【インドネシア】ジャカルタ在住の日本人(駐在員、現地採用)向けのおすすめマイレージプログラムは?

 

ジャカルタ、というかインドネシアに在住する日本人が乗る飛行機は大きく分けて4つになります。

日系の航空会社からANA(NH)JAL(JL)、インドネシアのフラッグキャリアであるガルーダ・インドネシア(GA)、そしてシンガポールを経由する場合のシンガポール航空(SQ)です。その他、LCCだとエアアジアなどもありますが、フルサービスキャリアの場合は上記4つでしょう。

 

 

各航空会社とマイレージプログラム

どこの航空会社を利用するかで、貯めるマイレージプログラムも変わってきます。

  • NH便…ANAマイレージクラブ、クリスフライヤー(SQ)
  • JL便…JALマイレージバンク
  • GA便…ガルーダ・マイルズ、スカイマイル(デルタ)ANAマイレージクラブ(一部便のみ)
  • SQ便…クリスフライヤー(SQ)、ANAマイレージクラブ

 

注目すべき点は2点。

まず現在ANAがアライアンスとは別にガルーダと業務提携していること。

このためANAがコードシェアしているガルーダの一部便(日本-インドネシア、ジャカルタ-インドネシア国内主要都市)に搭乗すると、ANAマイルを貯めることが出来ます。またANAマイルで、ガルーダの特典航空券も発行可能です。

もう1点、ガルーダ搭乗時に同じアライアンスのスカイチームであるデルタのスカイマイルでマイルを貯めることが出来ること。これについては日本で発行のデルタアメックスカードが絡んできます。

 

搭乗ルート

インドネシア在住の日本人が飛行機に乗る場合、その目的地は大きく以下の通りです。

  • 日本…NH、JL、SQ、GA
  • シンガポール(観光やビザ更新、健康診断)…SQ、GA
  • インドネシア国内…GA
  • その他海外…SQ、GA、その他

 

マイレージ的には一つの航空会社に集約するのがベストです。そうなるとSQかGAにまとめるのが一番です。しかし筆者は長年ANAでマイルを貯めており、SFCも所持し、ANAのミリオンマイラーを目指しています。そのため日本への帰国はANAを優先して利用したいと考えています。

 

各マイレージプログラムのマイル単価

次に、下の表はマイレージプログラムと搭乗航空会社の提携関係及び日本-ジャカルタ間の必要マイル数です。

 AMC
(ANA)
JMB
(JAL)
Kris Flyer
(SQ)
Garuda Miles
(ガルーダ)
Sky Mile
(デルタ)
NH便L:30000
M:35000
H:38000
×50000×
JL便×25000
(ディスカウント)
35000
(通常)
×××
SQ便38000
(国際線乗継あり)
×50000
(Flexi Saver)
90000
(Saver)
××
GA便35000
(国際線乗継なし)
××7000045000

 

これを見てもらうと分かるように、日系の航空会社は必要マイル数が少ないです。一方でガルーダに至っては、倍以上のマイルが必要となります。もちろん各航空会社も、自身のステータスや所持しているクレジットカードによって貯めやすさも変わってきます。

 

ANAマイレージクラブ

メリット

  • NH,SQ,GAと搭乗するほとんどの便でマイルを貯めることが出来る
  • ジャカルタからの直行便が1日2本ある(羽田便)(※2017年8月以降)、成田便を含めると1日3便。
  • SFCがあるため、上級会員のサービスを受けられる。
  • 日本-インドネシア往復の際、必要マイル数が少ない(30,000~38,000マイル)。
  • SQとはスターアライアンスガルーダとは個別に業務提携しているため、35000マイルで特典航空券が取れる。
  • クレジットカード利用が100円=1マイルのため、普段の生活でマイルが貯めやすい。
  • ANAカード利用分のマイルは最長5年(カードポイント2年、マイル3年)まで保管可能。
  • 期限切れが近いマイルをスカイコインに変換して、現金として使用できる。
  • ミリオンマイラーを目指せる(特典航空券でもマイル数は加算される)。
  • 早朝便だと、ハイシーズンでも安い値段で搭乗できる。

デメリット

  • 直行便が東京(羽田・成田)便しかない。
  • 日本人の帰国シーズン(レバラン休暇、お盆、年末年始)は料金が高く、特典航空券は最悪の場合1年前からの取り合いとなる。
  • マイルの期限がある(搭乗分は3年、ANAカード利用分は最長5年)。
  • 国際線特典航空券は往復でしか取れない。
  • クレジットカード利用の場合、日本円での決済になるので為替手数料、両替手数料が掛かる。
  • クレジットカードの年会費がSFCの場合、最低1万円以上かかる。

 

日本人が多く乗るため、帰国シーズンの特典航空券は争奪戦になります。予約期限の1年前から抑えとくべきでしょう。

それから国際線特典航空券が往復からしか取れません。しかしその分必要マイルは他社と比べても多くないので、そこまで大きなデメリットでもないでしょう。

またANAマイルを日常的なクレジットカード利用によるショッピングマイルとして貯める方法が、自分の知る限り日本円決済でないと不可能です。インドネシアで発行されるクレジットカードで貯めたポイントをANAマイルに変換する(100円=1マイル以上のレート)ルートがあれば、ぜひ教えてください。

 

JALマイレージバンク

メリット

  • 必要マイル数が最も少なく済む

 

デメリット

  • 成田での乗り換えになるので、色々不便

 

個人的な所感として、筆者はANA派だったので、JALマイルのことをよく知りません。JGCを目指したい気持ちもなくはないですが、新しい仕事が出張などが多くないので、難しいです。今後も特にJALをメインのFFPに据えることはないでしょう。

 

クリスフライヤー(SQ)

メリット

  • シンガポール航空はサービスの質が高い
  • 有償航空券の場合、マイルが貯まりやすい
  • 国際線特典航空券を片道から取れる
  • 特典航空券をオンラインで予約すると、必要マイルが15%オフになる
  • インドネシア国内発行のクレジットカードでマイルを貯めることが出来る

 

デメリット

  • 航空運賃が基本的に高い
  • ガルーダと提携していないため、インドネシア国内線のマイルを貯めることが出来ない
  • 上級会員(PPSクラブ)を目指そうとすると、果てしない

 

SQとシンガポールの良さ

言わずと知れた航空会社で、中東のキャリアと世界No.1の座を争っています。そのクオリティもさることながら、必ずシンガポールに寄ることが出来るというのは大きなメリットです。

一般的に乗り継ぎというと面倒なイメージがありますが、それがシンガポールとなると話が違ってきます。カジノを始めとしたあらゆるエンターテイメントがあるため、乗り継ぎの時間を潰すどころか、1泊くらいしても構わない!と思わずにはいられません。

 

SQの料金と加算マイル

ただしSQは高いです。非常に値段が高いです。ジャカルタ-関空の往復でRp.10jutaを割ることは中々ありません。運賃クラスがV・KとなるEconomy Super Saverでも往復Rp.11jutaになります。しかもマイル積算率が10%なので、関空を往復しても845マイルしか貯まりません。

Economy Saverあたりになると往復Rp.23juta程度まで掛かります。このあたりでやっとマイル積算率が50%になり、往復で4225マイル加算です。

一方マイルを利用した特典航空券の場合、ネットから申し込むと15%オフの恩恵を受けることが出来ます。本来の必要マイルは50000マイルですが、これが42500マイルとなります。

 

上級会員到達の難しさ

クリスフライヤーの場合、エリートゴールドくらいまでは普通の搭乗を頑張れば到達できます。しかしそれ以上の、SQ独自のプログラムであるPPSクラブなどは一般人では到底及びません。

ビジネスクラスに乗ってばっかりの富豪クラスになってから、初めて検討しましょう。

 

ガルーダマイルズ

メリット

  • 航空運賃が安い
  • 国際線特典航空券が片道から取れる
  • ジャカルタから関西空港へ直行便がある
  • 直行便が深夜便のため、スケジュールが組みやすい
  • インドネシア国内発行のクレジットカードでマイルを貯めることが出来る
  • インドネシア国内線でもマイルを貯めることが出来る
  • デルタアメックスカード所有で、ガルーダマイルズのプラチナ(最上級)ステータス取得

 

デメリット

  • 一般会員は1年に1回マイルの加減がないと全てのマイルが失効する
  • 国際線特典航空券の必要マイル数が多い
  • 有償航空券のマイル積算率が悪い
  • 直行便が週3便しかない(関空発:水土日、ジャカルタ発:火金土)

 

ガルーダの料金と加算マイル

航空運賃は、往復ともにEco Special Promoの料金があればRp.6~7juta(約5~6万円)で購入できます。普通のEco Promoの料金でもRp.8~10juta(約7~9万円)で購入可能です。

一方でEco Special Promoのマイル積算率は0%、Eco Promoも0~25%しかありません。つまり最大25%もらえたとしても、関空往復で1690マイルしか貯まりません。

フライトマイルだけで関空往復1回分を補おうとすると、有償での関空往復が42回必要となります。1年2往復しても20年以上かかってしまいます。

3番目に安いEco Affordableだとマイル積算率が75~100%なので、関空往復で5069~6758マイル貯まります。ただしEco Affordableの料金は片道だけでRp.10juta、往復だとRp.20jutaになるので、あまりおススメしません。

 

ガルーダの運行スケジュール

筆者は関西在住なので、航空便は週3便なのでスケジュールが限られるのが難点です。

しかし直行便の時間帯はCGK→KIX(23:20→08:15)、KIX→CGK(12:00→17:10)なので、時間はかなり都合がいいです。

日本へ帰国する際は仕事終わりに余裕をもって飛行機に乗れ、翌日は朝から活動できます。そしてインドネシアへ戻ってくる際は、朝はゆっくり出発し、夕方に到着するので翌日からの仕事に備えることが出来ます。

もっとも、関西在住者にとってはガルーダ以外の場合は一度以上の乗り継ぎが必要なので、最も最短かつ楽なルートであることは間違いありません。

 

ガルーダにおススメのクレジットカード

またインドネシア国内で発行することが出来るクレジットカードやデビットカードも存在します。

CitiとBNIがクレジットカードを、BNI・BRI・BTN・Mandiriがデビットカードを発行しています。それぞれボーナスマイルやショッピングマイルが付属しています。詳しくは下記の記事まで。

【インドネシア在住者向け】ガルーダ・インドネシア航空のマイルを貯めるクレジットカードは何が良い?

2017年5月1日

 

その他、デルタアメックスを取得することで、スカイチーム・エリートゴールドからガルーダマイルズ・プラチナを取得することも可能です。搭乗時25%のボーナスマイルの他、最上級会員としての各種サービスを受けることが出来ます。

ちなみにガルーダマイルズは、インドネシア国内線のガルーダが就航している全航路でマイルを貯められる唯一のパターンです。とはいえ、主要都市以外の地方への航路はLion AirやBatik Airのほうに分があるので、インドネシアの国内線は必ずガルーダ!というわけではありません。

 

スカイマイル(デルタ)

メリット

  • デルタアメックスカードでスカイチーム・エリートゴールド取得可能
  • ニッポン500マイルで、日本国内線利用時でもマイル加算可能
  • ガルーダ航空搭乗時にマイルが積算可能
  • マイルの有効期限がない

 

デメリット

  • 年会費が高い
  • ブランドがアメックスなので、日常のショッピングなどで利用が限られる
  • ガルーダ搭乗時しかマイルを貯めることが出来ない

 

日本とジャカルタを行ったり来たりする人におすすめです。日本国内ではニッポン500マイルで貯め、ジャカルタに来る際はガルーダでマイルを貯めます。そのほかの国に行く場合も、スカイチーム系列のキャリアを使えば、マイルをためることが出来ます。

スカイマイルの一番の利点は、なんといってもマイルの有効期限がないところです。このメリットを活かすなら、クレジットカードはSPGアメックスよりもデルタアメックスだと思います(有効期限なしのメリットが相殺されるため)。とはいえ、インドネシアはやっぱりアメックスが使えるところが少ないので…。

 

まとめ

関西在住の筆者なので、やはり最終的に搭乗する便はSFC持ちのANA直行便のあるガルーダになります。ただそうなると、ガルーダマイルズで貯めるメリットが全くありません。

当初は国内線で利用するかな?とも思っていましたが、いざジャカルタに住んでみると国内線でガルーダを使うことはほとんどなく、CitylinkやLion Air、エアアジアなどのLCCばっか使っています。となるとガルーダマイルズではマイルが貯まる頻度も限られます。

やっぱりANAマイルが一番!

 

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