【インドネシア】ジャカルタ在住者のためのSPGプラチナ(Marriottプラチナ)修行

(2017年11月2日修正・加筆)

 

SPGアメックスを所持して、SPGゴールドを取得。SPG系ホテルに泊まると、アップグレードなど様々なベネフィットを感じることが出来る。特にウェスティンやシェラトンなどミドルグレード以上では、よりおもてなしを受けられる。

カードを持つだけで朝食無料マリオットゴールド(SPGゴールド)資格が取得でき、100円の利用につき1.25マイル(ANA, JAL, etc…)が貯められるSPGアメックスカード申し込みはこちらからどうぞ。今なら最大21,250マイル(17,000スターポイント)をゲットできます。

そうするとそこからさらに一段上のステータス「SPGプラチナ」を目指したくなるの無理はない。なぜならSPGプラチナには、ゴールドを大幅に上回るメリットがある。

 

 

  • アップグレード保証
  • 朝食付き
  • クラブラウンジへのアクセス

 

これ以外にもあるが、大きなメリットは上記3点。

さて筆者もせっかくホテル単価の安いインドネシアに住んでいるのだから、これを機にどうにかプラチナステータスを取得できないか模索していた。そこで今回改めて、SPGプラチナを取得するための費用を再計算してみた。

ちなみに今回の記事は、本ブログのトップアクセスを誇る以下の記事の続編である。

記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。

費用計算にあたって、前提条件は以下の通り。為替と日程。

  • USD/IDRレートは13,513ルピア/ドル
  • JPY/IDRレートは118ルピア/円
  • 宿泊料金は12月16日~17日の1泊料金から算定(マリオットプラチナチャレンジのみ)

 

※以下の記事は2017年9月に公開したものです。10月にMOXYバンドン、11月にコートヤードバンドンがオープンし、ジャカルタ在住者にとってのマリオットプラチナチャレンジの選択肢が大幅に増えたので、2017年11月2日に修正・加筆しました。「SPGプラチナチャレンジ」の項については、2017年9月から金額面でのアップデートは行っていません。

 

SPGプラチナチャレンジ

筆者のようなプラチナ希望者のために、近道が用意されています。それがSPGプラチナチャレンジだ。同様に、昨年買収されたMarriott側にもプラチナチャレンジがあります。MarriottとSPGのステータスマッチ等については他ブログを参照ください。

SPG側のチャレンジは、3か月以内に18泊が条件です。「滞在」ではなく「宿泊」が条件なので、連泊でも可能。こちらはSPGチャレンジ申し込みの専用サイトがあります。

 

Four Points by Sheraton Jakarta Thamrinで18泊

ジャカルタの中心街、Thamrin通りにあるフォーポインツブランド。近くにはPlaza IndonesiaやGrand Indonesiaなどモールがあり、コタ地区へも近く立地が良いです。

1泊の客室料金は656,640ルピア、諸税込で794,534.40ルピア約6,513円)。18泊で総額14,301,619.20ルピア約117,226円)。

スターポイントの計算では下記のプロモなどが適用中。

  • 2017年11月15日までは、SPGホテルでの滞在にSPGアメックスを使用した場合、5pt/100円
  • 1滞在毎に500 or 1000ptのキャンペーン「Explore More」(FPは500pt)
  • 期間中に25泊すると10000ptのボーナスあり
  • ウェルカムギフトのボーナスポイント(ゴールド、FPブランドは125pt)

18泊した場合は16,094pt、25泊した場合は32,353ptを獲得できます。ただし「滞在ボーナスのExplore More」をMAXで獲得する場合、毎回チェックイン・チェックアウトをする必要があります。ぶっ通しの連泊(1滞在としてカウント)だと5469pt(18泊)、17353pt(25泊)に減額されるので注意が必要です。

 

Marriottプラチナチャレンジ

SPG側でなくて、Marriott側からチャレンジする手もあります。こちらは申し込み専用サイトがないので、電話で問い合わせする必要があります。申し込み方法については他ブログを参照ください。

さて、実は今回のプラチナチャレンジ(いわゆるプラチナ獲得修行)がこちらが本題でメインディッシュ。

 

筆者はSPGアメックス持ちなので、ステータスシェアでMarriottゴールになります。Marriottのチャレンジはプラチナにアップするのではなく、3か月以内に9滞在でステータスがワンランクアップというものです。そのため平会員はチャレンジをしてもゴールドにしかなれません。

条件は「滞在」なので、同じホテルに連泊での達成は不可です。同一ホテルに宿泊する場合は日を空けて、毎回チェックイン・チェックアウトする必要あります。

 

※以前の記事ではジャカルタにあるThe Mayflower Jakarta Marriott Executive Apartmentを用いる修行方法を掲載していましたが、下記のような指摘を受け確認したところ、エクゼクティブアパートメントはプラチナチャレンジに不向きなことが判明しましたので、本記事からは削除しました。

 

 

JKTあおてん(@aoten751485)さん、ご指摘ありがとうございました。

 

スラバヤで9滞在は総額10Juta!

 

まずインドネシア第二の都市スラバヤには世界最安値クラスの「Farifield by Marriott Surabaya」があります。

1泊の客室料金は503,000ルピア、諸税込で608,630ルピア約4,989円)。9泊で総額 5,477,670 ルピア約44,899円)。獲得スターポイントは898pt、マリオットリワードポイントは3441pt。

ホテルがスラバヤなので基本的にはスラバヤ在住者向けです。ただし、ジャカルタ在住者でも航空券代を計上すれば可能です。

金曜夜に職場から直行でスカルノハッタを出発し、月曜早朝にスカルノハッタ到着後に職場へ直行。これで1回のスラバヤ訪問で3滞在を稼げるので、3回スラバヤに行けばOKとなります。

ネックは金曜夜のジャカルタ発スラバヤ行きのフライトが21時台出発までなので、搭乗時刻に間に合うかどうか。最近のジャカルタの渋滞状況を見ていると、乗り遅れることも大いに予想されます。

Skyscannerのサイトではエアアジア往復が8,873円。

 

 

条件は「滞在」なので、同じくスラバヤにある「JWマリオット・ホテル・スラバヤ」を挟んでホッピングします。

 

 

1泊の客室料金は852,000ルピア、諸税込で1,030,320ルピア約8,450円)。

  • Farifield by Marriott Surabayaに6泊…3,651,780ルピア(約29,933円)
  • JWマリオット・ホテル・スラバヤに3泊…3,092,760ルピア(約25,350円)
  • エアアジアで3往復…約3,247,518ルピア(26,619円)

合計で約9,992,050ルピア約81,902円)。

 

2017年10月からの選択肢「バンドンで9滞在」

さて、今回改めて記事を修正・加筆したのはこの項目を増やすためと言っても過言ではありません!

前述のスラバヤでの滞在、確かに価格面では魅力的ですが「ジャカルタ在住者」からすると「移動」が非常にネックとなります。

渋滞激しい中搭乗時刻に間に合うかどうかハラハラしながら空港まで行って、チェックインで並んでいる人が多いカウンターでイライラしながら狭いLCCに乗り、帰って来る時も早朝渋滞激しい中出社に間に合うかどうかハラハラする…。

正直これを3回繰り返すのは結構しんどいです。しかもスラバヤはあまり観光に向いた都市でもないです…。

 

どうしようか思案していた時、颯爽と現れたのがバンドンに新しく10月からオープンしたMOXY Bandungと11月からオープンするCourtyard Marriott Bandung Dagoです!

その驚異の安さはこちら!

 

バンドンで9滞在した場合の試算金額は…?

 

MOXYの1泊の客室料金は諸税込で573,540ルピア(約4,860円)。コートヤードの1泊の客室料金は諸税込で1,011,560ルピア(約8,572円)

 

ホテルの料金的にはスラバヤとそんなに変わらないですよね?でもスラバヤと違うバンドンの一番のメリットは「交通手段の豊富さ」です。自家用車がある方は車で行けますし、格安なら乗り合いバスや鉄道といった手段もあります。

筆者は今回すでにMOXYに滞在してみましたが、その際はジャカルタのガンビル駅から鉄道(Argo Parahyagan)を利用しました。予約はTiket.comからが便利だと思います。

バンドンまでの鉄道での往復料金は、改めて試算したところたったの280,000ルピア!

 

 

日によって時刻表は異なるのですが、23時ガンビル駅発や4時バンドン駅発もあったりします。今回12月16-17日の週末で行く場合で調べたら上記の時間しかなかったですけど…。

ガンビル駅ならジャカルタ市内の住所にもよりますが、スカルノハッタ国際空港との移動よりかは時間が予想しやすいと思います。駅到着も航空便と違い、出発時刻の15分前に着いていれば問題ありません。

 

さてこれで9泊を組むと…

  • MOXY Bandungに6泊…3,441,240ルピア(約29,163円)
  • Courtyard Marriott Bandung Dagoに3泊…3,034,680ルピア(約25,717円)
  • Argo Parahyaganで3往復…840,000ルピア(約7,118円)

合計で約7,315,920ルピア約61,999円)。

 

なんと驚異の6万円台。スラバヤと比べて交通費が削減できたことが非常に大きいです。

加えてバンドンは温泉やアウトレットなど、スラバヤと比較して観光資源が豊富です。

それになんといっても距離がジャカルタから近いので、万が一朝の電車に乗り過ごした場合でもタクシーやUberでジャカルタへ戻るといった秘策を使うこともできます(笑)

 

まとめ

バンドンの2ホテルの開業によって、ジャカルタ在住者のマリオットプラチナチャレンジの選択肢は大いに増えました。これまで世界最安値クラスだったFairfield Surabayaを利用する方法だけでなく、近場のバンドンで観光しながら滞在数を稼ぐことが可能になったのです。それも格安で。

日本に在住していたら交通費込みで6万円でマリオットプラチナ(SPGプラチナも)を取得するなんてまず不可能です。是非、ジャカルタ・バンドン・スラバヤ在住者はこれを機にトライしてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに筆者はすでにMOXYバンドンに宿泊してみましたが、ホスピタリティ精神の高い良いホテルでしたよ。

 

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