夏休み城巡りツーリング、2日目最後は徳島城です。
明治の廃城令で天守閣が撤去され、現在は徳島中央公園となっています。廃城令の際、唯一城内の南に位置する「鷲の門」だけ残りましたが、それも大戦中の空襲で焼失してしまいました。鷲の門自体は1989年に再建されたものを見ることが出来ます。城内は城山と周辺に石垣が名残として残るのみで、それ以外は公共施設や博物館などが建造されています。
駐輪場
徳島城東駐車場の少し南に駐輪場の区画があります。駐輪場といっても明確な線があるわけでもなく、放置自転車のように何台か自転車や原付が停められているだけです。車止めのポールが立っているところを抜けたところにあります。電話ボックスが目印です。駐車場の係員の人にバイクはどこに停めたら良いか尋ねたら、そこに停めてくれと言われました。ポールの間隔があまり広くないので、大型バイクだと出入りする際に苦労します。
水堀
徳島城内の堀にはクロダイ(チヌ)などがおり、天敵もいないせいか結構大きなサイズです。稚魚のうちに自然と堀に紛れ込み、そのまま大きくなって出れなくなったとか…。ちなみに釣りは禁止なので、絶対やめましょう。
綺麗な川を大切にしましょうと言っていながらも、残念ながら堀内部はかなり汚されている模様です。
徳島城博物館
スタンプは、徳島市立徳島城博物館にあります。常設展示期間と四季の企画展開催中は入場料300円です。ただし、秋の特別展が開催されている期間(10月中旬~11月中旬)は500円となります。ちなみに入場料を支払うと表御殿庭園にも入場できます(単独の場合50円)。
鷲の門と阿波おどり
あまり時間がなく、最後に鷲の門だけ一目見ておこうと、公園の南の方へ向かいました。すると何やら法被などを来た団体がいます。そういえば先ほどから、街のあちこちから祭囃子のようなものが聞こえてきます。
筆者は全く何も知らずに徳島城跡を訪れましたが、この日は阿波おどり大会の期間中でした。法被の団体はm恐らく演武を終えたであろう連(グループ)です。演武を終えた高揚感からか、その場で酒盛りのようなことをしながら雄たけびを上げて盛り上がっていました。
徳島の阿波おどりについて簡単に説明しますと、毎年8月12日から15日までの4日間、全国で最も有名かつ最大規模のが阿波おどりが、発祥の地である徳島で開催されます。
まず本番前日の11日から「選抜阿波おどり大会前夜祭」が行われます。そして阿波おどり期間中、昼は「選抜阿波おどり大会」、夜は演舞場での「阿波おどり」と、昼も夜も阿波おどり三昧です。
ちなみにホール内で阿波おどりを観覧しようとすると、中々よいお値段のチケット代がかかります。調べたところ自由席で1500円程度、指定席だと5000円くらいでした。
あらたえの湯
残念ながら、このあと淡路島を抜けて京都に行かなくてはならず、徳島城跡を散策する時間はほとんどありませんでした。京都までは高速を使っても3時間程度かかります。しかも雨予想&盆休みで渋滞中のようです。
朝から一日中動き回り、さすがに汗だくのままでは辛いので、温泉を探すことにしました。近場のスーパー銭湯で見つかったのが、こちらの「あらたえの湯」です。
入湯料は平日600円、土日・祝750円です。この日は日曜日とあって、夕方頃でも多くのお客さんで混雑していました。徳島城から向かう場合、Google Mapのナビだと裏道を通らされて迷うことがあります(体験談)。広い道を通って、県道39号線沿いから入ると分かりやすいです。
まとめ
香川・徳島の100名城に指定された3つの城(丸亀城、高松城、徳島城)は思ったより離れており、3つ回ろうとすると一日がかりになります。スケジュールには余裕をもって行動するといいでしょう。