【最安・最速】広島-福岡(博多)間の移動方法の比較。最安は1500円から。最速は1時間から。

 

広島在住者にとって、最も近い大都市は福岡になります。筆者も、会場が限られている試験などは福岡の博多で受験することが多いです。

また、福岡空港からは東南アジア各国に直行便が就航しているため、これらを利用する機会もあります。その他、昼夜ともに遊ぶ場所が少ない広島県人からすれば、博多は楽園のようなところです。

そんな広島-福岡(博多)間は新幹線をはじめ、様々な移動ルートがあります。今回は新幹線、バス(昼・夜)、自家用車の3パターンに分けて、料金と時間と利便性について比較していきます。

 

 

新幹線

料金

まずは王道路線の新幹線です。

料金は自由席片道で8,420円です。事前に金券ショップで購入すれば、数百円程度安くなります。

基本的に広島発・博多発どちらの場合でも自由席が座れないことはほとんどありませんので、指定席を購入する必要はありません。

 

所用時間

のぞみ・みずほで約1時間ひかり・さくらで約1時間15分こだまで1時間30分~2時間です。

自由席の場合はどれに乗っても料金は変わりませんので、早い方をおススメします。

 

広島発の場合の注意点

広島発の場合に注意してほしいことは、早朝に乗車する場合です。曜日に関係なく、広島の早朝の便は以下の3つが基本となります。

  • こだま821号 6:05発 7:36着
  • こだま823号 6:50発 8:22着
  • みずほ601号 7:27発 8:29着

 

福岡空港国際線の朝一の便はプサン行きのチェジュ航空です。これは8:55に出発するので、チェックイン時間も含めると、始発のこだま821号に乗車しても時間的に無理でしょう。博多駅から福岡空港国際線ターミナルまでは約10分、タクシーで1,200円程度かかります。チェックイン時刻ギリギリの60分前に行ったとしても、こだま821号で間に合うのは9:20のプサン行きエアプサンが最速でしょう。

一方で、博多港発のプサン行きの高速艇ビートルに乗車する場合、9:05発の便ならこだま821号でもギリギリ間に合うかと思います。ただし、博多駅から博多港まではタクシー利用が必須です。博多港までは約10分、タクシーで1,500円程度です。

時間に余裕がある場合は、福岡空港はバスか地下鉄、博多港へはバスを利用するといいでしょう。

ちなみに博多行き最終は22:50発ののぞみ59号で、博多には23:56着です。

 

博多発の場合の注意点

早朝6時台でも10分に1本程度の割合で新幹線があるので、そこまで心配いりません。

夜の広島行き最終は21:45発のさくら458号で、広島には22:56着です。

 

バス

広島から博多へ行くバスは主に昼の便と夜の便があります。

注意点として、博多バスターミナルは博多駅直結なのですが、広島バスセンターは広島駅からは少し離れたところにあります。路面電車で広島駅から約15分、紙屋町のそごう内にあります。タクシーで1,000円程度です。

バスは中国バス、広交観光、中国JRバス、JR九州バスが共同運航しています。使用するバスは4列シートのものです。

料金は一律で、Web予約をすると月~木昼便は2,500円金~日・祝の昼便および月~木夜行バスは3,500円です。

 

昼行バス

全便座席指定のため、事前予約が必須となります。広島発の場合はすべて広島バスセンターから出発のみですが、博多発の場合は広島バスターミナルと広島駅南口に到着します。

4時間半の移動時間で2500円~3500円は安いと思います。しかし、博多到着時間が午後になることと、博多出発時間が遅くても18時半なので、正直使い勝手はあまりよくありません。

プサンからビートルで帰ってきた場合(17:00博多港着)は、丁度良く接続できます。

 

広島BC発博多BT着博多BT発広島BC着広島駅南口着
7:3312:057:3012:0212:14
8:3313:058:2012:5213:04
9:3314:059:1013:4213:54
10:3315:0510:2014:5215:04
11:3316:0515:0019:3219:44
14:5519:2716:0020:3220:44
15:5520:2717:0021:3221:44
17:0521:3718:0022:3222:44
18:3523:0718:4823:2023:32

 

夜行バス

夜行バスは1日1便のみです。

  • 広島BC発23:35/博多BT着7:01
  • 博多BT発22:35/広島BC着6:06

料金は月~木が3,500円金~日・祝が4,100円です。

往復割引だと7,200円ですので、予約する際は往復するのがいいでしょう。

利便性自体はかなりいいです。

まず広島発の場合、博多に7時に到着できるので、新幹線の始発でも間に合わない福岡空港国際線の第一便、プサン行きチェジュ航空にも間に合います。また博多港を9:05発のプサン行きビートルにも少し余裕を持って到着できます。博多発の場合は、福岡空港到着の最終便である香港発キャセーパシフィック510便(21:15着)からでも接続できます。

 

自家用車

最後は車で移動した場合です。

広島から博多までは約300キロですので、車で移動すると3時間半~4時間です。一人では体力的にも金銭的にもメリットがないので、旅程が2人以上の複数人での場合に検討してください。車を利用する場合は出来る限りETCを使い、夜間(0時~4時)か土日祝にICに入るか出るかしましょう。

広島は山陽自動車道の廿日市IC、博多は九州自動車道の福岡ICを起点とします。

車種曜日高速料金ガス代合計金額
軽自動車平日¥4,880¥2,400¥7,280
軽自動車土日祝・夜間など¥3,420¥2,400¥5,820
普通車平日¥5,950¥2,400¥8,350
普通車土日祝・夜間など¥4,160¥2,400¥6,560
(ガソリン代は15km/L、¥120/Lで計算しています)

博多駅周辺の駐車料金については下記ブログが情報を掲載されています。

博多駅周辺の最大料金(上限)の安い駐車場情報について

福岡空港・博多港は、利用者は割引で1日1,000円で利用できます。車の一番のメリットは時間に融通が利くことと、人数が多ければ交通費が安く済むことです。

 

まとめ

手段時間料金メリットデメリット
新幹線1時間¥8,420早い、楽高い、早朝には向かない
バス(昼)4.5時間¥2,500~¥3,500安い時間に融通が利きにくい
バス(夜)6~7時間¥3,500~¥4,100早朝に向く眠れない人には厳しい
自家用車(2人)4時間¥3,000~¥4,200時間に融通が利くそこまで安くならない上、別途駐車料金が発生
自家用車(3人)4時間¥2,000~¥2,800安い、時間に融通が利く別途駐車料金が発生
自家用車(4人)4時間¥1,500~¥2,100安い、時間に融通が利く
別途駐車料金が発生

 

新幹線、バス、自家用車それぞれにメリット・デメリットがあります。博多で過ごすのか・どこかに行く中継点なのか、使えるお金・時間、一人で行くのか・複数人で行くのかによって選択肢は変わります。

ご自身に合ったベストな選択肢を選んでください!

なお時間・料金等は変動しますので、都度確認することをおススメします。