以前、スカルノハッタ国際空港ターミナル3のラウンジの記事を書きました。当時は、ガルーダに搭乗する際、提携先のANAプラチナステータスを利用し、ガルーダラウンジを訪れました。
今回、バンコクへタイ航空に搭乗して向かう予定がありました。タイ航空はANAと同じスターアライアンス所属。SFCパワーによりスターアライアンスゴールドメンバーの筆者は、ターミナル3のラウンジが利用できると目論んでいました。
タイ航空サイトからの予約時、マイル付与先をANAマイレージクラブに設定していたため、チェックイン時にスタアラゴールドとしてラウンジへのアクセスチケットをもらいます。
見るとSaphireラウンジ(Plaza Premiumラウンジ)へご招待、と書いてあります。Saphireラウンジ(Plaza Premiumラウンジ)とはどのようなところなのでしょうか?今回はラウンジレポートです。
ところで、今回筆者が搭乗するタイ航空はターミナル3の9番ゲート、すなわちイミグレを出てすぐのゲートから出発します。そしてその近くには以前訪れたガルーダラウンジがあります。今回はガルーダ航空とは縁も所縁もないので、当然ここへは向かいません。
ラウンジへは、まずターミナルを端の1~4番搭乗口方面へ向かって歩いて行きます。すると、8番搭乗口付近にSaphireラウンジと書かれたラウンジが出てきました。外から見るにかなりフードメニューが充実してそうです。マッサージやスパサービスもあると書かれています。
入ろうと受付のお姉さまにチケットを見せると、
「あら、このラウンジはもっとあっちよ」
と、搭乗口とは反対の方向を指さされます。チケットの裏面をよく見ると地図が乗っており、5番搭乗口の近くにラウンジがあるとのことでした。5番搭乗口って結構向こうじゃないか…?という思いを胸に抱き、搭乗口からどんどん離れていくことに億劫になりながらもラウンジを目指します。
5分ほど歩いて、ようやく見えてきました。このターミナルはどうして、ゲート間の距離がこんなにあるんですかね。
入口にはSaphire Lounge (Plaza Premium Lounge)と掲げられています。用途が違うなら、同じSaphire Loungeと名乗らないでほしいです。ややこしい。
チケットを見せて中へ入ります。ラウンジはターミナルの角の内側にあり、外からみたら小さいラウンジのように見えましたが、中は意外と広いです。座席はソファタイプからデスクタイプ、テーブルや半個室など様々です。至る所にコンセントやUSB挿し込み口があるので、充電にはもってこいですね。
まず目に入るのがキッチンカウンターのようなところ。ここではコーヒーやワインなどのドリンクを注文できるほか、スパゲティーやパスタを注文できるヌードルバーもあります。
しかし、フードやドリンクを取る場所が見当たらず、飲み物や食べ物はこのバーカウンターで注文できるものしかないのだろうか、と不思議に思います。すると向かいから歩いてくるご婦人が皿にサラダとサンドイッチをのせてくる来るではありませんか。
そう、ラウンジを入って左奥に行くとフードコーナーがあるのですが、入ってすぐの位置からだと見ることが出来ません。改めてフードコーナーを訪れると、サラダやスイーツ、ホットミールやドリンク類など、多くはありませんが必要十分といった感じでした。
そこまでお腹が空いていなかったのもあり、今回はものの試しでヌードルバーでスパゲティーだけを頼んでみることにしました。量は少なかった(3口くらいで食べ終わってしまった)ですが、作り立てということもあり味は普通に美味しかったです。トッピングも豊富なのですが、いかんせんパスタなのでほとんど使いませんでした。
自分が搭乗するフライトのゲートにもよりますが、イミグレ出たところから結構離れたところにあるラウンジなので、正直行くのが億劫になるかもしれません。しかし、いまだターミナル3は飲食スペースも多くなく、空港料金で結構な値段を取られることもあり、時間があれば足を延ばしても充電が出来て無料で飲み食いできるラウンジに行くほうが良いとは思います。
今回はタイ航空に搭乗したのでこちらのラウンジでしたら、どの航空会社の場合、どこのラウンジが割り当てられるのかはもう少し検証してみたいと思います。
ではでは。