【インドネシア】ハイシーズンのジャカルター関空間エアラインの比較(ANA・SQ・ガルーダ・エアアジア)

 

このたび筆者はインドネシアで働き始めることになりました。そこで今、身辺整理を行っており、前回はクレジットカードについて記事にしました。

インドネシアで使う日本のクレジットカードの選び方。VISA or JCB?

2017年3月24日

今回はマイルについてのお話です。

 

 

経緯

筆者はこれまでANAカードをメインに、出張ではANA便を使い、ANAマイルを貯める生粋のANA利用者でした。しかしインドネシアに行くと出張がなくなるので、当面飛行機に乗る機会は年に1~2回、日本へ一時帰国する分だけと想定されます。

 

  • 今はANA SFCカードをメインに利用し、ANAマイルを貯めていますが、その手法が今後も正しいのか?
  • シンガポール航空やガルーダ・インドネシア航空のマイルを貯める方向に変更したほうが良いのか?
  • それともマイルを貯める生活をやめて、現金主義に生きるべきなのか?

 

今回は今後頻繁に(といっても年1~2回)利用するであろう大阪(伊丹・関空)-ジャカルタ便について考察します。

 

大阪(伊丹・関空)-ジャカルタ便

大阪とジャカルタを結ぶルートは主に4パターンです。

  • ジャカルタから羽田を経由して伊丹へ向かうANAルート
  • ジャカルタからシンガポールを経由して関空へ向かうSQルート
  • ジャカルタから関空へ直行便、またはデンパサール経由で関空へ向かうガルーダルート
  • ジャカルタからクアラルンプールを経由して、関空へ向かうエアアジアルート

 

航空便を選ぶうえで重要なポイントは料金滞在日数です。そこで上記4社について、ANA・SQ・ガルーダは料金を支払う場合とマイル利用の場合、エアアジアは料金を支払う場合のみを比較しました。

航空便必要マイル燃サ・税料金加算マイル滞在日数
ANA(マイル)38,000¥4,2302泊3日
ANA(支払)¥85,6608,5524泊5日
SQ(マイル)90,000¥5,268実質3日間
SQ(支払)¥132,6458,9904泊5日
ガルーダ(マイル)70,000¥0(?)4泊5日
ガルーダ(支払)¥87,0871,6904泊5日
エアアジア(支払)¥50,5150(?)実質3日間

*加算マイルについて、ANAはSFCゴールド持ち・プラチナ2年目、SQはエリートシルバー(25%UP)で計算しています。
*ガルーダマイル利用時に燃サが発生するか不明です。
*エアアジアはBig Pointというプログラムがありますが、ここではないものと考えます。

 

実際にインドネシア勤務で長期休暇を取ろうと思うと、ラマダン明けのレバラン休暇(2017年は6/23~6/28)か年末年始しかないです。年末年始は今年だと恐らく12月29日(金)に仕事納め1月4日(木)仕事始めだと思います。なので、ここでは29日の夜に出発し、3日のうちに帰ってくるパターンで算出しました。

ただ実際には、すでに人気の航路でマイル利用が埋まっていたりするので、それぞれで出発・到着の時間や日付が異なります。それについては下の表を参考にしてください。

航空便滞在
時間
往路出発往路到着復路出発復路到着
ANA(マイル)5612/30 21:4512/31 11:001/2 19:001/3 05:25
ANA(支払)9812/30 06:2512/30 18:201/3 20:201/4 05:25
SQ(マイル)8612/30 09:2012/30 21:201/3 11:001/3 19:25
SQ(支払)9812/29 20:2012/30 08:451/3 11:001/3 19:25
ガルーダ(マイル)9912/29 23:2012/30 08:151/3 12:001/3 17:05
ガルーダ(支払)9912/29 23:2012/30 08:151/3 12:001/3 17:05
エアアジア(支払)7412/29 20:2512/30 08:251/2 11:001/2 19:55

 

ANA(マイル)利用

メリット:必要マイルが少ない

デメリット:滞在時間が短い

 

今所持しているANAマイル、SPGポイントなどを集約すれば38,000マイルは余裕で賄うことが出来ます。ですのでこの選択肢は現実的なものの中で、もっともコストを抑えれるパターンです。

一方で、すでに29日の夜発のANAは特典航空券はおろか、通常予約便も埋まっています。マイルを利用してとなると大晦日の朝に到着し、2日の夕方にはすでに出発しないといけないため、かなり滞在時間が短くなります。

このパターンは「お金に困窮しているけど、少しでも帰りたい」という場合に向いています。

 

ANA(支払)利用

メリット:料金がそこまで高くない、滞在時間が十分とれる、マイルが貯まる

デメリット:出発時朝早い、到着した後そのまま出社しなくてはならない

 

個人的には、このパターンを利用しようかなと考えています。ガルーダと同等料金でANAに搭乗できますし、滞在時間も十分とれます。

出発時朝早くても、そのあと飛行機に乗って寝ればいいです。到着後、休む間がほとんどなく出社するのはしんどいですが、若いうちは大丈夫。

このパターンは「お金はある程度あり、体力にも自信がある若い人」向けのパターンです。ちなみにこのパターン、帰りは新設路線で現在政府認可申請中の路線を使います。

NH871便 羽田(23:30)→ジャカルタ(05:25)

この路線、今回のような場合に非常に使える路線だと思うので、今後もチェックしていきたいと思います。

 

SQ(マイル)利用

メリット:なし

デメリット:必要マイルが多い

 

90,000マイルは不可能です。SQでそれだけのマイルを持っているなら、もっと違う時期・違う路線のビジネスクラスに乗った方がよっぽどお得だと思います。

 

SQ(支払)利用

メリット:滞在時間が長い、マイルが貯まる

デメリット:出発時に乗り遅れる可能性がある、値段が高い

 

滞在時間が長く取れるパターンですが、デメリットが大きいです。

まず出発時が20:20ですが、これは終業後すぐそのまま空港に向かってなんとか間に合うかといった状況です。SQの対応は結構シビアなので、60分前の19:20までにチェックインを完了できないと搭乗できない恐れがあります。

それから値段も13万円と、ANAやガルーダと比べても5万円ほどお高くなっています。運賃が「Flexi Saver」なので100%マイルが貯まることが唯一のメリットでしょうか。

 

ガルーダ(マイル)利用

メリット:滞在時間が長い、直行便がある

デメリット:必要マイルが多い

 

滞在時間が長く、かつ往復ともジャカルター関空間を直行便で移動できるメリットは大きいです。

一方で、ガルーダはそもそもマイレージプログラムの評価があまり高くありません。必要マイル数も70,000マイルと多く、今後貯めようという気はおきません。

 

ガルーダ(支払)利用

メリット:料金がそこまで高くない、滞在時間が長い、直行便がある

デメリット:マイルがあまり貯まらない

 

ガルーダのメリットを最大限生かすなら、マイルより支払いを選ぶ方が現実的です。直行便があるため身体へのダメージも少なく、可能な範囲内で最も有効的に時間を使えるルートだと思います。

ANA(支払)利用時と並んで、筆頭候補の1つです。ちなみにこの運賃クラス(Eco Promo)ですと、ANAでマイルを貯めようと思っても、対象外となるので注意してください。

このパターンは「マイルはいらないから、出来るだけ安く、かつゆっくり帰りたい」人向けです。

 

エアアジア(支払)利用

メリット:安い

デメリット:滞在時間が少ない、出発時に乗り遅れる可能性がある、LCCなのでサービスが良くない

 

非常にシンプルなパターンです。

上記キャリアのマイルを保有しておらず、支払い利用のみの場合で最も安く行けるルートとなります。1月3日の便はすでに埋まっており、1月2日に帰らなければならないのがネックですが、往復5万円代はかなり財布に優しいです。

またSQ(マイル)同様、出発時間が早いので乗り遅れる可能性があります。

このパターンは「お金がなく、サービスや滞在時間が少なくても良いから帰りたい」場合に向いています。

 

まとめ

それぞれのメリット・デメリットを並べると以下の通りになります。

航空便料金・マイルマイル加算滞在日数旅程のきつさ
ANA(マイル)-×
ANA(支払)×
SQ(マイル)×-
SQ(支払)×
ガルーダ(マイル)×-
ガルーダ(支払)×
エアアジア(支払)-×

 

今回の場合マイルは利用せず、現金でANAかガルーダに搭乗するパターンがベストになります。

最初の『どのマイルを貯めるか?それともマイルを貯めるのを止めるか』という議題に対し、結論からいうと『今後もANAカードを使いANAマイルを貯めていく。ただしANAに乗る頻度は少なくなるかも』となります。

恐らく来年以降のプラチナ陥落は免れないでしょう。ブロンズにすら達しないかもしれません。そのためにもやはりSFCをキープしておくことは最重要ポイントの一つです。SQでPPSクラブを目指すのは難易度が高すぎますし、ANAのミリオンマイラーを目指す方向で進めていこうと思います。

ANAマイルはジャカルターバリ(ガルーダ便)、ジャカルターシンガポール(SQ便、ガルーダ便)などでも提携航空会社を利用して使うことが出来ます。しかしどちらも30,000マイルが必要になるため、使うのはもったいないです。やはり長距離便かつストップオーバーが出来る場合で利用するのがベストなので、その機会を待とうと思います。

 

かつて子供時代にジャカルタに住んでいたとき、日本に帰国する便は関空とデンパサールを通るトライアングルルートのJAL(当時は日本アジア航空)を利用しており、その後はSQを利用するようになりました。

大学時代はJetstarやエアアジアなどLCCを多用しており、ANAとの付き合いは3年前に広島で社会人になってからです。3年間ANAマイルのことを研究し、ライフタイムマイルも約15万マイル、ダイヤモンドまではいかないまでもプラチナを2年維持し、愛着もあります。

サービスや拠点の観点からSQをメインFFPに据えたい気持ちもありますが、今後も出来る範囲でANAマイルを貯めていこうと思います。