【Marriott】ウェスティン・ジャカルタ(The Westin Jakarta)宿泊記。インドネシアで最も高かったビル!

(初投稿から複数回宿泊し、新たな魅力も見えてきたのでリライトした記事となります)

2016年にオープンして以来、2021年までインドネシア国内では最も高層だったガマタワー(GAMA Tower:308m)の上層階部分(50階~69階)にあるウェスティン・ジャカルタは、まさにインドネシア一高いところから見下ろす夜景が魅力でした。最高層ビルの座を譲った今でもその景観の圧巻さは変わることはありません。

ホテル概要

オフィスビルであるガマタワーの上層階に位置し、まずはGFフロアから52階ロビーまでの直通エレベーターに乗り、客室へはさらにエレベーターを乗り換えていく必要があります。

50階:ジム・プール・スパなど

51階:朝食ビュッフェのあるレストラン(Seasonal Tastes)

52階:ロビー。地上からのエレベーターはこのフロアに一旦到着する。

53階~66階:客室。65階にクラブラウンジ。

67階~69階:Henshin(レストラン&バー)

部屋はゲストルーム(46-48㎡)、ラージゲストルーム(56-59㎡)、リニューアルキング(68㎡)、スイート(92-94㎡)、ウェスティンスイート(166㎡)、プレジデンシャルスイート(270㎡)があります。

どの部屋も床から天井まで壁一面が窓になっており、高層階からの眺望が売りとなっています。

リニューアルキング(ジュニアスイート)

いくつかのタイプの部屋に泊まりましたが、最もいいのはリニューアルキング(ジュニアスイート)です。

角部屋のスタジオタイプの部屋で、窓が2面あり部屋が非常に広く感じます。

そして何よりこの最高の眺めを誇るバスタブ!

広さ、深さも十分で、バスタブだけでいえばマジでジャカルタで最高のバスタブです。

シャワーとバスタブがドレッサーなどと隔離されており、どれだけ水を頻繁に使って溢れさしても何の問題もありません。

この仕様になっているのはスイートルームを含めてもこの部屋だけです。

ちなみに片面のカーテンロールは隣から見えてしまうため今は開かない仕様になっています。自分で巻き取れば開けられないこともないですが。

部屋からの眺めも当然ジャカルタを見下ろす形になります。

ただ西側を向くとKokas方面は真下に墓場が広がっており、また南側は最近三菱地所が開発したトリニティタワーが同じくらいの高さにあるので、この北向きの部屋がいいです。

ウェルカムギフトみたいなんはありませんが、ウェルカムフルーツが用意されていました。毒々しい色をしているのはマルキサ(Markisa)、すなわちパッションフルーツです。結局食べなかったけど、こうして見るとブドウなんかもちゃんと新鮮なものだったのかも。

プールとジム

どこかのブログで、「プールは外気を取り入れているので気持ちいい」とありましたが、そんなことはなく。とはいえ屋内プールにありがちなムシムシした感じもなかったので、換気はしっかりしているのでしょう。

水温は冷たくも温かくもなく、ぬるいです。プールの手前にロッカーがあるので、タオルはそちらで借りれます。

(2022年12月現在)
プールおよびサウナは予約制となっており、1時間あたり5名までの利用制限が掛かっています。

ロッカーの奥にはジャグジーとサウナがあります。室内の明かりが反射して、ジャグジーに入りながらだと大して夜景も臨めないのですが、プール上がりの冷えた体に温かいジャグジーが良く沁みます。

ジムは特に使用していないものの、ランニングマシーンが多く、ウェイトマシーンはちらほらです。ミネラルウォーターが常備してあるので、部屋のものが切れたらここのものを持っていけばいいと思います。狡いけど。

Heavenly Spa

50階にあるスパも眺望をウリの一つにしていますが、まぁトリートメントを受けているときはあまり景色なんか見ませんよね。

カップルでロマンティックスパ(税サ込 3Juta/2名)を受けましたが、それなりです。

スパにあったバスタブはジャグジー使用にはなっているものの、サイズとしてはリニューアルキングなら部屋のバスタブの方が広く、また独立しているので、結局部屋で入ったほうが良いと思います。

朝食(Seasonal Taste @50F)

朝食は51階の『Seasonal Tastes』です。

ウエスタン、インドネシア、中華、インド、エッグステーション、ヌードルステーション、パン・ケーキなど種類は豊富です。

オムレツの焼き加減が微妙でしたが、パイナップルジュースなど多彩なフレッシュジュースは美味しかったです。

プラチナ以上なら朝食無料となります。65階のクラブラウンジでも朝食は取れますが、種類があまり多くないのでこちらに来た方が良いです。

まとめ

ここだけではないのですが、最近ジャカルタ全体でホテルの値上がりが激しく、例にも漏れずコロナ禍では1.5Jt/泊だったのが今では3.0Jt/泊を超えてきており、中々手が出しにくいホテルになってしまいました。

反面、ポイント宿泊だと15,000~20,000ポイントで泊まることができるのでポイント単価が非常に優れたホテルとなります。

一番おすすめのリニューアルキングはジュニアスイート相当なので、プラチナなら無料アップグレードでもらえる可能性も高いですし、SNAの対象にもなっています。

ポイントで泊まりやすいので、今後もバスタブに入りたくなった時は定期的に利用しようと思っています。