今回のアナウンスも恐らく日本人しか知らなかったので、フランス人からしたら「なんで若手ジョッキーの元にやたらと日本人が集まっているのだろう?」と不思議だったに違いありません。

まとめ

一生に一度は生観戦したい「凱旋門賞」。現地観戦することは筆者の中で「死ぬまでにやりたい100のこと」のうちの一つでもありました。

ヨーロッパへのフライトが思ったより安かったことや、何よりも現役で自分が一番好きな馬が出走することもあって、今回参戦を決めました。

しかし人間、一度達成すると欲が出るもの。

早速新しい目標を設定し、次は「VIPエリアで、日本馬が凱旋門賞を勝つところを、生観戦する」です。

多分、死ぬまでにやりたい100のことリストは自分の中で適宜アップデートされていき、死ぬまで全部達成されることはないでしょう(笑)