2019年レバラン休暇。約10日間のロングバケーション。例年はギリやバリ島など南の島バカンスを敢行していたが、それもやや飽き気味。
ここはひとつ、行ったことのない遠い国を旅行したいな、と思いたったが吉日。トルコ行きのターキッシュエアラインズをポチっていました。
なぜトルコかの明確な理由はありません。ただ「なんとなく」です。アンカラ→カッパドキア→パムッカレ→イスタンブールの黄金ルート10日間の旅です。
もちろんその間にたくさんのマリオット系ホテル宿泊を組み入れており、まずは首都アンカラにあるJWマリオット・アンカラの宿泊記からです。
アンカラ滞在の目的はホテルステイと競馬(笑)
コンテンツ
どんなホテル??
アンカラ市内中心部にある5つ星高級ホテルです。大きなカンファレンスルームも備えており、JWマリオットらしくハードが充実した重厚なホテルとなります。
トルコの首都アンカラ市内でもかなり上位に入る高級ホテルです。筆者が宿泊した日はトルコサッカー協会のカンファレンスがあったようでかなり宿泊料金が高騰しており、最安の部屋でも税抜きで一泊322ユーロ(約39,000円)となっていました。しかし価格とは裏腹に、マリオットカテゴリー2なため、わずか12,500ポイントでポイント予約できます。
23階建てとあまり高層ではありませんが、そもそもアンカラ市内に高い建造物が少なく、22階のエグゼクティブラウンジからはアンカラ市内を一望することが出来ます。
2014年にはトルコ国内での「Luxury Business Hotel Award(5つ星高級ビジネスホテル)」で賞を受賞したこともあるようです。
ルームタイプ
部屋タイプ | 広さ | 参考価格 |
デラックス | 42 ㎡ | 322 EUR |
エグゼクティブ(ラウンジアクセス) | 55 ㎡ | 351 EUR |
ジュニアスイート | 75 ㎡ | 365 EUR |
エグゼクティブスイート(29室) | 110 ㎡ | 665 EUR |
プレミアスイート | 140 ㎡ | 7,500 EUR |
プレジデンシャルスイート | 190 ㎡ | 17,500 EUR |
ロイヤルグリフィン | 439 ㎡ | 22,500 EUR |
通常ルームはデラックスの1タイプです。1キングベッドか2クイーンベッドかを選べます。エグゼクティブからはラウンジアクセスが付きます。ホテルの案内では(恐らく価格的にも)、エグゼクティブスイートからがいわゆるスイートルームという扱いなのかと思われます。
354室の客室に加え、64のスイートルームを備えるアンカラ屈指の大型ホテルになります。
今回はポイント宿泊(12,500ポイント)なので、デラックスでの予約となります。それでもポイント単価で3.0円を超えたので、通常1.0円を超えるとお得とされるマリオットポイントを非常に有意義に使うことが出来ました。
しかしプレミアスイートからは価格がえげつないです。ロイヤルグリフィンなんて1泊22,500ユーロ(約270万円)ですから、下手したら新入社員の手取り年収くらいになりますね。
ジュニアスイートへアップグレード!
さて、案内されたのは75㎡のジュニアスイートです。
チェックイン時に確認しましたが、当日さらに上位の部屋も空いており、またホテル側からもジュニアスイートでいいか?と確認されましたが、一人旅でしかも一泊ですとこれくらいの広さが丁度良いのです。正直ダイニングテーブルとかあっても使わないですし。
のんびりするソファ、大きなベッド、効率的なビジネスデスク、清潔なバスタブにレインシャワー。欲しいものが全部ぴったし揃っており、個人的な満足度は高かったです。特に古いという感じもしませんでした。
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジは最上階の一つ下22階にあります。
朝9時から深夜まで空いており、17:30-19:30はカクテルアワーでミールが提供されます。なおアルコールについては19:30以降もあり、この点かなりありがたいですね。
ただミールの種類はあまり多くなく、またパン系が多いので、しっかり食べたい人は外に行ったほうが良いかもしれません。
朝食の提供は行っておらず、ステータスや部屋ランクによってラウンジアクセスがある場合、ロビー階のレストランで無料朝食をいただくことが出来ます。
地下2階(-2)フロア
屋外・屋内プール
プールは屋内・屋外の2つあります。
屋内プールは22時まで泳ぐことができます。またスイムキャップの使用が必須なのですが、こちらは受付でレンタルが可能です。
屋外プールは確か19-20時ごろまでのオープンで、こちらは季節限定となります。また雨天の場合なども閉鎖されます。筆者は夕方雨が降っているときに、屋内プールから屋外プールへ写真だけ撮りに出たら、そのまま扉がオートロックになってしまい、しばし雨の中佇むことになりました。
ハマム(トルコ式風呂)
トルコ名物にしてこのホテルの名物ともいえる「ハマム」。日本でいうところの岩盤浴になります。
暖かい大理石?の上に寝そべり、各人思い思いじっくりと汗をかきましょう。21時半まで利用可能なので、夕食を取った後でも利用することができます。
寝そべってもそこまで熱くはありませんが、部屋全体が蒸されているのでじわじわ汗をかいてきます。
またアカスリ部屋もあります。こちらは予約すれば使えます。
チェアタイプのハマムもあります。石なので固いのと滑るのとで、個人的には寝そべるタイプのほうがリラックスできました。
こちらの部屋はソファなどもあり、そこまで蒸しているわけではありません。
サウナ・ジャグジー
ハマムのそばにはジャグジーとサウナもあります。サウナはドライ2部屋、ミスト1部屋です。
なおハマムやジャグジー、サウナ含めすべて男女共用です。ですので運が良いと水着の金髪美女が汗だくで寝そべっているところを見れたりします。
朝食
朝食は1階の朝食会場「Fires & Flavors Restaurant」となります。
写真のとおりミールエリアがかなり広くゆったり取られているのが特徴です。反面、テーブルまでは少し遠いのですが。
内容としてはパンやヨーグルト、チーズなどトルコの特色を前面に出しています。特にチーズの食べ比べはチーズ好きにはたまらないです。
シェフの方から〆にトルココーヒーをオススメされたので、出てきたのがこちら。
インドネシアのコーヒーのように沈殿を待ってから上澄みを飲むタイプです。かなり濃厚な味わいで、甘みもありました(もしかしたら砂糖を入れられていたのかも)。
客が少なかったせいもあるかもしれませんが、シェフのおっさんやレストラン受付のお姉ちゃん(好みの金髪美女)が積極的に話しかけてくれて、一人の朝食でも全く退屈しませんでした。
JWマリオットはハードも素晴らしいのですが、こういったソフト面での対応も好感を持てることが多い気がします。
まとめ
ホテルの隣にはスキージャンプ台のようなウェーブが特徴の大型建造物が建築中です。どうやらショッピングモール兼レジデンスのようで、2019年9月にオープンするらしいです。
最初はGoogleマップで確認しながら、「まさかこの建物がJWマリオット…?随分斬新で前衛的だな。」なんて思ってましたが、実はその隣でした。
正直アンカラ市内はイスタンブールのように交通網があまり充実していません。またホテル自体の立地は悪くないのですが、周囲に今のところ何もない(上記のモールが完成したら変わるのでしょうが)ので、移動は基本的にタクシーとなります。
それでもホテル内にレストランが複数あり、またプールやハマムなど施設も充実しているので、ホテル内に留まるだけで十分とも言えます。
寿司を中国由来の食べ物と勘違いしている朝食レストラン受付の金髪お姉ちゃんに会うため、また訪れたいホテルだなと思いました。