【海外競馬】今年からIPATで海外馬券が買えるので、マカヒキが出る2016年凱旋門賞を予想してみた

 

いよいよ2016年凱旋門賞が近づいてきました。

今回のレースからJRAが海外馬券の発売を開始しています。購入可能時間はレース当日の日本時間10月2日午前10時から23時05分の出走直前まで

本命は6連勝中の英国馬ポストポンド。対抗は我らが日本馬マカヒキの様相を呈しています。

 

 

さて、今回の凱旋門賞を種牡馬の観点から見ると、20倍台までのオッズ上位9頭のうち、ドバウィ(Dubawi)3頭、ガリレオ(Galileo)3頭、その他シーザスターズ(See The Stars)、ディープインパクト、シルバーフロスト(Silver Frost)で占めています。

 

本命ポストポンドはドバウィ産駒

天才薄命・ドバイミレニアム(Dubai Millennium)の血を引く唯一の種牡馬がドバウィです。

今や世界中を席巻するドバウィ産駒の一番星が2.75倍で圧倒的1番人気のポストポンド(Postponed、牡5)。今年のドバイSCでドゥラメンテを破った馬でもあります。

昨年KGⅥ&QESを勝ってから現在まで6連勝中で、前走は英インターナショナルSを1番人気1着で制しています。連勝中は良馬場から重馬場までこなし、斤量60kgを背負ったこともあります。

唯一、5歳馬という点が不安視されていますが、昨年からの遅咲き馬と考えれば問題はないでしょう。

 

ドバウィ産駒はほかに5番人気(13.0倍)のニューベイ(Newbay、牡4)、7番人気(23.0倍)のレフトハンド(Left Hand、牝3)がいます。

ニューベイは昨年の仏ダービー馬で、昨年の凱旋門賞では2番人気3着でした。今年はG3を1勝のみとやや精彩を欠いています。一方で、仏ダービーや凱旋門賞での好走から、2400mに距離が延びることがプラスに出ると考えられます。

 

レフトハンドは今年の凱旋門賞と同コースで行われた前哨戦ヴェルメイユ賞を勝ちました。3歳牝馬は斤量が54.5kgと古牡馬とは5kgの差があり、この点が一番の魅力です。

ヴェルメイユ賞から凱旋門賞を制した馬と言えば、オルフェーヴルが2回目の凱旋門賞で圧倒的敗北を喫したトレヴ(Treve)が挙げられます。

しかしトレヴは仏オークスも制しており、無敗で凱旋門賞を制したことから、レフトハンドにそこまでは期待できないかもしれません。外枠も不安です。

 

Postponed ◎
Newbay △
Lefthand △

 

ガリレオ産駒はすべて名門オブライエン厩舎から

アイルランドからはオブライエン厩舎が3頭出し。いずれもGalileo産駒です。

オーダーオブセントジョージ(Order Of St George、牡4)は英・ゴールドカップを勝っているように長距離専門でしょう。勝負になるのはファウンド(Found、牝4)とハイランドリール(Highland Reel、牡4)。

ファウンドは安定して2着ですが勝ちきれません。ただ去年BCターフを勝っているように地力は上位だと思います。現在8.50倍の3番人気。

ハイランドリールは今年のKGⅥ&QESや昨年の香港カップを勝っており、ドバイSCではポストポンドの4着でした。

ところで名門オブライエン厩舎ですが、凱旋門賞を勝ったのは過去にたった一度のみ。2007年勝ち馬のディラントーマス(Dylan Thomas)です。2007年にKGⅥ&QESの他、前哨戦として愛チャンピオンS、そしてロンシャンで行われたガネー賞に勝利しました。

この年、凱旋門賞前まで7戦4勝2着3回と抜群の成績を残しています。ちなみにこの時の1、2番人気は斤量面で優位と見られていた3歳牡馬でした。

 

さて、ディラントーマスと比較するとオブライエン厩舎の馬はどうでしょう。

ファウンドのマイナス面はなんといっても昨年の凱旋門賞で9着に敗れていること。今年に入ってからは(1,5,1,0)と安定はしているものの、物足りないとも言えます。一方ハイランドリールは、前走の愛チャンピオンSで6番人気7着と敗れています。ファウンドは2、3着に入れるのはいいですが、ハイランドリールは切りでいいでしょう。

 

Order Of St George 消
Highland Reel 消
Found △

 

同世代の名馬シーザスターズとシルバーフロスト

2009年欧州年度代表馬シーザスターズ産駒の期待は4番人気(9.00倍)のハーザンド(Harzand、牡3)。

今年の英愛ダービーを制するも、前走の愛チャンピオンSでは1番人気ながら8着に沈んでいます。英愛ダービーの2着馬のその後も重賞を行ったり来たりのレベルなので、消すほうに妙味を感じます。

Harzand 消

 

聞き覚えの無い父・シルバーフロスト産駒はシルバーウェーブ(Silver Wave、牡4)。同コースの前哨戦フォワ賞を制覇して臨みます。

父シルバーフロストは、仏1000ギニーを制した馬で勝利レースの距離は1200~1600mとマイラータイプです。シーザスターズとは同期に当たります。代表産駒は今のところこのシルバーウェーブのみです。

前走のフォワ賞は、4頭立てという超小頭数でした。有力馬の中では内寄りの4番枠を引けたとはいえ、16頭立てのレースとなると実力は未知数です。

Silver Wave 消

 

日本代表第83代日本ダービー馬

最後に、言わずもがなディープインパクト産駒の日本代表マカヒキ(Makahiki、牡3)。

今年の日本ダービーを制し、前哨戦のニエル賞も制覇。贔屓目に見ても2番人気(7.50倍)は立派です。

同じ父を持つエイシンヒカリ(A Shin Hikari、牡5)が今年シャンティイで開催されたG1イスパーン賞を10馬身差で圧勝したのは記憶に新しいです。

母父はスピード・スタミナに定評のある欧州血統フレンチデピュティで、こちらも問題ないでしょう。

鞍上も馬・コース双方の特性をよく理解したJRA所属フランス人騎手のルメールなので心配はないはずです。敢えて不安材料を挙げるなら、外枠でしょうか。

Makahiki ○

 

まとめ

  • 2 ポストポンド ◎
  • 14 マカヒキ ○
  • 1 ニューベイ △
  • 10 ファウンド △
  • 16 レフトハンド △

 

かなり人気どころが集まってしまいましたが、順当に考えるならこの選択で良いでしょう。

今回から購入可能な海外馬券ですが、JRA独自のオッズのためマカヒキが過剰人気するかもしれません。それでもブックメーカーなどでは買えない連系の馬券が買えるようになるので、是非とも利用したいと思います。

馬券は以下の通り。

  • 2 ↔ 14 → 1, 10, 16 3連単6点
  • 2 → 1, 10, 14, 16 3連単12点

 

ポストポンドの有利は揺るがないでしょう。

 

レース回顧(後日談)

結果は、まさかのオブライエン厩舎が1,2,3着を独占しました。これまで凱旋門賞が鬼門とされていたガリレオ産駒とオブライエン厩舎。

ペースメーカーに長距離G1勝ちのあるオーダーオブセントジョージを据え、ポストポンドのマーク役にハイランドリール、そして最上位格のファウンドで勝ちをもぎ取るといった、まさにチームでの上位独占だと思います。

ジョッキーも勝ち馬はR.ムーアで3着はデットーリと、やはり海外の超一流レースは超一流ジョッキーから買うのもアリですね。