2月下旬。
県外からの友人をもてなすため、岩国の錦帯橋と岩国城を訪れました。広島市街から岩国までは国道2号線を車で約1時間と少々。この日はあいにくの雨のため、訪れる観光客もまばらです。
岩国城について
岩国城はかつて吉川広家が関ケ原の合戦以後に築いた城で、山の頂上にあります。完成から約7年で幕府の一国一城令で廃城を余儀なくされ、現在建立する天守は1962年に再建されたものです。
岩国城の見学のためには、約1.5キロの登山道を上るか、麓からロープウェイに乗らなければいけません。基本的には錦帯橋入橋料、ロープウェイ往復、岩国城見学料がセットになったセット券(¥940)を購入するのが良いでしょう。
名勝・錦帯橋
さて、まずは岩国のシンボルともいえる錦帯橋を渡ります。錦帯橋は、日本三名橋や日本三大奇橋に数えられており、名勝に指定されています。
錦帯橋を渡り終えると、吉香公園があります。
資料館や庭園、武家屋敷などが並ぶ中、個人的に一番好奇心をそそられたのがシロヘビ観覧所(白蛇横山観覧所)です。岩国のシロヘビは国の天然記念物にも指定されています。
岩国周辺では、白蛇を神として崇める風習が各地に残ります。 一例としては、白蛇の脱け殻(脱皮によるもの)を財布に入れておくと金運が舞い込む、納屋や家屋に住み着くとその家は栄える、など。
岩国城へ
吉香公園の奥に、岩国城へと続くロープウェイ乗り場があります。ロープウェイの大きさはそこそこあり、一度に何人かが乗れる仕様になっています。約3分程度で山頂駅に着き、そこから岩国城天守までは徒歩で約10分です。
山頂まで登り、岩国城のスタンプは押したものの、景色も御覧の通り。雲に包まれて、下界の様子が全くわかりません(笑)
錦帯橋と合わせて、好天の日にもう一度くらい来たいものです。
残り95城