【小倉競馬場 訪問記】真夏の熱戦、ローカル競馬を観に小倉競馬場を訪れた。

2015年8月。

真夏の日差しが降り注ぐ中、ローカルさが漂う小倉競馬場を訪れた。この日は夏の小倉の名物短距離レース「北九州記念」が開催される。サマースプリントシリーズの一つでもある。

小倉競馬場のアクセスと玄関口

小倉駅から北九州モノレールに乗り換え、競馬場前で下車します。モノレールに乗っているときから、競馬場の芝を眺めることができます。駅から出てすぐ競馬場があるのですが、入口までは少しだけ歩きます。日程によっては駅から直通の入場口もあるそうです。

入口では立派な看板がお出迎えしてくれます。門構えを務める看板は、競馬場によって異なるので確認するのも面白いです。中京競馬場は石造りの看板がありました。

正門を抜けて中に入ると、以前訪れたオーストラリアのロイヤルランドウィック競馬場のような立派なスタンドが出てきます!。1999年にリニューアルされて以来、16年以上経過しているのですがかなり綺麗な状態を保っているようです。

小倉競馬場の指定席とそこからの眺め

さて今回はせっかくなので指定席を購入してみました。A指定席が1500円、B指定席が1000円です。事前のネット予約も可能ですが、双方合わせて1200席近くあるので、当日並んで購入しても問題ありません。実際この日も多少並びはしましたが、当日分で購入することができました。

座席はいずれも2人掛けで、各ペア席にチャンネル切り替え可能なモニターが1台という、近年改築されたJRAの競馬場では標準的なものです。

指定席フロアがA席だと3~4階、B席だと5階にあり、他の競馬場と比べてもやや低いところにあるため、馬場が近く感じます。この日は天候にも恵まれ、レースが非常に見やすかったです!一方で4階にも一般席があり、これは中央競馬場10場の中でも小倉競馬場だけなのです。

外に出て観戦すると、夏の日差しが暑くまさに夏競馬といった感じを受けます。GⅢが行われる日にもかかわらず、そこまで人が多いというわけではありません。

G1の時の混雑が嫌な方などは、夏休みを利用してローカル競馬場で1日をゆっくり過ごしてみるのいいのではないでしょうか。