マイルやホテルプログラムにある程度詳しい人は、効率的なポイントの貯め方を知っています。しかしそういった人でも意外と見落としがちなのが「キャッシュバックサイト」の存在です。
自分が今構築しているスキームに合致するか次第ですが、海外旅行でSPGやIHGなどの外資系ホテルに泊まる人。あるいはAgodaやExpediaをよく利用する人は、ひと手間加えるだけで「お小遣いがもらえる」ということを是非知っておいてください。
特にSPGのプラチナ修行や、IHGのアンバサダー修行をやられている方は必見です!
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キャッシュバックサイトとは?
キャッシュバックサイトとはその名の通り、税金や送料を抜いた購入額から数%をキャッシュバックしてくれるサイトのことです。アフィリエイターには分かりやすいですが、いわゆる「自己アフィリエイト」となんら変わりありません。
国内だとハピタスなどがこの類に当てはまるのではないでしょうか。国内サイトとの違いは、マイルといったポイントに変換するのではなく、現金でキャッシュバックを受けとれることです。
日本の会社が運営しているものはなく、基本的にすべて海外のサイトです。そのため登録や手続きも、一部日本語サポートがあるものを除き、ほとんど英語で行うことになります。また実際の入金も、アメリカ在住で住所や口座などを所持している人なら小切手や銀行振り込みで受け取れます。
日本在住や日本人の場合は、Paypalアカウントを作って、そこにドルで振り込んでもらうのが一番ベストです。というか、筆者はキャッシュバックを受け取る際のPaypal以外の方法を知りません。Paypalアカウントで、ドルでキープしておくのも良いし、Paypalに日本の銀行口座を登録しそちらに出金すれば日本円で受け取ることが出来ます。
キャッシュバックサイト一覧
BeFrugal
登録ショップ数は多くありませんが、キャッシュバック率が非常に高いです。今回紹介する3サイトの中でも圧倒的に高いです。
ただしキャッシュバックはミニマム25ドルからと、ややハードルが高いです。25ドル以上残高が貯まると、Payment Requestができます。Requestの受諾が10営業日以内で、そこから振込まではまた時間がかかるでしょう。筆者はまだRequestまでは貯まっていませんが、Paypalを受取先にしています。
デメリットとしては、キャッシュバック確定までの期間がやや長いことがあります。それからきちんとBeFrugalを通したにも関わらず、キャッシュバックが否認されることがあります。IHG系は割と問題ないのですが、SPG系のホテルは否認されることがあります。以前トリビュートポートフォリオブランド(Tribute Portfolio Hotel)のホテルに宿泊した際は否認されました。
https://www.befrugal.com/referral/?ref=HZJOWZA
上記のリンクから登録し、一度でもサイトを利用すると10ドル分のボーナスキャッシュバックがもらえます。
Ebates
ショップ数は多いですが、キャッシュバック率はあまり高くありません。キャッシュバックのハードルは低く、ミニマム5ドルからキャッシュバックされます。キャッシュバック申請は必要なく、四半期ごとに自動で行われます。1~3月に貯まった金額は1か月半後の5月15日に振り込まれます。こちらも筆者は受取先をPaypalにしています。
https://www.ebates.com/r/SHUNMI6?eeid=28187
上記のリンクから登録し、一度でもサイトを利用すると5ドル分のボーナスキャッシュバックがもらえます。
Mr. Rebates
Ebatesのライバルといった位置づけです。ショップにもよりますが、ややEbatesよりもキャッシュバック率が高い場合があります。キャッシュバック申請はリクエスト式で、ミニマムは10ドルからです。こちらも筆者は受取先をPaypalにしています。
上記のバナーから登録し、一度でもサイトを利用すると5ドル分のボーナスキャッシュバックがもらえます。
キャッシュバック対象サイト
さて、では具体的にどんなサイトを利用する際にキャッシュバックサイトを噛ませれば良いのでしょうか。今回は【ホテル】にテーマを絞って比較していきます。
筆者がステータスを保持している外資系ホテルのIHGとSPG。それからホテル予約サイトのExpediaとAgodaです。
キャッシュバック率は2017年8月28日にチェックしたものです。この率は頻繁に変わるので、都度チェックしたほうが良いです。ちなみに当然ですが、IHGのリワードポイントやSPG(スターポイント)、AgodaのMYポイントなどサイト独自のポイントは別扱いとなります。
IHG
BeFrugalが8.5%、Ebatesが4.5%、Mr. Rebatesが6.0%です。全体的にかなり高くなっています。
バリューコマースのIHG/ANAアフィリエイトが3.0%なので、キャッシュバックサイトのほうが圧倒的にお得です。ただ最終的に日本円にする際は、為替の影響のためその差が変わることを覚えておいてください。バリューコマースでは日本国内のIHG/ANAブランドのホテルは対応していますが、海外のIHGホテルが対象かは微妙(以前失敗した)なので、海外のIHGホテルに宿泊する場合はキャッシュバックサイトを使ったほうが良いです。
SPG
BeFrugalが5.0%、Ebatesが1.5%、Mr. Rebatesが2.0%です。
SPGは基本的にIHGと比べ、キャッシュバック率が低めに設定されています。たまにひどい時では0%の時もあり、今回のBeFrugalの5%というのは、SPGの中ではかなり高いほうです。
国内のアフェリエイトプログラムではSPGに対応したものがないので、こちらもキャッシュバックサイト一択となります。ただBeFrugalの項目で述べたように、SPGはブランドによっては否認されるものもあります。
Expedia
BeFrugalが12.0%、Ebatesが10.0%、Mr. Rebatesが3.0%です。
特にBeFrugalとEbatesで高いキャッシュバック率が設定されていますが、そもそもExpediaはベース料金が高いです。当然ながらキャッシュバックサイトを利用すると、アメックスやJCBカード利用の8%OFFプロモなどは使えません。それでもBeFrugalの12%は、上記の8%やバリューコマースの5%よりも高いので、選択肢としてはアリです。
Agoda
BeFrugalが6.0%、Ebatesが3.0%、Mr. Rebatesが4.0%です。
AgodaはExpediaと比べるとベース料金が安めに設定されています。
バリューコマースのAgodaアフィは5%で設定されています。 BeFrugalのほうが1%高いですが、換金プロセスの少なさなど手間とドル→円にする為替変動を考慮すると、Agodaの場合はバリューコマースの自己アフィリエイトのほうがお得になります。
バリューコマースで自己アフィをするための登録はこちらから。
ちなみにAgodaのアフィリエイトに関する記事はこちらの2つをどうぞ。
【アフィリエイト】ホテル予約サイトは『Agoda』を使うと最安値からさらに9%OFF!Agodaでポイントとキャッシュバックを両取りする方法。
Agodaのアフィリエイトはバリューコマース一択!Agoda Partnersを使ってみた結果。