【サンラザロ競馬場訪問記】100年の歴史を誇るフィリピン・マニラの競馬場。

 

世界中の競馬場を巡る旅。

今回は、フィリピン・マニラにあるサンラザロ競馬場(San Lazaro)です。

フィリピン自体はじめての訪問なのですが、競馬場もあり街中至る所にカジノがあり、ギャンブラーにとっては天国のような都市です。

 

 

フィリピン競馬の概要

 

フィリピン競馬の歴史は意外と古く、1867年マニラ・ジョッキークラブの設立とともに始まりました。

フィリピンではマニラ近郊の3か所で競馬が行われています。今回訪問したサンラザロ競馬場のほか、サンタアナパーク競馬場メトロターフ競馬場があり、それぞれで場外馬券の発売も行われています。

競馬開催は一部の月曜日を除く毎日、3か所の競馬場で一年を通じて開催されています。火・水:サンラザロ競馬場、木・金:サンタアナパーク競馬場といった感じで2日ごとの持ち回りのようです。

サンラザロ競馬場とサンタアナパーク競馬場で開催される平日の競馬はナイター開催(第1レースが18:30発走)となります。一方、メトロターフ競馬場や土日祝に開催される競馬は薄暮開催(第1レースが14:00頃発走)となります。

 

サンラザロ競馬場の概要

 

コースは左回りのダートコースになります。内側のコースは1周1250m、最後の直線は230mです。外側のコースは1周1500m、最後の直線は250mです。ダートコースですが、日本とは異なり砂ではなく土に近いタイプになります。

入場料は10ペソで、2階のレストランエリアへは50ペソの追加料金が必要となります。

サンラザロ競馬場は、2003年に建設されたサンラザロレジャーパークにあり、敷地内には競馬場のほかカジノ・フィリピーノ・カーモナ(Casino Filipino Carmona)もあり、競馬で負けた金額をカジノで取り返すことも可能となっています。

またここでは闘鶏も行われており、Manila Jockey ClubとともにManila Cockers Clubも同居しています。

 

 

アクセス:マカティから車で1時間

マニラ市内中心部から南へ30km程度いったところにあります。

距離的にはそこまで遠くなく、渋滞がなければマカティからから車で40-50分程度で到着します。ただしこの雨季になると雨による渋滞が多く発生します。筆者も往路は14時ごろでしたが1時間強、帰りは18時前に競馬場を出てマカティまで1時間半かかりました。

あらかじめ料金の分かるグラブを利用するのが良いでしょう。ただし競馬場でグラブカーを拾えるかは定かではないため、今回はグラブの運転手と交渉し丸一日貸し切ることにしました。一日の貸切料金は10時ごろから21時ごろまで3,500ペソで、マカティから競馬場往復の他、マニラ市内での各移動にも使用しました。

 

フィリピン競馬での馬券の買い方

左のQRTWが4連単のフォーメーション、8通りを各2ペソ。右はTRIは3連単2通り各100ペソ。

 

馬券売り場は見るとわかると思います。ただマークカードがないため、スマホのメモ帳などを使い、自分が買いたい馬券を伝える必要があります。

必要情報は以下の通り。基本的にフィリピン国内では1か所でしかレースが行われていないので、レース番号は不要でした。

  1. レース番号
  2. 券種(以下表参照)
  3. 馬番号
  4. 買い方(流し、フォーメーション、ボックスなど)
  5. 金額

 

Win ウイン 単勝
Forecast フォーキャスト 馬単
Trifecta トライフェクタ 3連単
Quartet カルテット 4連単
Pentafecta ペンタフェクタ 5連単
Super 6 スーパーシックス 6連単
Daily Double デイリーダブル 2重勝(連続した2レース)
Extra Double エクストラダブル 指定された2レースの2重勝
Daily Double Plus One デイリーダブルプラスワン 3重勝
Pick 4 ピックフォー 4重勝
Pick 5 ピックファイブ 5重勝
Pick 6 ピックシックス 6重勝
Winner Take All ウィナーテイクオール 7重勝

 

下は4連単ボックス。24通りで各10ペソ。

 

競馬新聞もどきは現地で購入することが出来ます。筆者が買ったのは写真のような簡単なもので、16ペソでした。

 

情報はほぼ馬名と斤量のみ。あとはおススメの馬番号が掲載。

 

いざ、競馬場訪問

レースの様子

第1レース開始前の模擬レース?距離は800m。

雨のせいで土の不良馬場に。

 

現地に着いたのが15時半ごろ。もうレースが始まっていましたが、レープロを見ても第1レースの発走は16時から。

どういうことだろうと不思議に思っていると、どうやら第1レース前に模擬レース(試験競走?)を行っていたようです。模擬レースで馬券が買えるかは分かりませんでした。

結局本来16時発走の第1レースも遅れ、16時20分ごろの発走になりました。ここらへんの緩さはフィリピンぽいなという感じです。

レースは小頭数ながら意外と人気通りには決着せず。オッズがつかない(ゼロ)なのに、出走している馬もいて、いまだに仕組みが良く分かりませんでした。

 

パドック

 

パドックはコースに向かってスタンドの右側と、スタンドと馬場の間にあります。

ですがほとんど周回することもなく、ジョッキーが騎乗するタイミングもバラバラです。馬券を買う人もパドックを見ている人はほとんどいないようでした。

 

メインスタンド

 

メインスタンドの上層階にカジノが入っています。カジノには結局行っていないのですが、どこに闘鶏場があるのでしょうか。

スタンドはわりと小さめでしたが、観客はそこそこ入っていました。フィリピンはキリスト教国家なので、お酒も普通に売っています。

 

レストランエリア(2階より上)

レストランエリアへ入る専用シール。メインスタンドへ入る際、入場料を支払うところで購入可能。

パーティーエリアのような部屋が隣にあったが、この日は開放されておらず。

皆さん真昼間から酒を飲み、馬券を買う優雅な生活。

 

1階(Ground Floor)からエスカレーターを上がって2階(Level 1)へ行くとエアコンの効いたエリアに行きます。ここにも馬券売り場はあるので、暑くなったらここで涼むこともできます。

さらにレストランエリアもあり、こちらは50ペソで入場することが可能です。その際、専用シールを貰うことを忘れないようにしてください。

レストランでは自由にテーブルに着き、もちろん食事やドリンクをオーダーすることも可能です。近くに馬券売り場とトイレがあり、レストラン内はエアコンも効いていてテレビもあり、屋外へ出て観戦することも可能です。

 

サンミゲルライトのスプライト割り。あっさりしてゴクゴクいけます。

 

ドレスコード

 

1階のエリアにはタンクトップやサンダルは禁止といったドレスコードがあり、2階と3階はさらに襟なしシャツやスポーツウェアが禁止されています。

しかし実際に見てみると、サンダルの人はたくさんいますし、筆者も2階のレストランエリアへTシャツで入ることができました。ですのでそこまで厳しいドレスコードはありません。

 

競馬場内にATMもあり

 

競馬場内にATMもあります。VISA/MasterやJCBによるキャッシングも可能です。

 

内馬場にサッカー場?

 

コースの内側、いわゆる内馬場のエリアは結構荒れ放題になっています。あるエリアは原生林のようで、またあるエリアは原っぱのようになっておりサッカーゴールが設置されていました。

さすがにレース中にサッカーをしている人は見かけませんでしたが。

 

コースのすぐ横で牛が放牧?

 

スタンドからコースに向かって左手のエリアでは牛が放牧されています。牛エリアは本当にコースに隣接していて、下手をすると牛がコースに出てしまうのではないかと心配になります。

日本では疫病の関係などで競馬場内に他の動物がいるということは考えられないのでしょうが、ここはフィリピン。

 

まとめ

今回はジャカルタからセブパシフィック航空を利用してマニラを訪れました。往復150ドルとかなり格安です。さらにジャカルタ在住者からすると時間帯も良く、時間がジャカルタ深夜発マニラ早朝着とマニラ夜発ジャカルタ深夜着なので、金曜夜にジャカルタを出て日曜夜に帰ってくるパターンだと週末ほぼ丸2日間を有意義に過ごすことが出来ます。

前述の通りフィリピンにはもう2か所競馬場があります。カジノもあることですし、マニラは近いうちにまた訪れたいです。