【2019年最新版】インドネシアの銀行で定期預金!最大6.75%の金利を受けれるのは?

 

以前インドネシアの定期預金金利が高いことが日本のワイドショーで放映され、それ以来下記記事のアクセスが非常に多くなっています。

定期金利7%のインドネシアで銀行口座を開設する方法!BCAで口座開設してみました。

2017年7月6日

この記事は実際には定期預金金利の話をしたわけではなく、BCAでの銀行口座開設の方法を記事にしました。こちらの記事では大々的に「金利7%」と謳っていますが、では実際のところ現在の定期預金金利はいくらくらいなのか?

 

 

BCAの金利は最大6.00%

BCA 1 Month 3 Month 6 Month 12 Month
< 2M 5.50% 5.75% 5.75% 5.75%
≥ 2M – < 5M 5.50% 5.75% 6.00% 6.00%
≥ 5M – < 10M 5.50% 5.75% 6.00% 6.00%
≥ 10M – < 25M 5.50% 5.75% 6.00% 6.00%
≥ 25M – < 100M 5.50% 5.75% 6.00% 6.00%
≥ 100M 5.50% 5.75% 6.00% 6.00%

※MはMiliar、つまり10億(Billion)のことです。1Mは10億ルピア(約780万円、7万ドル)。
※2019年7月1日時点。

 

まず筆者が銀行口座を開設しているBCA銀行です。預金金利はこちらのサイト(BCA公式)から確認できます。

BCAはあまり定期預金には向きません。最大金利の条件が「6か月以上」かつ「20億ルピア(約1,500万円)」というハードルの高さがあります。

最大金利の推移は以下の通りです。

  • 2017年12月:4.50%
  • 2018年11月:6.00%
  • 2019年07月:6.00%

最大金利は6.00%ですが、後述する他社と比べると低いことは否めません。

ただしBCAはUSドル建て口座でのドル建て定期預金も受け付けており、そちらはUSD 100,000未満なら1.20%、USD1,000,000以上なら1.50%とドル建ての割には高金利となっています。

 

Mandiriの金利は最大5.50%

Mandiri 1 Month 3 Month 6 Month 12 Month 24 Month
< 100Juta 4.25% 5.50% 4.75% 4.25% 4.50%
≥ 100Juta – < 1M 4.25% 5.50% 5.25% 4.25% 4.50%
≥ 1M – < 2M 4.50% 5.50% 5.25% 4.25% 4.75%
≥ 2M – < 5M 4.50% 5.50% 5.25% 4.75% 4.75%
≥ 5M 4.50% 5.50% 5.25% 4.75% 4.75%

※Jutaは100万(Million)を指します。1Jutaは100万ルピア(約7,800円、70ドル)です。

 

次にインドネシア最大の国営銀行の一つMandiriです。預金金利はこちらのサイト(Mandiri公式)から確認できます。

2017年12月時点では最大5.75%とそれなりの金利の高さを誇っていたMandiriも、2019年7月現在は利下げを行っており、他銀行と比べても低くなっています。

相変わらずMandiriの特徴は、1か月でも6か月以上でもなく、「3か月」が最高金利というところでしょうか。

現在での最高金利5.50%で運用する場合は、1億ルピア(約78万円)の預金が必要となります。以前と比べると、最高金利での最低預金額が下がったのは良い点でしょう。

それでも現時点ではすでにMandiriに口座を持っている人くらいしか運用するメリットはないと言えます。

なおUSドル建ての定期運用は1か月・3か月・6か月・12か月ともに100,000USD以下でも1.45%となるのでBCAよりは高金利での運用が可能です。

 

BNIの金利は最大5.50%

BNI 1 Month 3 Month 6 Month 12 Month 24 Month
< 100Juta 4.25% 5.50% 5.00% 4.50% 4.50%
≥ 100Juta – < 1M 4.25% 5.50% 5.25% 5.00% 4.50%
≥ 1M – < 5M 4.50% 5.50% 5.25% 5.00% 4.75%
≥ 5M 4.50% 5.50% 5.25% 5.25% 5.00%

 

もう一つの国営銀行BNI銀行です。預金金利はこちらのサイト(BNI公式)から。

2017年12月当時の最大金利はMandiriと同様5.75%でしたが、こちらも仲良く最大5.50%に利下げされています。国営銀行は定期預金金利について統一するような取り決めでもあるんでしょうかね。金利表見てもMandiriとほとんど変わりません。

なおUSドル建ての定期運用は200,000USD未満は一律0.70%と、他社と比べてもかなり低い水準です。

 

CIMB Niagaの金利は最大6.75%

CIMB Niaga 1 Month 3 Month 6 Month 12 Month
6.50% 6.50% 6.75% 6.75%

 

最後にマレーシア系銀行のCIMB Niagaです。金利は筆者が実際に開設している口座から確認しました。

2019年7月時点で非常に高い金利で推移しています。CIMBの特徴は以下の通りです。

  1. 最低入金額が低い(筆者が確認したところ、IDR 8,00,000から可能でした)
  2. どの月数も総じて金利が高い。

定期預金を行う上でもっとも大事なのは預金金利と最低入金額でしょう。その双方ともクリアしているCIMBは非常に使い勝手がいいと言えます。

口座開設も在住者なら、日本人が良く行くCitywalk Sudirman MallやLotte Shopping Avenueのデジタルラウンジで開設することが可能です。

 

2018年12月時点での1か月定期の金利は6.25%。

 

インドネシアの銀行で定期預金を組む際の注意点

さて追加情報です。注意点は2つ。

一つ目は金利には20%の税金が課せられ、この税金は金利が自分の口座に入金される前にすでに銀行によって控除されています

なので、例えば1,000,000,000ルピア(1 M)を1か月6.00%で組んだとすると、年間利息は60,000,000ルピア(60 Juta)。これを12か月で割ると、1か月あたり5,000,000ルピア(5 Juta)となります。実際はここから20%課税された4,000,000ルピア(4 Juta)が口座に振り込まれることになります。

二つ目の注意点は、主に1年KITASやKITAP所持者でインドネシアでNPWP OP(個人納税者番号)を保持している場合です。

対象者は毎年3月末までに前年度の個人所得税確定申告を行う必要があります。恐らくほとんどの場合は勤めている会社がやってくれていますが、その際に年度末の銀行口座残高を報告する必要があります。

普通口座・定期口座含め1,000,000,000ルピア(1 M)以上の残高がある場合、銀行から高額資産保有者として直接税務署とインドネシア中央銀行へ報告されます

昨今、タックスアムネスティを行うなど高所得者層への徴税を強化しているインドネシア国税総局に直接情報が送られるので、個人宛てに税務調査が入るリスクが上がるとも言われています。

出来る限りリスクを回避するならば、銀行をいくつかに分け、一つの銀行口座での保有資産が10億ルピアを越えないような形で運用するのが良いでしょう。

 

まとめ

2019年7月時点での定期預金金利は最高で6.75%です。もちろん調べた4行以外の中にはもっとハイレートの銀行もあるかもしれません。

噂ですが、Jトラスト銀行は大口顧客(数千万円程度?)には7~8%程度の金利運用を提案しているということも聞いたことがあります。

実際に使ってみてCIMB Niagaはかなりアリだと思います。開設も難しくありませんでしたし、オンラインから定期預金を申し込むことが出来てプロセスも至極単純です。