【九州ツーリング④】日本神話発祥の地、宮崎・高千穂巡り。

 

更新が遅くなりましたが、九州ツーリング4日目です。

今回はまず高千穂周辺の記事を一つにまとめてみました。日本書紀や古事記に記される日本神話の、特に天孫降臨神話天照大御神による天岩戸伝説で有名です。神話については各種サイトで紹介されているので、今回は高千穂の各スポットのリアルな見どころを紹介します。

これまでの記事はこちら!

【九州ツーリング①下関~伊万里編】大宰府展示館前のベストマートに売っているミニパンは絶品!絶対食すべし。

【九州ツーリング②伊万里~人吉編】天草最高!!神対応の島原鉄道フェリー、性なる地おっぱい岩、開放感抜群のぺルラの湯舟。

【九州ツーリング③人吉~宮崎編】宮崎最高!!無料ビールに、安くてうまい霧島ハイボールとチキン南蛮!

 

高千穂神社の力守りで統率力アップ

まず最初に訪れたのは高千穂神社です。

日本神話の天孫降臨神話に関係するほか、鎌倉時代には源頼朝が重要視した神社として有名です。参拝して、夫婦杉を眺め、お守りを購入して15分程度の所要時間でした。

 

アクセス・駐車場

高千穂神社を始め、高千穂一帯は電車は通っていません。近隣の阿蘇や宮崎、延岡や福岡・熊本など大都市からバスで来るのが良いでしょう。もっとも、一番いいのは自家用車やレンタカーですが。

駐車場は、神社横に無料駐車場があります。GWなど混雑期には待ち時間が発生することもあります。バイクは脇のスペースに停めることになるので、待ち時間はありません。道路を挟んだところにドラッグストアがあるので、そちらの駐車場に停めることも可能です(買い物くらいはしましょう)。

 

本殿と夫婦杉

本殿は重要文化財に指定されています。

見どころは、本殿脇に二本の杉の幹がくっいた「夫婦杉」と呼ばれる巨樹です。この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手を繋いで三回周ると縁結び家内安全子孫繁栄の3つの願いが叶うと言われています。

 

 

お守り(力守)

高千穂神社で購入できるお守りの中でも、ユニークなのは「力守」でしょう。天照大御神が隠れていた岩戸を引っぺがした天手力男の力をいただくお守りです。統率力などの「力」を引き出す効果がある、ようです。

 

 

重要文化財の「鉄造狛犬」

本殿の他、鎌倉時代に源頼朝が奉納したとされる鋳鉄製の狛犬一対が重要文化財です。

一般的に鉄像は銅像に比べ、複雑な形の鋳造や細部の仕上げが困難ですが、当品はさらに製作が容易とされる木彫のものと比較しても遜色がないくらい精巧で、その鋳造技術は全国の鉄造遺品の中でも突出しているとされています。

高千穂神社の境内への入口には、重要文化財指定を記念した狛犬のコピーが置かれています。

 

 

 

キャビアを生み出すチョウザメ泳ぐ高千穂峡

どういうところ?

峡谷で中心部を川が流れており、真名井の滝や仙人の屏風岩の自然風景の他、淡水魚水族館や土産物屋、チョウザメが泳ぐ池などがあります。

遊歩道を仙人の屏風岩まで歩くことを含めても、45分程度あれば一通り見て回ることが出来ます。

 

 

アクセス・駐車場

高千穂神社からは車で5分程度です。歩くと15〜20分かかる上、勾配がキツイのであまりオススメしません。

高千穂神社近くからはシャトルバス(1回100円)が出ているので、こちらを利用するのもありです。ただ繁忙期は人が多く、並ぶこともあります。

なおバイクの場合、メインの場所のかなり近くまで入って行くことが出来ます。土産物屋などの近くに無料のバイク用の駐車スペースが整備されているので、そちらに停めると良いです。

 

真名井の滝

1番の見所は、高千穂峡に流れ落ちる真名井の滝です。橋の上や遊歩道の展望スペースから眺めることが出来ます。

最も良いのは写真のように、ボートをレンタルして滝を真下から眺めることでしょう。しかし繁忙期は待ち時間が非常に長く、筆者が訪れた日はGWとあって、正午前の時点で待ち時間が3時間半ありました。

 

 

チョウザメ

あまり知られていませんが、宮崎はチョウザメが有名です。

チョウザメの卵を塩漬けしたものが、世界三大珍味の一つキャビアになります。宮崎県ではチョウザメの完全養殖に成功していて、チョウザメの生産量日本一を誇り、そこから生産されるキャビアは「宮崎キャビア」としてブランド化されています。

チョウザメが実際に泳いでいる様を、バイク駐輪場近くにある池で観察することが出来ます。人を襲うことはないチョウザメですが、体長1m以上あり、それが何匹も泳いでいる様は圧巻です。

また近くにある淡水魚水族館でもチョウザメを観察出来ます。ここでは他にも希少な淡水魚が展示されており、入場料は300円と有料ですが、時間があれば寄ってみるのも良いでしょう。

 

 

仙人の屏風岩

バイク駐輪場から遊歩道を5分ほど歩くと、視界が開けたところに出ます。

そこから対岸に目を向けると、高さ約70mに上る断崖が現れ、これを「仙人の屏風岩」と呼びます。この断崖は「柱状節理」と呼ばれ、阿蘇山の噴火活動で流れ出た溶岩が数万年かけて侵食されて生まれたものです。高千穂峡の中でも真名井の滝と並ぶスポットですが、仙人の屏風岩は位置の都合上終日ほぼ逆光になるので、写真撮影にはあまり向きません。

 

 

日本神話発祥の地!アマテラスオオミカミの天岩戸神社

どういうところ?

天照大御神が岩戸に隠れたことで有名です。

西本宮と東本宮に別れており、東本宮では天照大御神が隠れた岩戸を祀っています。ただし現在岩戸は残っておらず、跡があるのみで、そちらも一般での見学は不可となっています。お祓いを受けた後、宮司の案内の元で見学可能ですが、途中の写真撮影は禁止されています。

駐車場から近い西本宮に参拝をするだけなら5分ほどで終わります。

 

 

アクセス・駐車場

高千穂神社から車で10分程度のところにあります。

バイクと車ともに無料ですが、車の場合は台数制限があるので混雑時には駐車まで時間がかかる場合があります。バイクはすぐに停めることが出来ます。

 

天照大御神像

神社の入り口近くには天岩戸伝説で有名な「天照大御神」の像があります。

日本神話の世界の話なので、正確な写真や絵などは現存していませんが、おそらく復元したらこんな感じなのでしょう。あまり美人ではありません。

 

 

Cafeあまてらすの隠れテラス

天岩戸神社からもう一つの有名スポットである天安河原に向かう途中におしゃれなカフェがあります。

名前もシャレが利いていて、突き出たテラスからは天岩戸神社や河原を眺めることが出来ます。地元の名産である高千穂牛を使ったラーメンやそば、ホットドッグなどがあります。

 

 

積まれた石が不気味で神秘的、天安河原

アクセス・駐車場

天安河原への入り口付近には駐車場はなく、バイクを置くようなスペースもありません。

ですので天岩戸神社の駐車場を利用して、そこから歩くのがベストです。歩くといっても、天岩戸神社から天安河原への入口までは徒歩で5分程度です。

そこから階段を下り、少し山道を歩きます。道中はやや起伏はあるものの険しい道のりではなく、10分程度歩けば『天安河原宮』に到着します。

 

太鼓橋

天安河原へ向かう途中に太鼓橋があります。特に何か謂れがあるわけでもなさそうですが、神秘感を漂わせます。

 

 

岩窟内にある本宮

天安河原は、天照大御神が岩戸に隠れてしまい、世界が暗黒に包まれたことに危惧した八百万の神が集まって会議を行ったとされる場所です。天安河原宮では集まったら八百万の神を祀っています。

 

 

積み上げられた石

以前は社があるだけでしたが、訪れる人が祈念のため石を積み上げて行くうちに膨大な量となり、まるで賽の河原のような雰囲気が天安河原の神秘さを引き立てています。

筆者の個人的にはよくもまぁここまで隙間なく石を詰め、積み上げられたものだと、ある種人間の狂気のようなものを感じました。

 

 

清流と新緑

本宮のわきには川が流れています。

訪れたのが5月で、ちょうど新緑の季節で緑が綺麗でした。秋には紅葉で彩られるそうです。川の流れを間近で見ることができるので、写真撮影もしやすいスポットになっています。

 

 

まとめ

高千穂神社…所要時間は15分程度。駐車場無料。

高千穂峡…所要時間は45分程度。駐車場無料で、バイクは見どころの近くに停めることが出来る。淡水魚水族館は入館料(300円)が必要。

天岩戸神社…所要時間は参拝だけなら5分。案内ツアーを組むなら1時間は見ておいたほうが良い。駐車場無料。

天安河原…所要時間は参拝を含め30分。専用駐車場はなく、天岩戸神社から歩くのがベスト。

 

高千穂一帯を見て回るには、およそ2時間を見ておけば良いでしょう。ただしこれはあくまで、駐車に待ち時間がかからないバイクの場合であり、繁忙期で混雑する際は駐車場の待ち時間が発生することを念頭に置きましょう。

日本神話発祥の地とだけあって、緑が多く、町一帯も神秘的な雰囲気を醸し出しています。

一方でアクセスは悪いものの、休日は観光客が多く、さらに全体的に観光地化されているのであまりゆっくり過ごすことが出来る場所ではありません。