7月。インドネシアの季節は乾季。
雨が降らないせいでジャカルタの大気汚染は極まり、周囲で咳き込む人が続出しています。そんな中、きれいな空気とバカンスを求めて週末バリ島に脱出しました。
今回はホテルステイが目的で、目的地はバリ島南東部ヌサドゥアエリアにあるマリオット系列の「ザ・ラグーナ・ラグジュアリーコレクション・リゾート&スパ(The Laguna, Luxury Collection, Resort & Spa, Nusa Dua, Bali)」です。
コンテンツ
どんなホテル??
バリ島南東部のヌサドゥアエリアにあるラグーンホテルです。ヌサドゥアのこの近辺には外資系高級リゾートホテルが固まっており、隣は同じくマリオット系のウェスティンリゾート・ヌサドゥア・バリがあります。その他セントレジス・バリ・リゾートやリッツカールトン・バリ・ヴィラズもこのエリアです。
1991年に建てられ、かつては「シェラトン・ラグーナ」として営業していましたが、2006年にラグジュアリーコレクションにリブランドされました。マリオット系4リゾートホテルの中では、ザ・ラグーナが一番リーズナブルでしょう。
バリ島内でも屈指のサイズを誇るリゾートプールが特徴的です。大きなラグーンプールを備えており、プールの広さは合計5000㎡。1階の部屋はほぼとこからでもプールにアクセスでき、Googleマップの航空写真ではまるで水の上に建物があるかのようです。
マリオットカテゴリー5(35,000ポイント)とバリ島なのでやや高めではありますが、それでも通常予約だと最安の部屋でも2,500,000~3,000,000ルピア(約20,000円~25,000円)程度するため、アップグレードが見込めるステータスホルダーならポイント宿泊でもほとんど損することはないでしょう。
ルームタイプ
部屋タイプ | 広さ | 参考価格 |
デラックス・ガーデンビュー | 36 ㎡ | 2,859,500 IDR |
デラックス・ラグーンビュー | 36 ㎡ | 3,118,850 IDR |
スタジオ・バルコニー | 48 ㎡ | 3,378,200 IDR |
デラックス・ラグーンアクセス | 36 ㎡ | 4,157,200 IDR |
スタジオ・ラグーンアクセス | 48 ㎡ | 4,806,050 IDR |
1ベッドルーム・エグゼクティブスイート・ラグーンビュー | 60 ㎡ | 5,065,400 IDR |
1ベッドルーム・エグゼクティブスイート・ラグーンアクセス | 60 ㎡ | |
デラックス・エグゼクティブスイート | 120 ㎡ | |
オーシャンビュースイート | 158 ㎡ | |
デラックス・オーシャンビュースイート | 158 ㎡ | |
ハイヴィスカス・ヴィラ | 280 ㎡ | |
1ベッドルーム・ヴィラ | 360 ㎡ | 9,607,350 IDR |
グランドラグーンスイート | 390 ㎡ | 16,749,750 IDR |
2ベッドルーム・ヴィラ | 750 ㎡ |
1991年に建設されたホテルですが、2006年に全面リノベーションを行っています。
デラックスルームは全211室、リビングスペースを持つスタジオルームは全46室で、いずれもキングもしくはツインから選ぶことが出来ます。また、眺望により「ラグーンビュー」「ガーデンビュー」そして「ラグーンアクセス」に分かれています。ラグーンアクセスというのは1階の部屋でベランダから直接プールに入れる部屋を指します。
エグゼクティブスイートは13室、ラグーンアクセススイートは2室となります。それ以上のスイートルームは1室ずつで、1ベッドルームヴィラが8棟、2ベッドルームヴィラが2棟です。
泊まった部屋の紹介
エグゼクティブスイート(60㎡)
チタンメンバーの力でエグゼクティブスイートにアップグレードされました。
チェックイン時に説明を受けてる限りだと、アップグレードはここが最上級のようで、その上に1ベッドルームヴィラの空きはあったのですが、そちらへのアップグレードは難しそうです。
エグゼクティブスイートという名称ですが、実質的にはジュニアスイートの扱いとなります。
部屋の古さはあまり気になりません。ベッドサイドやダイニングテーブルの近くなど良い位置にコンセントもあるのでストレスを感じることはないでしょう。
ウェルカムギフトはフルーツタルトとチョコレートフルーツでした。フルーツタルト、美味しかったです。あまりこういうちゃんとしたスイーツが出てくるイメージはなかったので、嬉しかったです。
スタジオルーム(48㎡)
朝11時ごろチェックインしたのですが、さすがにアップグレード先の部屋(エグゼクティブスイート)が用意されてないということで、まずはスタジオルームへ通されました。
シャワールームは独立してバスタブもあり、ベランダもあります。
2人で過ごす場合、有償で宿泊するならスタジオルームで十分かもしれません。
ラグーンプール
ホテル内の至る所にプールがある
ホテル内には至る所に泳げるプールがあります。
それでもやはりビーチの近くが人気のようで、建物裏手のエリアやロビーに近いエリアなどはあまり人がいませんでした。その分、静かなのでゆっくりしたい場合はそちらへ行くのもありでしょう。
バスタオルは色んなところに置いてある場所があるので、部屋から持っていく必要はありません。
砂を敷き詰め、海の感じ(ラグーン)を出す
いくつかのエリアはビーチを模したスタイルとなっています。
塩水(海水?)のエリアもありますが、真水エリアもあるので、体がべたつくのは嫌だけどビーチ気分は味わいたいという場合はおススメです。
ホテルステイはカバナで
このホテルでの過ごし方はやはりカバナを貸し切ることでしょう。カバナはホテル全体で22か所あります。
半日(ハーフデイ:135,000ルピア)と全日(オールデイ:220,000ルピア)があり、前日以前に事前予約が可能です。そのため人気のあるビーチ近くのカバナは早めに予約しておいたほうがいいでしょう。
予約はプール中央のタオルが置いてあるデスクでできます。料金は部屋付けにして後払いとすることも可能です。
カバナを予約すれば水ボトル2本とフルーツが無料でついてきます。
昼食も当然カバナで頂きましょう。スタッフがうろついているので、適当に捕まえてください。
今回は名物料理らしきハンバーガーを頼みました。肉汁がジューシーで肉感のたまらないバーガーです。これ一つで結構腹にたまります。食べ終わったらカバナで横になりそのまま爆睡…。
ビーチも綺麗
ビーチもホテル宿泊客専用のエリアがあります。ここにあるビーチチェアも早い者勝ちですが、使い放題です。朝食を摂る前に、バスタオルだけでも敷いて場所取りをしておくのがいいです。
朝食(Banyubiru)
今回はウェルカムギフトで朝食無料を選択しました。
ホテル内にはレストランは2つあり、朝食会場はBanyubiruのみと言われました。恐らくビーチにあるArwanaはサンデーブランチビュッフェをやっていたので対象外となったのでしょう(宿泊したのは土~日)。
Banyubiruは屋内の席とテラス席があります。結構広いのでいついってもいっぱいということはなさそうです。寿司ロールがあったりステーキがあったり、あとベジタリアンメニューもあったりそこそこメニューも豊富です。
まとめ
プールが魅力的と聞いてこのホテルに泊まってみたいと思ったのですが、いざ行ってみたらカバナやビーチサイドのチェアでゆっくりしている時間のほうが多く、プールを楽しむということはあまりしませんでした(笑)
それでもヌサドゥアは限られたエリアなため、治安も良さそうですし、泊まっている客の客層も低くはありません。今回のステイで言えば、宿泊者の9割は欧米人で、日本人は一組しか見かけませんでした。
土地柄あまり騒ぐわけでもなく、プールサイドやビーチサイドでのんびり本でも読みながらバカンスという過ごし方をするには最適でしょう。隣のウェスティン・リゾートなどまた訪れたいと思います。