【海外競馬】シドニーで賞金総額8.5億円の「ジ・エベレスト(The Everest)」が開催!

 

先日、アメリカで賞金総額世界最大のレース、第1回ペガサスワールドカップが開催されました。出走馬は全12頭で、登録方法は「出走枠を買うこと」です。枠は一つ100万米ドル総賞金1,200万米ドルのレースとなります。

結果は、昨年のBCクラシック勝馬アロゲートが優勝し、1着賞金700万米ドルを搔っ攫っていきました。2番人気で、これが引退レースのカリフォルニアクロームは9着でした。アロゲートはやっぱり強かったですね。去年のBCクラシックは伊達じゃなかったです。

【ブリーダーズカップクラシック2016観戦レポート】カリフォルニアクロームとアロゲートが激突!

2016年11月7日

 

 

さて、似たようなレースがオーストラリアでも開催されるようです。以下英文記事の翻訳です。

2017年10月14日にオーストラリアのシドニーのランドウィック競馬場で1000万豪ドルのレースが開催されます。これは、これまで同国での最高賞金額を誇ったメルボルンカップの620万豪ドルを上回り、芝のレースでは世界最高賞金額となります。

レースの名前は「ジ・エベレスト(The Everest)」。短距離王国のオーストラリアらしく、芝スプリント(1200m)の頂上決戦となる見込みです。斤量は年齢による定量です。

ペガサスワールドカップのように、オーナーは3年以内の出走権を60万豪ドル(約5,100万円)で購入し、この出走権は交換や譲渡が可能です。

ニューサウスウェールズ州競馬協会代表のラッセル・バルディン氏とオーストラリアターフクラブ代表のローリー・マクリ氏は声明でこう述べました。

「これはシドニーを変えるためのレースです。ジ・エベレストの名として知られるようになるこのレースはスプリントで最も高額なレースになるとともに、芝のレースでも最も高額となります」とバルディン氏は言いました。

マクリ氏は、スプリントのレースは世界中に散らばっており、一方でとびぬけて高額レースが存在しないことを指摘しています。「私たちのスプリントレースは世界で最もレベルが高く、それを世界に誇示する機会が必要だと考えています。」

 

現在は12頭で検討していますが、参加希望者が多ければ枠を拡張することも検討するそうです。

ザ・エベレストはアメリカで開催されるダート1800mのペガサスワールドカップ(1,200万米ドル)と、ドバイで開催されるダート2000mのドバイワールドカップ(1,000万米ドル)に次いで、世界3番目の賞金額となります。

時期的に、日本ではスプリンターズステークス(10月1週)と被っているので、日本馬の参戦は少ないかもしれません。願わくば、ロードカナロアがいた時に開催してほしかったものです。

 

アメリカも、来年のペガサスワールドカップで芝レースの施工も検討しているようなので、いつまで世界最高賞金額を謳えるかはわかりません。それでも今年の秋は、オーストラリアで開催される世界最高峰の電撃スプリントを楽しむのもいいでしょう。

ちなみにエアロヴェロシティで昨年の香港スプリントを勝ち、日本でも一昨年の高松宮記念を勝ったZ.パートンは残念がっていました(笑)

 

開催されるランドウィック競馬場については下の記事をご覧ください。

【ランドウィック競馬場訪問記】オーストラリアの中央競馬。シドニーにあるロイヤルランドウィック競馬場を訪れた。

2015年5月1日

 

後日談

結果は以下の通りです。

【ジ・エベレスト】レッドゼルが優勝~ブレイブスマッシュは3着

10月14日にオーストラリア・ロイヤルランドウイック競馬場で芝の世界最高賞金額レース『ジ・エベレスト(The Everest)』(GI、3歳以上、芝・右1200メートル)が行われ、K.マカヴォイ騎手騎乗のレッドゼル(セン5歳、オーストラリア・P&P.スノーデン厩舎、父スニッツェル)が2番手追走から直線で力強く抜け出し、1着賞金580万豪ドル=約5億1000万円を獲得した。タイムは1分8秒36(稍重)。0.8馬身差の2着には中団から追い込んだC.ウィリアムズ騎手騎乗のベガマジック(セン5歳)。

日本から移籍したブレイブスマッシュ(牡4歳、豪・D.ウィアー厩舎、JRA在籍時に2015年サウジアラビアRC・重賞を勝っている)は、J.スペンサー騎手が騎乗して大外から追い込んで3着に健闘した。移籍後は現地のリステッドレースで2、1、2着からの臨戦だった。

『ジ・エベレスト』は、今年1月に施行されたアメリカのペガサスワールドカップ(GI、ダート9ハロン、賞金総額1200万米ドル=約13億4800万円、今年の優勝馬はアロゲート)と同じ参加者負担型で、出走料金60万豪ドル(約5280万円)×12枠の720万豪ドルに、主催側からの280万豪ドルを加えた1000万豪ドル(約8億8000万円)が賞金総額になる。

http://race.sanspo.com/keiba/news/20171014/ove17101416280001-n1.htmlより転載