
筆者はマッチングアプリ「Tinder」に課金をし、世界中どこでも任意のスポットでマッチングを行うことが出来ます。予めマッチングしておいて、旅先を訪れた際に一緒にご飯を食べたり、観光案内をしてもらったりという旅を楽しんでいます。
この時もバリをスポットとして、あらかじめ女の子と会う約束を取り付けていました。今回のヒロインは破壊力抜群なスタイルが魅力的なメイちゃん(仮称)です。
コンテンツ
メイちゃんとの出会い
出会いはバリに来て何日目かの昼時。サヌールにある安くて美味しいと有名なイタリアンレストラン「Massimo」です。
少し遅れるとのことだったので、先にイカリングを食べていたところ、「Hey!」と声を掛けられます。
見上げると、紫色のポロワンピースを着た顔立ちのはっきりした女の子が。ていうかポロワンピースってモロに体型出るんですね。

私はパスタ、メイちゃんはサラダを食べ、Massimo名物のジェラート(昼下がりはあまり混んでいないのでおススメです、夜はめっちゃ並びます)を食べ、さぁどうしようかというところ。
とりあえず腹ごしらえにサヌールビーチを歩こうかということになりました。
ビーチ沿いを歩いていると、海の向こうに見える島があります。ヌサ・ペニダ(ペニダ島)とヌサ・レンボンガン(レンボンガン島)です。


実はこの時点でバリ滞在最終日前日。つまりメイちゃんと会った翌日に、ジャカルタへ帰らなきゃいけないという状況でした。
それでもメイちゃんが「翌日からなら1泊で行けるわよ!」というので全力で逡巡した結果、「年末だし休み一日くらい延ばしてもいいか!」という結論に至り、じゃあ行くか。
ちなみに、メイちゃんとは前日にTinderでマッチし、当日会い、翌日から1泊2日のレンボンガン島旅行に行くという、びっくりするくらいスピーディーな関係構築になりました(笑)
まずは宿探し。
実はメイちゃん、日本人の元カレがいたそうですが、金銭的な価値観が合わずに別れてしまったそうです。
サヌールやレンボンガン島はホテルやヴィラなどがバリ中心地や近辺でも安い!!のですが、筆者が7,000円くらいの宿を提示しても「高いわよ!」とメイちゃん。
まぁ決してケチなわけではなく、また割り勘前提なのも個人的にはすごく好感がもてます。

ダリマナ提案のクリフ パーク レンボンガン (Cliff Park Lembongan)。 1泊7,000円程度で、レンボンガン島の西端にありサンセットが綺麗に見える。

メイちゃんオススメのタタック ブヌット ヴィラ センニガン (Tatak bunut Villa ceningan)。レンボンガン島の隣のチュニガン島の山奥にある。1泊2,000円(朝食込み)と驚異の安さ。
結局メイちゃんオススメの宿にすることにしました。Agodaで予約して250,000ルピア(約2,000円)という破格の安さ!
場所がよく見たらチュニガン島の中心なのが気になりますが、写真を見ても綺麗ですしとりあえずOK!
続いてフェリーの予約。
サヌール港からレンボンガン島(チュニガン島含む)への移動はスピードボートです。ペニダ島へもスピードボートです。

価格ですが、インドネシア人は一律85,000ルピアですが、外国人は150,000ルピア(もしくは175,000ルピア)になります。しかし外国人でもITAS保有者はインドネシア人料金でいけるとのことなので、忘れずに!
レンボンガン島での港は2つあります。Mashroom BeachとJungutbatu Beachです。どっちについても大して変わらないです。Jungutbatu Beach周辺はレンボンガンの中でも最も栄えているエリアになります。Mashroom Beach周辺はサンセットポイントに近いです。

何社か運航会社はあり、一日9便出ています。レンボンガン島は日帰りもできるので午前中に出発する便が多いです。今回は09:00発の便を予約しました。

これで準備完了!メイちゃんとの急遽の1泊2日レンボンガン島旅行に心躍らされながら眠りにつきます。
いざ当日!
朝飯を一緒に食べよう!とのことでサヌール港近くのコンビニで8:00に約束。
着いたらメイちゃんの手元にはマクドナルドの包みが。どうやらすでに買ってくれていたようです。
ひとまずボートの受付に行くと、「1本早いボートが空いているからそれに乗れ!」と指示され、係員の兄ちゃんに連れられボートまで早足ダッシュ。受付からボートが係留されているところまで中々遠かったです…。
ボートに乗ったらサンダルを預ける仕組み。預けるといってもカゴに放り込むだけなのですが、言うこと聞かない白人はそのまま履いて乗ってました。
揺れるボートの中、ソーセージマフィンとホットコーヒーを食すのは中々至難の業でしたが、食べて少ししたらもうレンボンガン島に到着です。
レンボンガン島に到着したら…
まずこの島、基本的に車がありません。
荷台を改造して人が乗れるようにした軽トラなどはあるのですが、個人の自家用車はありません。とはいえ、自転車と馬車だけで賄えるギリ諸島よりかは広い面積です。
そのため島内での移動はスクーターがメインになります。港につくと、すぐそこにスクーターを貸してくれる兄ちゃんたちがいっぱいいます。もとい押し売りならぬ押し貸しをしてきます。
インドネシア人のメイちゃんが交渉してくれた結果、2日間(24時間)利用で100,000ルピア(満タン貸し、給油無し戻し)で交渉成立しました。
そしてレンボンガン島内でのバイク移動、なんと驚愕のノーヘルです。兄ちゃんに聞くと「この島でヘルメット被ってるやつなんか誰もいねえよ!」とのことでした。
ということでノーヘルバイク旅のスタート!
レンボンガン島の観光名所①:Devil’s Tear(デビルズティアー・悪魔の涙)

まずはレンボンガン島一番の観光名所、Devil’s Tearです。場所は上のマップでも示していますが、レンボンガン島の最西端にあります。
自然が作り出した断崖絶壁の壁に大波がぶつかり、地鳴りのような音がしたかと思うと、崖のほうから鉄砲水のように大きな水しぶきが吹き上がります。
上記の写真のような感じですが、これをいつからか「悪魔の涙」と呼ぶようになったといわれています。天気が良ければ水しぶきが吹き上がる際に虹を見ることもできます。
レンボンガン島の観光名所②:Dream Beach(ドリーム・ビーチ)

Devil’s Tearに最も近いビーチがこちらのドリーム・ビーチ(Dream Beach)になります。
インスタ映えするブランコもあり、有名なフォトスポットの一つになっています。

ビーチそのものは波が高くてあまり泳ぐという感じではないのですが、上にバンガローがあって宿泊も可能です。またインフィニティプールは50,000ルピアで宿泊者以外も利用することが可能です。カフェもあるので飲食(ビールも!)可能です。

ドリーム ビーチ ハッツ (Dream Beach Huts)。値段は多少高いですが、インフィニティプールのついたコテージに泊まれます。
チュニガン島の観光名所:Mahana Point(レストラン)

ところ変わって、お隣の島・チュニガン島。サイズ的にはレンボンガン島の4分の1程度です。
レンボンガン島から観光名所のイエローブリッジ(Yellow Bridge)を渡って行きます。島の南には道路がないので島内一周というわけにもいきません。
そんなチュニガン島の名所は、同じく最西端にある Mahana Point です
ここ、ようは夕陽が見えるレストランなのですが、眼下のビーチでは波が非常に高く、サーファーの聖地にもなっています。
そしてここが有名な一番の理由は、、、

なんだか分かりますか?これ、飛び込み台です。

ようは、崖の上高さ10mの場所から、海に向かって飛び込むんです。
1回50,000ルピア(引き上げ料)で度胸試しが出来ます。
一応着地点の海は5m程度の深さがあるので、風が強い時や波が引いている時以外はそこまで危険ではないとのこと。
高所恐怖症の私は絶対無理。だけど、自分がビール飲んでる横で急に飛び込んでいった白人はいました。彼らは何考えているかわかんねえ。

度胸がある人はこうやって飛び込んでインスタ映え。https://www.journeyera.com/mahana-point-cliff-jump/より。
まとめ
1泊2日(24時間滞在)で十分楽しめたレンボンガン島とチュニガン島。雨期にも関わらず、雨もあまり降りませんでした(対岸のバリ島は結構降ってたみたい)。
本当はもう少し時間があれば、レンボンガン島の北東にあるマングローブにも行きたかったのですが、それは次回のお楽しみに。
島内には適宜レストランやバー、ミニマートがあるので食料や買い出しにも困りません。価格もサヌール近辺と同等なので、バリ島の中でも安い部類に入ります。
シュノーケリング:パブリックボートは250,000ルピア/人、ただし出発時間が決まっている。プライベートボートは1艘450,000ルピア程度なので、全然プライベートボートのほうがいいと思います。
ダイビング:2ダイブで1,100,000~1,200,000ルピアです。こちらも時間が決まっているので前日に予約を!
何より現地で知り合った女の子と離島旅行なんて、素晴らしいひとなつのアヴァンチュール!(12月だったけど)。
年末、心の洗濯をしに神の住む島・バリ島へバカンスに行きました。
ダイビングをしてアドバンスのライセンスを取ったり、プライベートプール付きのヴィラに泊まって全身素っ裸になって日焼けしたり、中々に充実した日々を送りました。
その中でも特に印象的だったのが、「バリで出会った女の子と急遽1泊2日のレンボンガン島旅行に行くことになった」という、今回のお話です。