【広島の桜スポット】三原市にある『筆影山』と『竜王山』は瀬戸内海を一望できる桜の名所!

 

春満開、絶好の桜のシーズンです。

残念ながら2017年は桜の満開期に雨や曇りの日が多く、中々天候に恵まれません。ですが、ZZR1400と共に広島の桜を見ることが出来るのも最後と思い、桜ツーリング敢行です。

目的地は三原市の筆影山・竜王山、東広島市の正福寺公園、呉市の音戸の瀬戸公園の三か所です。まずは筆影山・竜王山のレビューからです。

 

アクセス

まずは筆影山を目指し、2号線をひたすら走ります。竹原あたりの寂れたラブホも、桜が咲いていると幾分か彩られます。

 

 

1時間30分ほどで、須波駅そばの道から筆影山へ上っていく入口に着きます。他に車がなければ10分程度で山頂駐車場まで着きますが、途中道が狭いところがあり、離合が上手くない車がいると時間がかかります。

山頂まで付くと訪問客が多い時には誘導する係員がいます。筆者が到着したときすでに満車でしたが、バイクだったので通ってOKでした。500mくらい上ると駐車場に到着します。

 

 

筆影山展望台

駐車場から100mほど歩いてのぼると展望台に着きます。

この日は曇予報でしたが、降雨がなさそうということで花見客が結構いました。恐らくみなさん車で来ているのでしょうが、ビールを飲んでいる人がいるということは誰かが運転役なのでしょう。

あいにくの曇天で愛媛までは見えませんでしたが、しまなみの島々は見ることが出来ました。

筆影山の桜の木の本数自体は、そこまで多くないです。

 

 

竜王山展望台

筆影山から山道を10分程度走ると竜王山へ向かうことが出来ます。竜王山は筆影山よりも標高が高く、かつ南に位置しているため、瀬戸内海の見晴らしがより良くなります。

 

 

手前に見える大きな島は佐木島という島で、三原港からフェリーで訪れることが出来ます。この島にも桜並木が綺麗な道路があるとのことで、行ってみようと思ったのですがフェリーの時間が合わず断念しました。

 

 

竜王山の展望台は見晴らしが良く、眼下に桜の木があるので写真を撮りたい方はこちらの方がいいでしょう。

ちなみに竜王山からは先ほど訪れた筆影山の展望台を見下ろすことが出来ます。こうしてみると、やはり筆影山の周りは桜がそこまで多くないことがよく分かります。

 

 

竜王山みはらしライン

筆影山から竜王山へ抜けた時のことです。

竜王山の駐車場へ向かう手前で、両側二車線の綺麗な道路に出ました。「こんな道があったのか?」と不思議に思いましたが、その時は気に留めませんでした。

しかし、後々国道185号線(通称さざなみ海道)を通っていると、「竜王山みはらしライン」という看板が見えます。そう、2017年3月に開通したばかりの竜王山へ向かう道路です。

 

 

ちなみに今日現在でも、竜王山みはらしラインはまだGoogle Mapには反映されていません。なので竜王山から三原港へ向かって下山する際も、Google MapやYahoo!カーナビに従って、来た道を引き返して筆影山から下りてしまいました…。

存在に気付いたのは、上述通り185号線を通って竹原方面へ向かっていた際に標識を見つけた時でした。時すでに遅しで、そんな絶好のツーリングコースがあるとも知らず、裏道をひたすら通ってきてしまった…orz

 

佐木島の桜

ちなみに上述した佐木島の桜。

今回は上陸が叶いませんでしたが、対岸から見ることも出来ます。「三原市すなみ海浜公園」に無料の駐車場が3か所あり、そこから対岸の佐木島の桜道を臨むことが出来ました。遠めでも見事に咲き誇っているのが分かります。

 

 

近くには先日サルモネラ菌による死者が出てしまい、日帰り入浴を営業自粛中の「みはらし温泉」があります。この件がなかったら、ここの温泉に入ってゆっくりしようと思っていただけに残念でした。

 

まとめ

筆影山・竜王山ともに、各サイトで広島県内の桜の名所として取り上げられています。距離的にも近いので、時間があれば両方訪れればいいでしょうが、竜王山のほうが景色が良いので、竜王山だけでも十分です。

訪れる際は国道2号線からでも、多少遠回りをし国道185号線を通って「竜王山みはらしライン」を使って行くのがベストです。