先日連休を利用していて、長らく行こうと思いつつ腰が重かったブリトゥン島をようやく訪れた。ブリトゥン島初訪問である。一番のお目当ては2020年に開業したシェラトン・ブリトゥン・リゾート(Sheraton Belitung Resort)。
ジャカルタから飛行機で1時間の近距離にあるブリトゥン島へは、往復800,000ルピア(約6,500円)で行くことができる。
島内に公共交通手段はないので、レンタカーが必須だ。バイクでも構わないが、ブリトゥン島はかなり広くバリ島より少し小さいくらいの島なので、車をおススメする。ピックアップおよび返却は空港で行うのが良い。
地方都市でのレンタカー・レンタルバイク予約
①Google Mapで「Rent Car」と検索してWhatsAppを送る
②Instagramで「Belitung Rent Car」と検索してDMを送る
※結局WAかインスタのDMが一番早い。
ホテルへのアクセス
空港からホテルまでは車で40分程度。繁華街?であるタンジュン・パンダン(Tanjung Pandan)を通って海沿いの道を行くと50分かかるが、北の観光地であるタンジュン・ティンギ・ビーチ(Tanjung Tinggi Beach)までの道を使うと35分で着く。
G20の開催が予定されていたからか、ブリトゥン島内の道路は全体的に整備されていて走りやすい。車も少なく快適なドライブが楽しめる。ただところどころに陥没があったりするので注意は必要だ。
肝心のホテルは敷地の中に入ってから建物までが長い。車で3‐5分くらいかかる。道中、シェラトンマークの立て看板と矢印によって舗装されていない道へ誘導される。土の道を通るとミニジオパークのようなエリアを通ることになるのだが、結果として左の舗装路を通っても同じところに出る。
ホテルの外観
ホテル玄関は南国リゾートのはずが、なぜか洗練された和風旅館のようにも感じてしまう。ロビーは△の向こうに空が広がるようになっており、到着した客を感嘆させる構図になっていた。
ホテルは海に向かう形で2階建ての建物が並んでいる。海までは距離があるのでシービューとはいかないが、代わりに池(海水を引き込んでいる、泳げない×)を眺めることができる。
ロビーからレストランやプールへの移動はバギーがある。とはいえ歩いても2‐3分程度の距離だ。
ここでの過ごし方はなんといってもプールサイドに尽きる。目の前の綺麗なビーチで遊んだ後は、プールで塩を流し、デッキチェアでビールを嗜みながら読書をすると、まさに思い込んでいた南国バケーションを味わうことができる。
アイランドスイート(エグゼクティブスイート)
エグゼクティブスイートとはいうものの、実は隣接する部屋をコネクティングしてリビングエリアとベッドルームに分けており、同じ仕様のバスルームが2つある。スタッフ曰く、まだ改装中とのことだが改装が完了する日は来るのだろうか…。
そのためスイートルームの区分としてはここのみで、公式サイトでは「Ocean Suite」「Beachfront Villa」「The Kapitein」といった部屋があるがいずれも完成していないので泊まれないし写真もない。
部屋自体は綺麗で使い勝手もいい。コネクティングルームなので導線が悪いのとコンセントの位置が少し微妙なのは残念だが。それでも気持ちばかりの衝立があるのみで外から丸見えの屋外浴槽もお湯はしっかり出るし、開放感が心地よかった。
しかし衝立のせいか石造りの浴槽のせいか、ここもまた和風旅館を思い起こさせられる。
ホテルでの食事
近くに歩いて行ける食事処はないので、基本的にホテルの中で完結する。思っていたより各食事の値段は高くなく、エリートメンバーならディスカウトもあるので、今回もホテルの食事が中心だった。
朝食はプラチナベネフィットで選択することができる。ただこれにはひと悶着あった。
今回2泊したのだが、3日目(2回目)の朝食を摂っている時にスタッフが申し訳なさそうに「すみません、プラチナベネフィットでの無料朝食は1回切りになるんですが…」と伝えてきた。チェックイン時には案内されていないし、2回目の朝食を注文して食べ始めている時にそんなことを言われてもどうしようもない旨を伝えると、「今回は2回とも朝食無料でOKです」となった。
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【どなたか教えてください】
連泊時、プラチナベネフィットの朝食無料は1回のみ?
もしくは連泊期間中はずっと有効? -
・・・?
まとめ
カテゴリー2なので10,000Pt/泊である一方で、有償宿泊の場合1,500,000IDR(約12,000円)/泊する。宿泊プロモがない限りは単価的にポイントで泊まったほうがややお得になるか。
コロナ禍でオープンし、自分が宿泊した際もほかの客は数組とかなり厳しい状況でありながら、客よりスタッフが多いだけあってスタッフの対応は良かった。特にフロントスタッフにはAntigenテストを手配してもらったり、ダイビングプランを提案してもらったりと、宿泊以外の様々な面でもサポートしてくれたことに感謝したい。
このまま余りにも客が来ないとなるとスイートルームが永遠に完成しなさそうなので、近い将来もっと多くの客がこのホテルを訪れるようになればいいと願う。
2023年1月時点
とうとうヴィラスイートがオープン!
オーシャンフロントで、開放感のあるプライベートプールに露天風呂と、是非とも泊まってみたい!