外国から観光客が入ってこれず、バリ島高級ホテルの価格が軒並み値下がりしている今、インドネシア在住者にとっては普段はなかなか手が出ない高級ホテルに泊まるチャンスです。
そして今回はリッツカールトン・バリ(Ritz Carlton Bali)に泊まってみました!
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リッツカールトン・バリはどんなホテル?
インドネシア・バリ島の南西部、高級ホテルが立ち並ぶヌサドゥアの南のほうに位置する、2015年に出来たまだ新しいホテルです。
バリ島の景観条例により建物の階層は多くありませんが、崖を利用しておりフロントロビーと客室エリアは70mの高低差があります。
プライベートビーチを有しており、白い砂浜からは雄大なインド洋とそこに沈む夕陽を望むことが出来ます。
2021年最新だとカテゴリー6です。 オフピークだと36,000ポイント/泊、スタンダードシーズンで50,000ポイント/泊なのでSPGアメックスの無料宿泊特典も利用できます。
ホテルマップとプラチナメンバー用ベネフィット
上のエリアにはフロントロビーとCliff VillaおよびGarden Villaが、下のエリアには各種スイートルームとPavillion Villaやクラブラウンジ(現在は閉鎖中)、スパやメインプールがあります。
下のエリアは敷地内が広いですが、バギーが24時間いるのでどこからでもこれに乗って移動することが出来ます。
プラチナメンバー用のベネフィットは以下の通り(一部のみ)です。
- 午後4時までのレイトチェックアウト
- 1000ボーナスポイント(朝食は選択できません、ただしスペシャルプライスになります)
- 予約した客室から2段階のアップグレード(もらった書面ではSawangan Junior SuitesからPavillion Villaにアップグレードとありますが、実際はそうではありませんでした。もっとよく聞けば良かった…)
- 敷地内にあるQuick Silverのショップで10%割引(ただし現在全品20%割引中)
リッツカールトン・バリへのアクセス
バリの玄関口、ングラライ(デンパサール)国際空港からは車で約30分の距離になります。
ヌサドゥア(Nusadua)エリアの中でも南に位置しているのでやや距離があり、クタやスミニャックなどからはかなり離れたところになります。Bali Collectionなどがあるヌサドゥアの中心地からも10-15分程度かかります。
隣には最近オープンして人気のケンピンスキー・バリ(The Apruva Kempinski Bali)があります。
空港やクタ市街地まではGrab CarやGo-Carを注文すると100,000ルピア近くするので、頻繁に出かける方なら車を借りたほうがいいかもしれません。
リッツカールトン・バリの部屋タイプ
部屋タイプ | 広さ | 部屋数 |
サワンガン ジュニアスイート | 99㎡ | 148 |
サワンガン ジュニアスイート(プールアクセス) | 99㎡ | 46 |
ザ・リッツ・カールトン スイート | 145㎡ | 32 |
ザ・リッツ・カールトン スイート(プールアクセス) | 145㎡ | 7 |
パビリオンヴィラ プールアクセス | 120㎡ | 18 |
ガーデンヴィラ プライベートプール | 359㎡ | 4 |
スカイヴィラ プライベートプール(1ベッドルーム) | 159㎡ | 2 |
スカイヴィラ プライベートプール(2ベッドルーム) | 258㎡ | 4 |
クリフヴィラ プライベートプール | 281㎡ | 4 |
リッツカールトン クリフヴィラ | 630㎡ | 1 |
リッツカールトン オーシャンフロントヴィラ | 677㎡ | 1 |
最上級のヴィラ2つは3ベッドルームです。
チェックイン時にもらったプラチナメンバー用ベネフィットの説明書きでは太字で”We have upgraded all of your room to Pavillion Villa with Pool Access from Sawangan Junior Suite room.”との記載がありましたが、実際には「プラチナメンバーは2段階アップグレードなので、サワンガンジュニアスイートからリッツカールトンスイート(プールアクセスじゃない方)にアップグレードしておきました」と言われました。
この点についてはもっとよく書面を読んで、チェックイン時に確認しておけばよかったと今になって公開してます…。
パビリオンヴィラは敷地のど真ん中にありますが、部屋の周りの木が多くなく、外からプールや部屋の中が覗けてしまうのが難点だなと思いました。あとプールがくすんでいたり、清掃中だったりするので、そもそもパビリオンヴィラは解放している部屋数が少なかったのではないかと推察します。
リッツカールトン・バリの宿泊レビュー
ザ・リッツカールトン・スイート(The Ritz Carlton Suite)
部屋は145㎡あり、3人で泊まっても十分な広さがあります。
部屋が正方形にまとまっているため、動線が短くて済み部屋内の移動がし易いのは良い点です。
バスタブは大きく、バスルームの中心に置かれていて高級感が醸し出されており、この部屋の特徴の一つでもあります。
ウェルカムギフトはフルーツとケーキで、丁度良い甘みのケーキは美味しかったです。またチェックイン後にフロントの方が配慮してくれて、ジンジャーティーを持ってきてくれました。
ちなみにフロントスタッフはインドネシア人ですが日本語を話せるスタッフがいます。ジンジャーティーを置いて行ってくれた時、拙いながらも日本語で書いた手紙を持ってきてくれた時は嬉しかったですね。
また室内には時勢に合わせて、サニタリーグッズ(マスク・ハンドサニタイザー)が置かれてました。
メインプールとプライベートビーチ
それぞれの建物にプールやプライベートプールはありますが、ビーチの目の前にあるのがメインプールです。
プール回りよりもビーチサイドにデッキチェアが多く置かれていて、ガバナの数も多いです。
時勢柄、宿泊客が少なく、ガバナは予約も追加料金もなく使い放題でした。ガバナの枕、ちょうどよい高さで使いやすかったです。脇にコンセントも付いてるので、天気が良ければ本当に一日中いられます…。
ビーチは堤防に囲われているため、沖のほうは波が強いもののビーチサイドは波が穏やかです。
砂浜ではラクダに乗ることもできるようです(ホテルのオプション?)。
メインプールの近くにはチャペルもあり、背景がオーシャンビューと絶景になってます。
ジム&スパ(サウナとジャグジー)
ジムの様子を見に行ったところ、サウナとジャグジーがあるとの情報に接し、これは行かねばと思います。
これまた時勢柄、サウナとジャグジーは1時間前まで予約が必要で、しかしながら1グループごとの貸し切りに出来るという思い切った使い方!しかもなんと無料!
用意され連れていかれたのはスパにある女性用ロッカー💕
変にワクワクする気持ちを抱きながら、ディスポーザブルパンティーを纏い、いざジャグジーへ!
サウナはドライとスチーム完備で、横になれるデッキチェアも併設されており期待が高まります。これを無料で利用できるのはポイント高いですね。
ただ残念なポイントもいくつかあり、ジャグジーは若干ぬるく水風呂はあまり冷たくないので整うのは難しいです…。どうやら設備が壊れているらしいのですが。
また、電波が全然入らない(Wi-Fiも届かない)のも難点でした。
朝食レストラン(Senses)
レストランはいくつかあるのですが、今開いているのは朝食レストラン用の「Senses」とビーチサイドにある「The Beach Grill」の2つのみです。クラブラウンジも閉鎖されてます。
いずれもプラチナメンバーなら特典があります。Sensesは通常398,000ルピアのところが298,000ルピアになり、The Beach Grillもアラカルトメニューが20%オフになります。
Sensesでの朝食はセミアラカルトで、メニューから選びます。種類は多くありませんが、ワンプレートの量がそこそこあります。オススメはパンの上にアボカドペーストとポーチドエッグがのった「Smashed Avocado」です。
エッグステーションは別途カウンターで注文しました。普通のオムレツなので、やはりSmashed Avocadoのポーチドエッグをお勧めします(笑)
まとめ
本当は年始に宿泊する予定だったのですが体調不良により急きょキャンセルを申し入れました。前払料金でしたが、3月末までなら無料でリスケジュールOKというありがたい対応をしてもらい、今回リベンジした次第です。
クタなど繁華街へは30分くらいかかり遠いので、ホテルに引きこもって出かけない!というスタイルにはおすすめです。多少値は張りますが、せっかくプライベートビーチや快適なガバナがあるので、ホテルステイを目一杯楽しみたいという方向けのホテルでしょうか。
もっとレストランが開いてクラブラウンジもオープンしたころに再訪したいです。でもそうすると宿泊客が多くなってガバナの取り合いになるのは嫌だなぁ…。